赤水滝3.27
赤水滝は、静岡県静岡市葵区北部。山梨県との県境に聳える八紘峰(1918m)に源を発する安倍川の本流に懸かる落差60mを二段になって落ちる段瀑である。水量が豊富で豪快、迫力のある滝である。
三段の滝2.77
静岡市内から梅ヶ島街道を北上。梅ヶ島温泉を抜けて細道を数分登る。徐々に悪路となり、これ以上は普通車では無理か思い、道脇のスペースに車を駐車した。すると「三段の滝」は目の前にあった。少々傷んだ観瀑台を乗り越えた先の岩でひとときの撮影タイムを楽しんだ。
日本の滝100選・安倍の大滝は、静岡市葵区北部に聳える八紘嶺(1918m)に源を発する安倍川支流のサカサ川に懸かる落差80mの直瀑である。梅ヶ島温泉の手前500m程度の旅館の方に駐車をお願いすると快く了承いただいた。頑丈そうな吊り橋を渡り対岸に渡り、さらに一歩足を出すのも不安な不安定な吊り橋を渡る。暫く足下がふわふわした状態で山道を進んでいく。およそ30分ほど進むと滝に到着する。滝壺前の観瀑台はまるで暴風雨。今夏の猛暑を忘れるのに充分。しかし服もカメラもずぶ濡れに。
鯉ヶ滝2.50
「恋仇(恋敵)」と掛けた名前が面白い。梅ヶ島温泉から安倍峠に向かって進む。右手に「安倍の大滝」らしき姿が僅かに見えた。間もなく左手に開けた滝が姿を現す。「鯉ヶ滝」である。ここを流れ落ちた水は安倍の大滝に続くと思われる。
大城川の滝2.50
大城川の滝は、山梨県身延町南西部を流れる大城川最上流部に見られる段瀑である。静岡県の日本の滝100選・安倍の大滝から安倍峠を越えて山梨県に入る。安倍峠は富士山を眺めるに最高の場所の一つであり、この日は雲が多かったが八合目より上だけは雲の上に見えていた。峠を越えてからは大城川に沿って山を下る。その途中に幾つかの小滝を見ることが出来る。
大柳川渓谷/不動滝2.77
鰍沢(かじかざわ)町を流れる富士川に合流する大柳川を遡るとその上流には「銚子口二段滝」を始めとして大小10程度の滝が存在する大柳川渓谷となる。向かう道を半分ほど行った右手に「不動滝」の標識が見える。滝は駐車場からすぐで、お手軽に訪れることが出来る。
石空川渓谷(4)/初見の滝2.93
精進ヶ滝に向かう登山道で二つ目に見ることができる二の滝。この滝の左手には鉄梯子が設置されていて、梯子をつたって一気に滝の上に出る。
石空川渓谷(5)/魚止めの滝2.67
精進ヶ滝に向かう登山道で初めて出会う滝。一の滝とも言われる。この付近は海岸のような白い砂が河岸に広がっていることで水が非常に澄んでいて水浴びに最適。滝の脇には天井岩という大きな岩が鎮座している。
石空川渓谷(3)/見返りの滝2.67
精進ヶ滝に向かう登山道で3つ目に見ることができる見返りの滝。三の滝とも呼ばれる。滝の脇には吊り橋が架かっている。精進ヶ滝を見た帰りに撮影。行きは素通りしていったが、帰りは思わず見返ってしまう。滝の勢いともに吹き込む風がさわやか。
石空川渓谷(2)/九段の滝3.00
観瀑台から精進ヶ滝の手前に鎮座する段瀑。これだけでも美しいが精進ヶ滝とあわせて眺めるとより美しく見える。
精進ヶ滝は、山梨県北杜市南西部に聳える鳳凰山(地蔵岳2764m)北麓に源を発する石空川渓谷に懸かる落差121mの段瀑であり、日本の滝100選の一つである。駐車場脇の吊り橋を渡り登山道に入る。途中3つの小滝を横目に約30分で高台に到着。遠望であるが精進ヶ滝が現れた。(上:精進ヶ滝、下:九段の滝)