滝めぐり
 (2009.05.04)

無名瀑
なめがわおんせん
むめいばく
山形県米沢市大沢
斜瀑5m
前川
松川
阿武隈川
東北36A3
37.78244/140.22714地図
当初人工の滝なのか自然のものなのか分からず念の為撮った写真。滝名を示す案内板などはなく、後に名鑑でこの滝の名称を知る。この奥にある滑川大滝とは水系は異なる。
滑川大滝
なめがわおんせん
なめがわおおたき
山形県米沢市大沢
分岐瀑80m
大滝川
前川
松川
阿武隈川
東北36A3
37.77869/140.22086地図
滑川大滝は、山形県米沢市南部に聳える吾妻山(2035m)に源を発する大滝川(阿武隈川源流)に懸かる落差80mの分岐瀑である。滝に通じる登山道は福島屋旅館脇の吊り橋から始まる。150m程上った尾根上に観瀑台があり、この場所から眺めるのが一般的のようだ。観瀑台から急斜面に続く登山道を藪をかいくぐりながら80m程度下りると谷底に到着。さらに深さ30cm程の渓流を渡渉する。その後は滝までは岩場が続き道なき道を進む。滝直下からの眺めは絶景だ。上流には布引の滝を見ることができ、さらに登山道を渓谷最深部まで進むと「潜滝」を見ることができる。
布引の滝
なめがわおんせん
ぬのびきのたき
山形県米沢市大沢
分岐瀑50m
大滝川
前川
松川
阿武隈川
東北36A3
37.77684/140.21721地図
福島屋旅館脇の吊り橋を渡って登山道に入る。150m程上った尾根上に観瀑台があり通常はそこから眺める。
大滝2.33
大滝
おおたき
福島県福島市飯坂町中野
分岐瀑15m
小川
摺上川
阿武隈川
東北38E6
37.84029/140.33956地図
滝の前には積み上げられた採石の山があり国道から見ると何とも無惨な姿。滝の中腹には小さな鳥居が立てられているのが特徴。水量は少ない。
女滝
たつさわふどうたき
めだき
福島県耶麻郡猪苗代町蚕養
分岐瀑12m
達沢川
酸川
長瀬川
猪苗代湖
日橋川
阿賀川
阿賀野川
東北29H4
37.59310/140.22990地図
名勝「達沢不動滝」のすぐ脇(右岸)に流れ落ちている滝で、幅広く真っ直ぐに落ちる「達沢不動滝」とはまったく趣が異なる滝である。この時は水量が少なく地味な存在であったが、木々が青々とした季節で水量が多くなる頃には見事な分岐瀑になるらしい。
男滝
たつさわふどうたき
おだき
福島県耶麻郡猪苗代町蚕養
直瀑10m
達沢川
酸川
長瀬川
猪苗代湖
日橋川
阿賀川
阿賀野川
東北29H4
37.59329/140.23072地図
達沢不動滝は、福島県猪苗代町東部を流れる達沢川に懸かる二つの滝の総称であり、男滝女滝とを見ることができる。駐車場から渓流伝いに殆ど平坦な遊歩道を5分ほど遡ると滝にたどり着く。正面に見えるのがこの滝を代表する落差10mの直瀑である男滝で、幅広く幾筋もの流れとなって水を落とすのが最大の特徴だ。この右岸に見える落差12mの分岐瀑が女滝である。達沢不動滝といえば、通常、男滝を指す。
銚子ヶ滝 100選4.07
銚子ヶ滝
ちょうしがたき
福島県郡山市熱海町石筵
直瀑48m
石筵川
五百川
阿武隈川
東北30C2
37.58409/140.26454地図
銚子ヶ滝は福島県郡山市北部に源を発する石筵川上流部に懸かる落差48mの直瀑であり、日本の滝100選にも選ばれている。案内板から滝までの約1.4kmの道のりは殆どが緩やかな上り。但し滝直前で100m程度階段を下りた先が銚子ヶ滝。水量豊富で滝壺での撮影は水飛沫との戦い。撮影後の上りの階段には閉口した。
乙字ケ滝 100選3.53
乙字ケ滝
おつじがたき
福島県須賀川市前田川
本流瀑6m
阿武隈川
東北21D1
37.24783/140.39153地図
乙字ヶ滝は、福島県須賀川市を流れる阿武隈川本流に懸かる幅100m以上の流れが6m一気に流れ落ちる滝で、日本の滝100選にも選ばれている。落ち口の形が「乙」の字になっているのが名前の由来で他にもいくつか別称がある。滝見不動を越えた場所の土手から河原に下りることが出来る。小岩を伝えば滝に接近することが出来る。落差は小さいが水量があって迫力はなかなか。