弥勒の滝4.50
弥勒の滝は、青森県田子町西部の熊原川上流に懸かる落差30mの分岐瀑である。その独特な姿は妖怪やスヌーピーに例えられる。水量が多いよりも少な目で滝の下の岩盤が見えている方が良さそうだ。滝の周辺は良く整備されている。
鹿角・大湯温泉/弥助の滝2.93
弥助の滝は、秋田県鹿角市北部を流れる大湯川の枝沢である弥助沢に懸かる落差35mの分岐瀑である。国道103号線沿いに案内板が立ち、それに従い進むと駐車スペース。そこから弥助沢沿いの遊歩道を30分程度進む。途中崩落した箇所や藪に覆われた場所、そして何度か渡渉を繰り返した先に分岐した沢の一つにこの滝が掛かる。見えているのは落差35mのうち半分程度と思われる。
鹿角・大湯温泉/錦見の滝3.10
錦見の滝は、秋田県鹿角市北部を流れる大湯川の枝沢に懸かる落差16mの直瀑である。駐車場に掲げられた
「車椅子で行ける滝」のとおり、ほぼ平坦な遊歩道の先にある滝は多量の水を落とし迫力十分だ。滝のすぐ上部には国道103号線が通るため、ガードレールが見えているのは残念。
鹿角・大湯温泉/銚子の滝3.27
銚子の滝は、秋田県鹿角市北部を流れる大湯川の支流である大清水川に懸かる落差18mの直瀑である。銚子発電所のすぐ脇にあり、川沿いに電線が通っているので撮影には少々目障りだ。滝の下には広い滝壺を持ち、その滝壺に向かって勢いよく水を落としている。訪問したこの日の前日、東北を通過した台風によりもたらされた大雨により滝は濁った轟瀑と化し、滝とは離れた滝壺の対岸にいるにもかかわらず水しぶきに襲われた。
鹿角・大湯温泉/湯ノ又の滝3.53
湯ノ又の滝は、秋田県鹿角市北部を流れる大湯川の枝沢である湯ノ又沢に懸かる落差19mの直瀑である。銚子発電所の施設の奥500m程度の場所にある。駐車場と滝の間には幾つかの泉があり、その透明度は抜群。川の両側に遊歩道があり、滝を両側から間近に眺めることが出来る。冬場は凍結し氷瀑と化すらしい。
鹿角・大湯温泉/東の沢滝3.10
東の沢滝は、秋田県鹿角市北部を流れる大湯川の枝沢である東の沢に懸かる落差10mの分岐瀑である。笹を払い木々をくぐり沢に着くとそこは滝の上部。沢沿いの岩場を伝って進み荒れた斜面を10m程度下る。周囲は木々に覆われ秘境感漂う場所だ。
鹿角・大湯温泉/中滝2.50
中滝は、秋田県鹿角市北部を流れる大湯川本流に懸かる落差12mの斜瀑である。今回の訪問時は前日に通過した台風による大雨の影響で大量の濁流がかなりの勢いで流れ落ちていたが、平時は綺麗な水が緩やかな岩盤の上を二段になって落ちているという。すぐ脇を通る国道103号線の路肩は狭く、駐車スペースもないため訪問には注意が必要だ。
鹿角・大湯温泉/止滝2.50
止滝は、秋田県鹿角市北部を流れる大湯川本流に懸かる落差8mの斜瀑である。岩に挟まれ川が大きく落ち込んでいる場所に懸かっている。今回、訪問した際は、前日に襲った台風による大雨の影響で大量の濁流がかなりの勢いで流れ落ちているが、平時は滝の下の淵に綺麗な水をたたえるという。
小根津塔の滝/雄滝2.93
小根津塔の滝は、秋田県鹿角市を流れる大湯川の枝沢である小根津塔沢に懸かる雄滝と雌滝の二つの滝で構成される。
雄滝は、大きく三段に分かれて落ちる落差44mの段瀑である。枝沢の分岐から10分程度で目の前立ちはだかる大きな岩。その岩の頂きに続く最後の上りを登り切った場所がこの滝の観瀑台となっており、迫力のある姿を見ることができる。観瀑台から撮影するには、超広角レンズでないと収まらないので注意が必要だ。
雄滝は、大きく三段に分かれて落ちる落差44mの段瀑である。枝沢の分岐から10分程度で目の前立ちはだかる大きな岩。その岩の頂きに続く最後の上りを登り切った場所がこの滝の観瀑台となっており、迫力のある姿を見ることができる。観瀑台から撮影するには、超広角レンズでないと収まらないので注意が必要だ。
小根津塔の滝/雌滝3.27
小根津塔の滝は、秋田県鹿角市を流れる大湯川の枝沢である小根津塔沢に懸かる雄滝と雌滝の二つの滝で構成される。
雌滝は、逆くの字となって落ちる落差60mの段瀑である。遊歩道の雌滝分岐からは訪れる人も少ないのか非常に荒れており、繰り返しの渡渉も必要だ。遊歩道最後は沢の中を歩いて行く。遊歩道行き止まりは狭く、三脚を広げるスペースもない。滝は大きく二段だが上段は遊歩道から見えづらい角度に落ちている。
雌滝は、逆くの字となって落ちる落差60mの段瀑である。遊歩道の雌滝分岐からは訪れる人も少ないのか非常に荒れており、繰り返しの渡渉も必要だ。遊歩道最後は沢の中を歩いて行く。遊歩道行き止まりは狭く、三脚を広げるスペースもない。滝は大きく二段だが上段は遊歩道から見えづらい角度に落ちている。
不動の滝は、岩手県八幡平市北部にある桜松神社の境内に流れる不動川に懸かる落差15mの直瀑である。桜松神社周辺は非常に綺麗に整備された広場になっている。参道を数分歩くと突然、轟音と共に滝が姿を表す。訪問したこの日は台風の影響で水量が多かったが、以前に比べて年々水量が減っているという。滝のすぐ下流に渡された赤い橋が木々に覆われて薄暗い風景の中に見事に浮かび上がった。