猿尾滝は、兵庫県香美町南東部を流れる作山川支流に懸かる落差60m(上段39m+下段21m)の段瀑であり、日本の滝100選の一つに選ばれている。滑らかな岩肌を滑り落ちていく様子は非常に優雅だ。滑り台の様な姿に興味をそそられるが無論滑ることは…。整備されているので見るのは非常に楽である。
小田南滝3.47
小田南滝は、鳥取県岩美町を流れる小田川の枝沢である南谷に懸かる落差35mの直瀑である。滝の周囲は広場になりその中央に東屋が建つ。その脇から小さな橋を渡ってすぐで滝壺。滝は非常にシンプルで美しい。ただあまり観光客も訪れないのか周囲の広場は若干荒れて、寂れた感がある。
雨滝渓谷/布引の滝2.50
布引の滝は、鳥取市東部に聳える扇ノ山北西麓に源を発する雨滝渓谷に懸かる落差20mの伏流瀑である。この渓谷には日本の滝100選の一つである雨滝を擁する渓谷で、この滝の下流で雨滝川右岸に静かに流れ落ちている。この滝の前は広場となっており、駐車場からも遊歩道ですぐの場所にある。
雨滝渓谷/佛谷の滝2.50
雨滝渓谷は、鳥取市南東部に聳える扇ノ山(1310m)に源を発する雨滝川がつくる渓谷である。佛谷の滝は、雨滝渓谷の枝沢の佛谷に懸かる無数の段を流れる落差20mの段瀑である。この日は昨日から雨が降り続いていた為、水が増水して濁っている。小さく階段の様に水が流れ落ちている姿が印象的。
雨滝渓谷は、鳥取市南東部に聳える扇ノ山(1310m)に源を発する雨滝川がつくる渓谷である。雨滝は渓谷を代表する落差40mの直瀑である。日本の滝100選に選ばれている。駐車場から階段を下りて渓谷に立つ。さらに上流に伸びる遊歩道を100m程度歩くと雨滝が現れる。滝壺の前は大きな岩石が折り重なり少々危険。その上には不動明王が祀られている。渓谷を渡る橋を通った先には筥滝や夫婦滝などに続く遊歩道がある。
青谷三瀑(3)/不動滝2.77
不動滝は、鳥取市西部を流れる不動川沿いにある不動堂の奥に懸かる落差12mの直瀑である。不動川上流にある妙円滝、湯原滝と合わせて、青谷三瀑と呼ばれる。県道51号線から不動川沿いの一般道を500m程度進むと右手に不動堂がある。その脇をすり抜けると滝の前に出る。滝の左手には大岩。その上に不動明王像が立つ。水量は多くなく、滝行には案外最適かも知れない。
青谷三瀑(2)/湯原滝2.93
湯原滝は、鳥取市西部を流れる不動川に懸かる落差14mの直瀑である。隣の沢の妙円滝、下流の不動滝と合わせて、青谷三瀑と呼ばれる。県道51号線から800mの場所の「妙円湯原滝入口」の標識に従い動から続く階段をおりて谷に下ると公園の趣。その先で「妙円滝」との分岐があり直進して50m程度で「湯原滝」に着く。緑に覆われて垂直に切り立つ断崖の隙間から吹き出す。滝壺は浅く広がっている。
青谷三瀑(1)/妙円滝3.37
妙円滝は、鳥取市西部を流れる不動川に懸かる落差12mの分岐瀑である。隣の沢の湯原滝、下流の不動滝と合わせて、青谷三瀑と呼ばれる。県道51号線から800mの場所の「妙円湯原滝入口」の標識に従い道路から階段をおりて谷に下ると公園の趣。その先で「湯原滝」との分岐があり右折して300m程度。黒い断崖に白く弾けながら流れ落ちていく姿は優美のひと言。
馬場の滝(3)/三の滝3.53
馬場の滝は、鳥取県三朝町中央部を流れる加茂川支流の福吉川に懸かる3つの滝の総称である。上流から一の滝(直瀑8m)、二の滝(直瀑8m)、三の滝(直瀑13m)がある。県道205号線沿いに立つ案内板から遊歩道に入る。竹林、杉林を越えて5、6分程度で滝前に出る。この滝の特徴は滝壺が金色に輝いていること。滝壺は浅いため対岸に渡ることも出来る。この滝の上流の滝に続く道はこの時は分からなかった。
福山不動滝3.37
福山不動滝は、鳥取県三朝町西部を流れる福本川に懸かる落差40mの段瀑である。県道306号線脇の駐車場下の先に整備された展望台があるが眺めは良くなく、滝口が僅かに見える程度。駐車場先に渓谷入口があり、そこから数カ所の鎖場を経て滝に近づく。急斜面の箇所もあるので注意は必要だ。滝の落差を考慮すると50m程度は下りている。最後に遊歩道を塞ぐ大木の下を潜って滝の前に立った。
大滝山不動滝2.33
大滝山不動滝は、鳥取県倉吉市南部の関金温泉の近くを流れる滝川の枝沢に懸かる落差40mの段瀑である。県道306号線の北側を通る滝川沿いの林道を進むと大滝山観音堂がある。かつては憩いの場として開発を進めたと思われる展望台もあるが今は立入禁止となり残念な場所だ。広場に車を止め50m程度林道を遡ると左手に滝が掛かる。触れるほど近づける40mの滝を仰ぎ見ることができる。
不動滝2.93
不動滝は、鳥取県湯梨浜町東部を流れる舎人川の支流に懸かる落差32mの段瀑である。隣の沢に懸かる今滝と合わせて訪れたい滝だ。車でたどり着いた場所はキャンプ場の駐車場。駐車場からは目と鼻の先に滝が流れ落ちている。滝の対岸の祠から滝を眺めることが出来る。
今滝3.37
今滝は、鳥取県湯梨浜町東部を流れる舎人川の支流にかかる落差42mの直瀑である。南隣の沢に懸かる不動滝と合わせて訪れたい滝だ。駐車場から遊歩道を数分歩くとそそり立つ岩盤からの流身が非常に美しい滝が現れる。滝の直下には幾つかの岩石が落ちているので注意。滝の反対側の斜面には階段が設けられ、その先のお堂の前からも眺められる。