室田不動尊の滝2.17
室田不動尊の滝は、群馬県高崎市西部の榛名山南麓を流れる烏川と国道406号線の間にある大福寺(室田之瀧不動尊)の境内に懸かる落差7mの直瀑である。お堂の奥に切り立つ岩盤中腹の樋から細く一条の水となって落ちており、修行の場となっている様子。境内には人懐っこい犬が放し飼いされていて撮影を見守ってくれていた。
浅間大滝3.63
浅間大滝は、群馬県長野原町南部の北軽井沢地区を流れる熊川に懸かる落差12mの幅広の直瀑である。瀧前まで遊歩道が続き、滝も下流の沢も水量多くて迫力十分だ。滝のミストが沢に充満していて涼感たっぷりで真夏日のこの日、この場から離れたくないような気持ちになった。観光客も途切れず滝前で記念撮影をすることが多いため撮影の邪魔にならないようにしたい。この滝の下流300m程度の場所には、魚止の滝が懸かるがこちらも素晴らしい滝なので併せて訪れたい場所だ。
魚止の滝3.63
魚止の滝は、群馬県長野原町南部を流れる熊川に懸かる落差10m程度の渓流瀑である。日本百名山の浅間山(2568m)の北東麓に広がる「北軽井沢」と呼ばれる地域にあり、すぐ上流には浅間大滝が懸かる。駐車場から直ぐの場所から滝を俯瞰することもできるが、遊歩道と階段を下り数分で滝の最下部に立つことができる。そこには平らな岩盤が広がる。仰ぎ見るその姿は見事だ。涼感もこの上ない。
白糸の滝4.07
白糸の滝は、長野県軽井沢町北部に源を発する湯川に懸かる落差3m、幅70mの伏流瀑である。軽井沢随一の観光地だけあって観光客がひっきりなしに訪れ、賑わっている。のんびり撮影を楽しむには早朝が良さそうだ。この地に訪れたのは幼少時以来、数十年ぶりでそのときには浅い滝壺の中で水遊びをしていた記憶があるが、現在ではそれはできなさそうな雰囲気だ。
竜返しの滝3.10
竜返しの滝は、長野県軽井沢町北部を流れる湯川に懸かる落差9mの直瀑である。白糸ハイランドウェイの「竜返しの滝」バス停から林道を1.5km(20分)程度を歩くと湯川の沢にたどり着く。その場所から200m上流に向かって遡るとこの滝がある。渓流沿いの観瀑台から50m先の滝を眺める。水量が少なければもう少し近づくことが可能となりそうだ。この日は湯川に靄が立ち込め滝はクリアに見ることはできなかった。