不動滝2.33
不動滝は、常陸大宮市の東部を流れる久慈川支流の滝沢川に懸かる落差10mの段瀑である。駐車場から遊歩道を数分歩く。古くから信仰の対象とされ今でも地域で大切にされている。春の桜、夏の青葉、秋の紅葉、冬の雪と四季を通じてその趣を楽しめるという。
袋田の滝は、茨城県大子町にある落差120mの段瀑であり、日本の滝100選にも選ばれている名瀑である。また、那智の滝、華厳の滝と並ぶ日本三名瀑の一つ(諸説あり)でもある。別名で「四度の滝」とも呼ばれ、4段になって落ちる姿から付けられた名前であるという説と四季それぞれ来てみないとこの滝の真の良さは分からないことを表す名前であるという説がある。また、厳冬期には氷瀑の姿を見ることができる。入口には土産物屋が建ち並ぶ。観瀑台への入場は有料300円。276mもの長い遊歩道トンネルを進むと第1観瀑台。さらにエレベータで50m程度上方への第2観瀑台からも眺めることが出来る。朝8:00前は入場無料であり観光客も少ないのでお奨めだ。第1観瀑台の脇から遊歩道を進むと吊橋。その先から500段程度の階段が滝の最上段の先まで続いている。さらにその先では上流の生瀬の滝を望むことができる。
生瀬の滝2.93
生瀬の滝は、茨城県大子町を流れる滝川の川幅一杯に流れ落ちる落差12mの滝である。日本の滝100選の一つであり、日本三名瀑の一つでもある袋田の滝の上流300m程度の場所に懸かる。一大観光地である「袋田の滝」に訪れる人は多けれど、標高差が壁となり、この滝を目指す人はそれほど多くないようだ。観瀑台から滝まで200m程度あり、撮影には望遠レンズが欲しい。地図には滝の傍まで通じる遊歩道があるらしいが見当たらず断念。
月待ちの滝3.90
月待ちの滝は久慈川支流の大生瀬川に懸かる落差15mの直瀑である。大きく迫り出した岩盤の上を滑り落ちる。岩盤の下はくり抜かれたように空洞となっている。「日本一やさしい裏見の滝」というキャッチコピーの通り整備されているので楽に滝の裏に入ることが出来て楽しい。
横川の下滝2.33
横川の下滝は常陸太田市を流れる里川に懸かる落差18mの段瀑である。駐車場から遊歩道が滝へと通じ数分で滝を正面に見ることが出来る。近くには横川鉱泉の温泉地がある。
里美不動滝2.17
里美不動滝は、里川支流に懸かる落差12mの斜瀑で、国道349号線のすぐ脇に小さな鳥居と寂れた祠がある。その裏山が深く切れ込んでいる場所に白い筋となって流れ出している。木々に覆われているため車からは確認しづらいと考える。鳥居をくぐって滝を見上げるように撮影。
菅谷不動尊の不動滝2.50
菅谷不動尊の不動滝は、常陸太田市東部を流れる里川の支流である河鹿沢の支流に懸かる。遊歩道の先に菅谷不動尊が立ち、その脇をすり抜けていくと、むき出しの岩盤の上を静かに流れる。河鹿沢の2つの滝に比べると水量は期待できない。
河鹿沢(1)/雌滝2.50
常陸太田市東部を流れる里川の支流である河鹿沢に懸かる雌滝は、両岸の岩により川幅が狭まった場所に懸かる落差8mを数段になって落ちる段瀑である。この滝の上流100m程度の場所には雄滝がある。下流に進み別の沢に懸かる菅谷不動尊の滝とは遊歩道で繋がる。
河鹿沢(2)/雄滝3.03
常陸太田市東部を流れる里川の支流である河鹿沢に流れる雄滝は、落差9mを二段になって落ちる段瀑である。この滝の下流100m程度の場所には雌滝があり、さらに下流に進み別の沢に懸かる菅谷不動尊の滝とは遊歩道で繋がる。
玉簾の滝3.20
玉簾の滝は、日立市西部を流れる里川に流れ込む滝沢に懸かる落差18mの直瀑である。玉簾寺の境内の北側に位置する。滝に近づくことは出来ず、道路から眺めるのみ。玉簾寺境内は立ち入り禁止となっており、境内から滝を眺めることは出来ない。