那智の滝2.07
那智の滝は、宮崎県延岡市北東部にある如意輪寺の境内に懸かる落差25mの直瀑である。駐車場から2分程度歩いた場所のお堂の奥に滝がある。訪問したこの日は記録的な水不足となった5月のゴールデンウィークの一日であったため、見上げる断崖から水はほとんど落ちておらず、残念は訪問となった。
行縢の滝は、宮崎県延岡市行縢町に聳える行縢山(830m)の東に懸かる落差77mの直瀑であり、日本の滝100選にも選ばれている。奇岩の多い行縢山の特徴ある風景の中、垂直に切り立った77mの岩盤を一気に落ちる迫力のある滝のはずだったが、訪問したこの日は記録的な水不足となったゴールデンウィークの一日であったため、断崖を僅かに湿らす程度の水しか流れていない残念な姿だった。そもそも集水範囲が非常に狭いと思われる。「行縢」とは、武将が乗馬する際に腰当てにした毛皮のことで、その毛皮に似ていたことが名前の由来になったという。
御手洗渓谷/二股二段滝3.10
滝の正面の道路から撮影も滝までの距離があるために望遠で狙う。せっかくの段瀑が平面的な写真になってしまうのが残念。滝壺に近づく手段はどうやら無さそう。林道を進むと滝の真横に至る。
八戸観音滝2.50
駐車場から2分程度。目の前に迫る巨大な断崖から一直線に落差41mの直瀑が落ちている。流身は細いが、滝壺の広さを考えると水量が少ないせいだったかも知れない。
高千穂峡は、宮崎県高千穂町を流れる五ヶ瀬川が創る峡谷で太古の昔に阿蘇山が噴火した際の溶岩が柱状節理となってみることができ、国指定の天然記念物にもなっている。真名井の滝は峡谷の左岸に懸かる落差17mの直瀑である。水量が少なくても雰囲気のある滝の下流に架けられた御橋はバスの通行や観光客が多くて撮影はしにくい。遊歩道を歩いて滝の上流に向かえば、かろうじて三脚の立てられる程度の撮影スポットがある。ボートに乗って撮影という選択肢もある。
高千穂峡/玉垂の滝2.50
高千穂峡は、宮崎県高千穂町を流れる五ヶ瀬川が創る峡谷で太古の昔に阿蘇山が噴火した際の溶岩が柱状節理となってみることができ、国指定の天然記念物にもなっている。玉垂の滝は峡谷の左岸に懸かる落差10mの伏流瀑である。有名な真名井の滝に隠れて、この伏流瀑を訪ねる人は少ない様子。付近はバスや自家用車がひっきりなしに通過するために注意が必要。
三ヶ所川渓谷/うげの滝3.27
うげの滝は、宮崎県五ヶ瀬町南部に源を発する三ヶ所川渓谷の本流に懸かる落差15mの直瀑である。この日の滝は細い姿だが、水量次第で滝口を川幅一杯に広げて流れ落ちる迫力のある姿が見られる。オーバーハングした岩盤が印象的だ。下流から遡って滝を見上げることも出来るはずだが、降り口に気付かなかったため、道路脇から撮影した。
しいや滝2.23
しいや滝は、宮崎県五ヶ瀬町西部を流れる三ヵ所川に懸かる名勝・鵜の子滝に通じる遊歩道の途中で三ヵ所川を挟んだ対岸に見ることができる落差20mの直瀑である。
鵜の子滝3.80
鵜の子滝は、宮崎県と熊本県の県境付近、宮崎県西宇五ヶ瀬町北部を流れる三ヶ所川に懸かる落差40mの直瀑である。広めの駐車場に「滝まで250m」という案内板が立つ。意外に遊歩道はきつく、軽い気持ちで滝に向かうと後悔する。滝は大きくオーバーハングした岩盤の上から勢いよく放たれる。滝の背後の岩盤も見事だが、この滝の一番の特徴は唯々広大な滝壺。規模は5000平方mで国内最大を誇る。広さを例えると野球のグラウンドには及ばないにしてもソフトボール場の国際規格程度はありそうだ。滝壺がとにかく広くて印象的だ。
五ヶ瀬渓谷/親白滝2.50
五ヶ瀬渓谷の親白滝は、宮崎県五ヶ瀬町南部を流れる五ヶ瀬川支流の荒谷川に懸かる落差60mの分岐瀑である。細い一般道を進むと突然目の前に大きな滝が姿を現す。ただし周囲は整備はされておらず、滝に近づくための遊歩道もないため、道路から滝を撮影することに。水量が少なくて見栄えがしない上に、木々に覆われていて撮影には不向き。