菩提滝/男滝2.77
菩提滝は、京都市右京区北部を流れる清滝川支流の菩提川に懸かる落差15mの直瀑である。滝の手前50m程度の場所から沢に下りる遊歩道がある。2分も歩けばたどり着く。滝の手前に人工的な瓦礫の山があるがかつて滝に続く石段であったと思われる。そこを過ぎれば岩の陰に滝が懸かる。滝壺前は浅い沢になっているため渡渉して対岸に渡るとよい。その場から見ると滝口の向こう側にガードレールが見えるのが残念なところだ。
空也滝2.77
空也滝は、京都市右京区西部に聳える愛宕山(924m)東麓を流れる堂承川の枝沢である大杉谷に懸かる落差14mの直瀑で月輪寺の奥に懸かる。愛宕山に通じる登山道には登山者が多い。月輪寺脇の案内板に従って5分ほど沢を遡っていくと建物が見える。建物の間をすり抜けていくと鳥居が立ち、その先に滝が懸かる。滝名は、平安時代初期に空也上人がこの滝で修行したという言い伝えによる。