称名峡谷(10)/ハンノキ滝4.13
ハンノキ滝は、富山県立山町の立山(3015m)の西側に広がる弥陀ヶ原の水を集めて落差500mを一気に流れ落ち、称名渓谷から落ちる落差350mの称名の滝と同じ滝壺にV字となって流れ落ちる。ハンノキ滝は雪解けの時期や大雨の後にのみ現れるため、国内で最も大きな落差500mを誇りながら滝と数えられない場合があり、国内最大落差の滝は隣の称名滝に譲っている。駐車場から30分程度歩いた場所の橋は、滝壺から300m程度離れているにもかかわらず、二つの滝から猛烈な水飛沫が迫ってくる。
富山県立山町の中央部にある称名滝は、日本百名山である立山(3015m)を源とした称名川を4段になって落ちる日本最大の落差350mを誇る名瀑である。称名滝の右隣には、雪解けの時期や大雨の後に流れる落差500mのハンノキ(ネハン)滝が掛かり、巨大な2本が流れ落ちる姿は見事である。駐車場から整備された遊歩道を30分程度歩くと橋が架かり、渡ったその先が観瀑台となっている。
滝壺から300m程度離れる観瀑台に立っていても猛烈な水飛沫が迫ってくる。
岩室の滝3.37
岩室の滝は、富山県上市町の北東部を流れる虫谷川に懸かる落差24mの直瀑である。長い年月を掛けて水が岩を削り両岸は切り立った断崖(ゴルジュ)を形成しているのが印象的。岩室の滝すぐ下流の左岸には分岐瀑が掛かっているが、その前に荒廃した東屋が建っていて撮影には邪魔となる。
日石寺/六本滝2.60
日石寺は、富山県上市町にある真言密宗大本山の寺院。山号は大岩山で、山号から「大岩不動」の通称で知られる寺である。「六本滝」は日石寺境内に造られた人工の滝である。
日石寺/十二支滝2.60
日石寺は、富山県上市町にある真言密宗大本山の寺院。山号は大岩山で、山号から「大岩不動」の通称で知られる寺である。「十二支滝」は日石寺境内に造られた人工の滝である。
千厳渓/無名瀑2.67
千厳渓は、富山県上市町を流れる大岩川が創る渓谷で、渓谷左岸にある日石寺付近から渓谷に下りると落差5mの段瀑を見ることができる。
まま子滝2.50
富山県上市町中央部。県道46号線沿いに流れ落ちる落差16mもの直瀑。県道から通じる遊歩道は荒れ果て、所々に崩落箇所があり非常に危険。滝壺までの道はないに等しいほどの荒廃を見せている。滝壺への接近は断念するのが無難。かつて、この滝へまま子(継子)を投げ落とした継母の悲話が語り継がれている。
城光寺の滝3.20
城光寺の滝は、富山県高岡市の城光寺公園の北側に流れる小矢部川支流に懸かる落差8mの段瀑であり、周囲は鬱蒼としていて神秘的な雰囲気さえ感じられる。