養老渓谷を代表する粟又の滝は、房総半島随一の大瀑で、養老川が緩やかに傾斜した岩盤を優雅に流れ落ちる全長100m、幅50mにわたって流れる渓流瀑である。養老渓谷の主役を成している。水量次第では日本の滝100選に匹敵するだけの見事な姿を見せる。訪れる季節を考慮したい。養老渓谷の下流には千代の滝、万代の滝などを見ることが出来る。

大多喜町の国道465号線「老川十字路」から県道178号線に入り4km程度南下する。「養老渓谷」への入口は数ヶ所あり、その周囲には有料駐車場がある。粟又の滝を正面上方から眺める展望台脇の駐車場が無料でお奨め。数分歩くと渓谷入口がある。

『日本滝名鑑4000滝』 (No.995)

『日本の滝①　東日本661滝』 (P.298)

『日本の名景　滝③』

『日本の滝1000　幽遠の滝』

『日本の滝200選』

『ニッポンの滝』

『日本 滝めぐり 名瀑から隠れ滝まで386』

地蔵堂の滝→沢山不動堂七ッ滝(沢山不動滝→棒滝)→増間七滝(前蔵引の滝→坊滝)→黒滝→鹿島滝→横根川滝→横根房川の滝→波切不動の滝→泉川滝→濃溝洞窟の滝→養老渓谷(粟又の滝→千代の滝→万代の滝)