高橋川の滝1.90
どこでこの場所に滝があるとの情報を得たのかよく分からず、確認のために訪れた。橋の下に1m程度の小滝があるがこの滝が目的の滝であったか定かではない。
龍門の滝は、鹿児島県姶良市加治木町を流れる網掛川に懸かる落差46mの分岐瀑であり、日本の滝100選の一つにも選ばれている。黒光りする岩盤が印象的だ。訪問した時は水量が少なかったため迫力不足でもあったが、左岸から岩づたいに滝に近づき滝壺まで近づくと迫力は十分。右岸は遊歩道となっていて滝の中腹程度の高さにある展望台まで続く。滝の上部に展望台があるが、滝口を見下ろすことになり滝壺はほとんど見えない。この滝の名の由来は、中国にある「竜門の滝」に似ていることから付けられたとのこと。
郷田滝3.80
郷田滝は、鹿児島県姶良市加治木町を流れる崎森川に懸かる落差20mの直瀑である。駐車場らしき広場から滝の音は聞こえるが滝の姿は見えない。右岸から滝に近づくも堰堤と溜まった水に阻まれ、左岸は鬱蒼とした薮に覆われている。しかし左岸の薮をかき分け、堰堤を渡ることで滝に近づくことが出来た。渡渉して滝の正面に出ると意外にも美瀑が姿を現した。
板井手の滝3.37
板井手の滝は、鹿児島県姶良市加治木町を流れる網掛川に懸かる落差8mの似たような4本の滝が流れ落ちている。網掛川に架かる金山橋のすぐ上流の場所だ。川沿いに整備された遊歩道を100m程度下流に進むと川に下りることができ、折り返して川原を歩いて100m進めば金山橋の真下。真下から眺める滝の姿も良い。明治時代、島津家が近くの金山から金鉱石や物資を加治木港に運搬するために架けられた橋という。この滝の1km弱下流には日本の滝100選の一つ・龍門の滝が懸かる。
雲水峡/川蝉の滝1.90
川蝉の滝は、鹿児島県姶良市加治木町にある日本の滝100選の龍門の滝の上流の雲水峡に懸かる渓流瀑である。とても滝とは思えず初めは素通りしていた。あとで調べてみると滝とあったので撮影。落差は50cmもないと思われる。
雲水峡/蛍の滝2.77
蛍の滝は、鹿児島県姶良市加治木町にある日本の滝100選の龍門の滝の上流の雲水峡に懸かる落差3mの段瀑である。川蝉の滝から50m程度進んだ雲水峡の遊歩道の終点にある滝で2段に勢いよく流れている。
獺貫の滝2.50
護岸された宇曽ノ木川を遡って100m程度。大小の岩がゴロゴロとした場所で、あまり整備は行き届いていない様子。意外に広い滝壺とV字の谷は勢いの強い水が流れていたことを物語っている。
犬飼の滝3.63
犬飼の滝は、鹿児島県霧島市の霧島山南麓に源を発する中津川に懸かる落差36mの直瀑。県道沿いに設置された展望台からは滝の全貌は見にくい。駐車場端に滝壺近くまで通じる遊歩道があり、急な階段を下り行き止まりまで進むと滝と滝壺が満喫できる。1866年、この地には坂本龍馬が日本初の新婚旅行の途中で訪れたという記録がある。そして今、“21世紀に残したい新鹿児島百景”第一位に選ばれた人気の滝だ。
小鷹の滝2.23
川の左岸に続く道路から竹藪越しに滝の全貌は確認できるが撮影はしづらい。一方、竹藪の中を進んで右岸から滝に近づくも角度的に滝が全く見えない。しかし後日調べると滝壺に下りる手段があった様子。この滝が本当に「小鷹の滝」かどうか不明。
観音滝公園/観音滝3.10
遊歩道を歩き公園施設の脇を幾つか通り過ぎる。二筋の人工瀑(放水路)を過ぎて5分程度で滝に到着。滝の正面は木組みされた遊歩道となり観瀑台に続く。遊歩道を外れ気をつけながら岩場を進めば滝壺に最接近。滝を間近に見ることができる。
観音滝公園/無名瀑1.90
最下の駐車場の脇、ケーブルカー乗り場の上にひっそりと流れ落ちる。観音滝や放水路のように派手さはないため、この滝をわざわざ見に来る観光客は少ない。
湯之尾滝3.10
湯之尾滝は、鹿児島県伊佐市を流れる川内川本流に懸かる落差5mの滝。この滝は、自然の滝ではなく、300年程前の寛文元年に洪水対策として造られた人工の堰とのこと。毎年5月には川幅一杯に多数の鯉のぼりが泳ぐ。
曽木の滝3.80
曽木の滝は、熊本県伊佐市南部を流れる川内川本流が広範囲に渡って大きく落ち込み最大落差12mで水を落としている滝である。幾つもの見所があるため写真1枚でこの滝を語るのは非常に難しい。滝の下流は大小の岩がゴロゴロし、その間を水が激流となって流れており、迫力十分だ。近くには大型駐車場や土産物屋などがあり遊歩道も整備されているので観光客も多い。
布の滝3.03
布の滝は、鹿児島県人吉市南部を流れる胸川の支流に懸かる全長200mにも及ぶ渓流瀑である。胸川沿いの国道267号に案内板が立つ。それに従って細い橋を渡り林道を1km程度進んだ場所に滝への入口がある。林道から見下ろすと滝が見える。石段を50m程度下りると滝の中腹付近に到着する。その名のとおり、緩やかなで滑らかな岩盤の上を優雅に水が落ちていく姿を見ることができる。
鹿目の滝は人吉市南部の球磨川支流鹿目川にある滝で雄滝と雌滝で構成されている。中でも雄滝は落差36mの直瀑は、日本の滝100選にも選ばれている。滝を中心に周囲を取り巻く柱状節理の岩盤は実に見事である。