飛雪の滝は、和歌山県と三重県の県境を流れる熊野川の三重県紀宝町側の竹の谷に掛かる滝。かつては竹の谷の滝と呼ばれていたが、紀州藩主・徳川頼宣が「滝つせのひとすじかかる岩の辺の風ふけばしぶきさながら 雪の舞」と詠んだことから、「飛雪の滝」と呼ばれるようになった。滝の目の前は「飛雪の滝キャンプ場」として整備されている。
下ノ谷滝2.17
下ノ谷滝は、三重県紀宝町西部を流れる熊野川支流の下ノ谷が里に現れる場所に懸かる落差5m程度の斜瀑であり、和田滝とも呼ばれる。付近には案内はなく、整備もされていない。この地域は日本で最も雨量の多い地域。このような滝が熊野川沿いには多くある。
桂滝2.33
新宮市街地から熊野川を渡り三重県に入り、熊野川沿いの県道740号を遡る。名勝「飛雪の滝」からさらに細い県道740号を10km程進むと藪の中の滝の存在に気がついた。車を端に寄せ藪の中に入る。滝までの距離は殆どない。ただし足場は悪いので注意。
高田川/高滝2.77
高滝は、和歌山県新宮市東部を流れる熊野川支流の高田川左岸の断崖に懸かる直瀑である。高田川に沿って日本の滝100選・桑ノ木の滝を目指す途中で前方に滝が現れる。滝に近寄ってみたが近づくと滝を見ることが出来ない。やむなく少し離れた道路から望遠レンズで滝を撮影する。別名赤子の滝とも呼ばれる。
桑ノ木の滝は、和歌山県と三重県との県境を流れる熊野川支流の高田川の枝谷に懸かる落差21mの直瀑であり、日本の滝100選の一つにも選ばれている名瀑である。高田川沿いの県道230号脇に車を止め、高田川に懸かる細い橋を渡ると不動尊が祀られている。その脇を過ぎるとすぐ先が桑ノ木谷。吊り橋を渡り、渓流に沿って遊歩道を上流に向かって歩くこと15分程度。岩陰に滝の音が聞こえ始める。岩を回り込むと音は轟音に変わり、目の前に見事な滝が現れ、その存在感に圧倒される。2007年に訪れた際には流れに鉄製の橋が渡されていおり簡易的な観瀑台のようになっていたが、2012年訪問時にはなくなっていた。恐らく前年に襲った台風による大雨により流されてしまったものと推測される。
那智四十八滝は、和歌山県那智勝浦町の熊野那智大社の境内を流れる48の滝である。熊野那智大社の別宮「飛龍神社」の御神体である一乃滝(※いわゆる那智大滝)の上流に懸かる滝は聖域の為、足を踏み入れることは出来ない。
那智四十八滝は、和歌山県那智勝浦町の熊野那智大社の境内を流れる48の滝である。その中の一乃滝は、熊野那智大社の別宮「飛龍神社」の御神体である。那智の滝という名が一般的であるが、国指定の名勝としては「那智大滝」と呼ばれている。日本の滝100選の1つ、また、袋田の滝(茨城県大子町)、華厳の滝(栃木県日光市)と並ぶ日本三名滝の一つである。落差133mは日本最大の直瀑である。日本を代表する名瀑だけに国内外を問わず観光客が非常に多い。
那智四十八滝は、和歌山県那智勝浦町の熊野那智大社の境内を流れる48の滝である。その中の一乃滝は、熊野那智大社の別宮「飛龍神社」の御神体である。那智の滝という名が一般的であるが、国指定の名勝としては「那智大滝」と呼ばれている。日本の滝100選の1つ、また、袋田の滝(茨城県大子町)、華厳の滝(栃木県日光市)と並ぶ日本三名滝の一つである。落差133mは日本最大の直瀑である。日本を代表する名瀑だけに国内外を問わず観光客が非常に多い。
八草の滝は、和歌山県白浜町の日置川支流の品瀬川谷に懸かる落差22mの直瀑であり、日本の滝100選の一つにも数えられている。一般的には日置川を挟んだ県道37号線の観瀑台から見ることになるが、滝の直下に行くことの出来るルートもあるらしいが定かではない。「八草の滝」の懸かる品瀬川谷の一つ上流に「八草谷」があり、その谷の上流にも滝があり、何らかの理由で誤って命名されたのではないかという話もある。