轟九十九滝は、徳島県海陽町北部に源を発する王余魚谷川に懸かる滝群の総称である。轟九十九滝の主瀑である轟の滝は、最下流に位置する落差58mの直瀑である。轟神社の参道を通った後、緩やかな遊歩道を歩き出して10分程度で両岸を大きな岩で挟まれた神々しいが姿を現す。この滝の上流には遊歩道を通じて最上流の鍋割滝まで、主に7つの滝を見ることが出来る。
轟九十九滝(8)/二重滝2.93
轟九十九滝は、徳島県海陽町北部に源を発する王余魚谷川に懸かる滝群の総称である。二重滝は落差15mの分岐瀑である。急な階段を一気に上がり、5~6分程度遊歩道を進むと現れる。
轟九十九滝(6)/横見滝2.93
轟九十九滝は、徳島県海陽町北部に源を発する王余魚谷川に懸かる滝群の総称である。横見滝は落差10mの直瀑である。何とか滝壺に下りることは出来ないかと辺りを物色したものの結局、「横見」に終わった。
轟九十九滝(5)/船形滝2.93
轟九十九滝は、徳島県海陽町北部に源を発する王余魚谷川に懸かる滝群の総称である。船形滝は落差8mの段瀑である。滝直下の滝壺(渕)の深い緑色が非常に印象的。思わず飛び込みたくなる程だ。
轟九十九滝(3)/鳥返滝2.93
轟九十九滝は、徳島県海陽町北部に源を発する王余魚谷川に懸かる滝群の総称である。鳥返滝は落差15mの直瀑である。滝前の大きな岩を渡って滝壺の前に広がる砂州に下り立って見上げる。
轟九十九滝(4)/丸渕滝3.10
轟九十九滝は、徳島県海陽町北部に源を発する王余魚谷川に懸かる滝群の総称である。丸渕滝は落差15mの分岐瀑である。下流の船形滝から僅か数分。轟九十九滝の滝の中では滝としては最もありふれた直瀑の滝。
轟九十九滝(1)/鍋割滝2.93
轟九十九滝は、徳島県海陽町北部に源を発する王余魚谷川に懸かる滝群の総称である。鍋割滝は、最上流に懸かる落差15mの直瀑である。下流の鳥返し滝から15分程度歩く。滝の上の遊歩道には鳥居とお堂が祀られていた。足場の悪い斜面を慎重に下りれば滝壺の近くまで向かうことができる。
千本滝3.10
千本滝は、徳島県那賀町を流れる坂州木頭川(那賀川支流)支流の大美谷川に懸かる落差25mの直瀑である。案内板の横に車を止めるがそこから滝に向かう遊歩道は完全に崩落。しかし急斜面に僅かに見える遊歩道の跡らしき道を慎重に足を進めて何とか滝壺に辿り着いた。
新居田の滝2.33
新居田の滝は、徳島県那賀町を流れる那賀川上流の新居田川に懸かる落差15mの直瀑である。
中谷の滝2.67
付近は積雪のためか道路工事のためか、この滝に向かう道路は封鎖されていた。この時偶然にも封鎖が解かれていたため、滝に向かうが途中で路面の凍る場所が何カ所か。何とか滝に到着すると、滝はまさかの氷瀑。
雨上の滝2.50
雨上の滝は、徳島県那賀町を流れる那賀川支流の藤ヶ内谷川に懸かる落差20mの直瀑である。隣の沢に雨乞の滝への道中で思いがけず道路脇に見つけた滝。そこそこの規模はあるのに自分の地図には載ってはいないしネットでもあまり情報がない。雨上の滝という名前も探し出すのには時間が掛かった。道路脇に車を止めて滝を拝むことは出来るが周囲の荒廃はひどい。
大轟の滝3.63
大轟の滝は、徳島県那賀町をを流れる那賀川上流部の坂州木頭川に沢谷川が合流する地点で大きく川床が落ち込んだ場所に懸かる落差20mの段瀑である。「とくしま88景」にも選ばれている。国道193号線のガードレール越しに見下ろすことができる。滝壺まで行けるのかどうかは不明。
大釜の滝は、徳島県那賀町を流れる那賀川支流の坂州木頭川に沢谷川が合流する場所に懸かる落差20mの直瀑である。滝壺は深さ15mあるという。2008年2月23日夕方。徳島県内は暴風雪に見舞われていた。「大釜の滝」に向かう国道193号は峠の積雪のため滝の手前で全面通行止め。その案内の脇をすり抜けて、その先の滝に向かう。滝の周囲に駐車場はない。それでも通行止めのお陰で狭い道でもゆっくりと車を止めることが出来た。「大釜の滝」は広い滝壺を持つ。滝壺近くに下りる階段は所々凍結していた。残念ながら滝壺までは下りることは出来なかった。