鷲家大明神の滝は、奈良県東吉野村西部を流れる文珠川に祀られる鷲家大明神の前に懸かる滝で、上社の滝と下社の滝の2つの滝を見ることができる。上社の滝は、落差3mの段瀑であり、逆くの字型となって流れ落ちている。対岸に立つ小さな鳥居が目印でその先に神が祀られている。橋の手前から斜面を下れば滝壺にたどり着く。さらのその下流にも広い滝壺が広がる。滝自体の落差は小さいが大小の滝壺がバランスよく個性的で印象的な滝だ。下社の滝はこの滝の300m程度下流にある。

不動滝→荒澤不動滝→鷲家大明神の滝(下社の滝→上社の滝)→釜滝→下内住の滝→木梶川(無名瀑)→波瀬不動滝→口窄谷(斧取滝→泰運寺の滝→藤壺の滝)→関の滝→毛原谷(一の滝→二の滝)→甑谷不動滝→浪切不動滝→荒滝→無名瀑→栢原不動滝→樋山不動滝→仁柿不動滝→不動谷(不動滝)