柿其渓谷は、長野県南木曽町北西部に聳える奥三界山(1811m)に源を発する柿其川が創る渓谷である。

---

牛ヶ滝は、柿其渓谷の中でも最下流に懸かる落差18mの直瀑である。切り立った岩盤を切り裂くように力強く落ちる滝は迫力があり、しかもその先の滝壺のエメラルドグリーンが秀逸だ。駐車場先の吊り橋で始まる遊歩道からは緩やかなアップダウンを繰り返しながら進み、水の美しい｢黒渕｣を越えた後、一気に30m程度登り詰めると観瀑台に辿り着く。

国道19号線に立つ柿其渓谷を示す案内板に従って渓谷に向かうこと約15km付近に駐車場がある。駐車場から吊り橋を渡って15分程度遊歩道を歩いた先に観瀑台がある。

『日本滝名鑑4000滝』 (No.1412)

『日本の滝①　東日本661滝』 (P.370-3)

『日本の名景　滝③』

『日本の滝1000　幽遠の滝』

『信州の滝紀行　名瀑100選』

『滝めぐり　信州＋県境の名瀑120選』

『東海の100滝紀行【II】』

男滝女滝(男滝→女滝)→柿其渓谷(牛ヶ滝)→小野の滝→唐沢の滝→尾の島の滝→ダナの滝→天狗の滝→三本滝(無名沢の滝→本沢の滝→黒沢の滝)→乗鞍高原(白滝→善五郎の滝→番所大滝)