白滝2.33
白滝は、埼玉県秩父市北部を流れる荒川の枝沢である猪鼻沢に懸かる落差10mの分岐瀑であり、国道140号線のすぐ北側に懸かる。駐車場の目の前が滝だが、残念ながら滝前には堰堤が築かれている。滝を見るには堰堤を上って上から眺めることになる。
逢瀬の滝2.23
逢瀬の滝は、群馬県神流町南西部を流れる神流川支流の間物沢川に懸かる落差3mの直瀑である。国道299号線沿いに小さく案内板が立つ。滝に続く道は見当たらないため、滝を間近に見ることは出来なさそうだ。やむなくガードレール越しに木々の隙間から滝を見る。神流町は恐竜王国として売り出している。滝の上流1km程の場所には恐竜の足跡が残る。
蛇木の滝2.93
蛇木の滝は、群馬県上野村東部を流れる神流川本流に懸かる落差15mの分岐瀑である。国道299号線沿いに標識が立っており、その場所で国道を折れ下り坂を進み100mの場所は広場のようになり、駐車も可能だ。この広場の上流側を見ると堰堤が建造されており、その左側(右岸)の一部が滝として残されている様子だ。その反対側に横たわる巨岩も見ものである。滝の下流は天然のプールとなっている。
竜神の滝3.37
竜神の滝は、群馬県上野村を流れる神流川支流の野栗沢に懸かる落差20mの段瀑である。下流の蛇木の滝付近から国道299号線を離れ、野栗沢温泉に通じる道を南下し1.3km程度の場所に架かる「野栗橋」に立つ案内標識に従って野栗沢右岸の道を400m程度進むと滝が見える。
白水の滝4.07
白水の滝は、群馬県神流町南部を流れる神流川の枝沢に懸かる伏流瀑である。周囲は切り立った奇怪にも岩山。「牢口(ろうくち)」と呼ばれる名勝地でその山頂は石灰石を採掘現場らしいが詳しいことは分からない。駐車場から歩いて直ぐの斜面に苔むした岩肌を流れる「白水の滝」がある。訪れた時は東から日が差し込んでしまったが、早朝、朝霧に囲まれでもすればより美しい姿に見えただろう。
入沢の滝2.77
入沢の滝は、群馬県神流町東部を流れる神流川の支流である入沢川に懸かる落差40mの直瀑である。せり出した岩盤から流れ落ちる裏見の滝で、滝の裏側を通った先に御堂がある。訪れた時間が悪く太陽の光が強く差し込み、周囲とのコントラストがきつすぎて、正面からの撮影は難しく撮影は残念な結果に。一昨年のお盆に訪れた時には滝の直ぐそばまで辿り着いたものの、車のまわりをおびただしい数のアブに取り囲まれてしまい外に出ることが出来ず、悔しい思いをしてこの場所を後にしていた。