青森県田子町の弥勒の滝を訪れる
【2011年10月04日(火)】
2011年9月22日。台風通過が通過した翌朝。

床上浸水被害、道路の冠水などを目の当たりにして、
この状態の中、滝めぐりなどしてていいものかと自問自答。

目指す弥勒の滝は国道から外れて5km程度一般道を進んだ先。
台風の被害が出ているようなら、無理をせず、諦めようと言い聞かせて向かいます。

一般道に入り、半分程度進んだ地点で一本の倒木が道を3/4ほど塞いでいました。
除去作業をしている男性に先に進んでも問題ないか尋ねると問題ないとの回答。
1/4の隙間を通ってさらに進みます。

そして駐車場に到着。
駐車場周辺は非常に整備されていて、台風の影響もなかった様子。
広場を流れる川の水も見事に透き通っています。


滝への遊歩道に足を踏み入れます。目指す滝は300m先です。


遊歩道は危険な箇所もなく(橋は少々スベりましたが)、気持ちよく散歩できます。


撮影しながらでも5分程度で、山の陰に「弥勒の滝」が現れます。
台風による雨の影響ですごい水量です。想定外の水量です。
滝壺の水際に近づくと自分とカメラに容赦なく水しぶきが降りかかってきます。


この滝は別名「スヌーピーの滝」と呼ばれていますが、水量がありすぎて、
その姿は、シーツを被ったスヌーピーが前を横切っているように見えます。

滝の前には、ブタが両側で支える御影石で出来たベンチ。
このデザインの意図はよく分かりませんが、ありがちな写真を1枚。


ベンチの裏には休憩所。
さらにその裏には、別の沢からの水が勢いよく流れ込んできています。


自然が相手だけになかなか都合よい姿は見せてくれませんが、
次回、訪れる事が出来るのであれば、もう少し水量の少ないときに…。