最明寺滝2.33
最明寺滝は、兵庫県宝塚市東部を流れる最明寺川に懸かる落差10mの直瀑である。鎌倉幕府の執権・北条時頼に由来すると言われている。信仰の滝であり滝壺の周囲には線香の香りが絶えない。
石澄滝2.50
石澄滝は、大阪府池田市東部の箕面市との市境を流れる石澄川に懸かる落差22mの段瀑である。遊歩道入り口付近にある「大島紬美術館」下の脇のスペースを拝借して滝を目指した。川に架かる壊れかけた橋を慎重に渡り、おおよそ5分も歩くと下流の落差4m程度の小滝に出会う。その小滝から渓流沿いの道を数分歩くと、朽ちかけた建屋。その前に「石澄滝600m」との文字。さらに山道を進むと立ち塞がる大きな岩壁。その中央に細く流れ落ちる滝が懸かる。
山吹渓谷/乙女の滝2.67
山吹渓谷は、大阪府島本町北西部を流れる水無瀬川上流部の渓谷である。乙女の滝は水無瀬川右岸に懸かる落差50mの分岐瀑である。車止めから遊歩道を歩き、滝の手前50m程度の場所から渓谷を下る。そこには
戦争時の名残。錆び付いて廃墟となった水車施設がある。その後、一度は岩場に下り立ち岩伝いに滝を目指したものの、深い淵に立ちふさがれ、やむなく、水車施設まで引き返すと、何とか斜面伝いでに滝に辿り着くことができた。