日本の滝100選・安の滝は、秋田県北秋田市南東部に聳える森吉山(1454m)南東麓に源を発する中ノ又沢に懸かる落差90mの段瀑である。滝までの道中は特に危険な場所はないが、ツキノワグマが生息している場所のため緊張感が高まる。観瀑台から眺める滝は雄大でありながら優雅な面を併せ持ち、国内でも人気の高い滝である理由が分かる。本来、観瀑台から遊歩道は滝壺にまで続くのだが、不幸にもこの年は崩落で封鎖されていた。
中の又渓谷(2)/白糸の滝2.67
白糸の滝は、秋田県北秋田市東部の森吉山(1454m)南麓に源を発する中の又沢の枝沢に懸かる落差50mの分岐瀑であり、日本の滝100選・安の滝に向かって左側の断崖に懸かる。この渓谷の主役である安の滝の見事さにどうしても脇役となってしまうが、それだけで見れば黒い岩盤の上を緩やかに流れている姿は実に優雅だ。
不動の滝3.10
沢の左岸に僅かながら踏み跡あり。沢に下りて30m程度沢歩きすれば下段の滝を間近に見ることが出来るが、反面、上段の滝はまったく見えない。
繋沢/無名瀑2.67
秋田県北秋田市南部を流れる阿仁川の枝沢である繋沢に懸かる落差10mの名前のない滝である。国道105号線南下中の左の視野に僅かに白い姿が映る。小滝と思い一度は通り過ぎたものの、気になり引き返すと意外に大きい滝だったので驚いた。木々に覆われ、足元には藪が生い茂っているために撮影は難しい。
繋沢/無名瀑2.67
秋田県北秋田市南部を流れる阿仁川の枝沢である繋沢に懸かる落差20mの名前のない分岐瀑である。国道105号線から沢に下りることさえ出来れば滝を直下から見上げることが出来そうだが、国道脇は木々に覆われ、どうにも沢に下りることが出来ない。滝も木々の隙間から僅かに見ることが出来るのみ。