南秋川/くらかけの滝3.10
くらかけの滝は、東京都檜原村を流れる南秋川支流の矢沢に懸かる落差7mの段瀑である。矢沢渓谷に入り200m程度進むと林道左側に大きな岩がそそり立つ。この裏側に滝がある。大岩の下流にある斜面を10~15m程度下っていくと渓谷の底に到着。岩や石の転がる河原を歩き、さらに渡渉を繰り返しながら50m程度進むと先程の大岩の陰は膝ほどの深さの淵となっている。この淵を入水して進み先の浅瀬に到着すると目の前に滝が現れる。
南秋川/吉祥寺滝2.60
都道に沿って歩くと何ヶ所か渓谷に下りる階段が設置されている。滝に近いのは最も南に設置された階段。下りると大きな岩の上に小さな祠がある。その奥の岩の上から三段になって流れる滝の全貌が見られる。
払沢の滝は、東京都檜原村東部の北秋川支流のセト沢に懸かる落差60mの段瀑であり、日本の滝100選にも選ばれている名瀑である。駐車場から整備された遊歩道が滝へと導く。歩きやすい遊歩道は傾斜も気にならない程。渓谷にある幾つかの小滝を横目に15分程度でこの滝がが目の前に現れる。滝壺に近づき間近に見上げる。見えるのは4段に分かれた滝の最下段の25mの滝のみで、上流の部分は、岩陰と木々に覆われてみることはできない。かつては「払子の滝」とも呼ばれていた。「払子」とは仏具の一種で棒の先に毛のついた筆のような道具で虫などを払う道具とのこと。その形状に似ていることから付けられた名前だそうだ。
千足沢(2)/天狗滝2.07
「払沢の滝遊歩道」の民宿付近から振り返ると遠く(3km)正面の山の中腹から一筋の白い滝の姿を見ることが出来る。
北秋川/茅倉の滝2.50
茅倉沢に掛かる橋の上から正面に流れ落ちる姿が見える。残念なのは最上段の上に人工の堰堤が見えていること。
雨乞いの滝/一の滝3.03
雨乞いの滝は、東京都檜原村西部に源を発する北秋川上流部の惣角沢に懸かる一の滝から三の滝の3つの滝の総称。一の滝は、落差8mの直瀑である。渓谷に入って、遊歩道のアップダウンを繰り返しながら5分程度で一の滝が現れる。一直線に滝壺に注ぎ込む非常にシンプルな滝だ。渓谷の脇には登山道が続く。上流にはさらに2つの滝がある
まきぶちの滝2.83
道路のガードレール越しに見る。周囲は釣り人が多く集まる場所のようだ。
大岳沢/大滝3.63
渓谷沿いに遊歩道を進むと、いつしか檜原村に入る。苔むした岩の間を小さな滝となって流れていく渓谷を眺めながら、歩いて15分ほどで遊歩道も終わり、岩の隙間に落差25mの「大滝」を見ることが出来る。そそり立つ岩のために滝の撮影が出来るポイントは限られる。
大岳沢/小滝2.07
道路から木々の隙間を通して見上げると黒い岩を伝って水が滴り落ちている。落差45mは比較的大きなものではあるが、大岳沢の大滝と比較すると余りにも違いすぎるので少々ガッカリする。
刈寄滝/上滝3.37
刈寄滝は、東京都あきる野市を流れる秋川支流の刈寄川に懸かる上下2段の滝で、上滝は落差5mの滝である。林道脇から踏み跡を辿って渓谷に下りるが、中々の急斜面で決して安全な場所ではない。あまり期待はしていなかったものの中々の美瀑。
白岩滝/雨乞いの滝3.63
小滝を眺めながら10分程度で見事な分岐瀑に到着する。横には「白岩の滝」との標識(柱)が立つが、これは「白岩の滝」群の意で「雨乞いの滝」というのが正しいらしい。
白岩滝/白岩の滝3.10
「雨乞いの滝」脇から遊歩道をさらに進むと落差15m程度の2段の滝が現れる。遊歩道で滝壺を回ってさらに上流に進むことが出来る。滝壺との高低差は10m程度あり、この滝を楽に見上げる手段はないようだ。
白岩滝/無名瀑3.10
白岩滝群の最上流の滝は落差15m程度の3段の滝。これだけの姿を持ちながら固有の名称を持っていない。