小野の滝2.77
小野の滝は長野県上松町を流れる木曽川左岸の枝沢に懸かる落差20mの直瀑である。滝の頭上をJR中央西線が通っており、時折、電車が通過する。撮影に夢中になっているとその轟音に驚かされることがある。
隠れ滝3.03
長野県上松町を流れる木曽川に流れ込む沢に懸かる落差20mの滝である。隠れ滝の名の通り対岸の国道19号線からはその存在を知っていなければ誰も気付くことはない。車窓からは一瞬流れを確認できた。大小の岩が転がる木曽川の河原に下り立ち近づくも僅かに確認できる程度である。対岸には県道508号線が通っており、隠れ滝の場所には「かくれ滝トンネル」が山を貫き、容易く滝を確認するのは出来そうもない。
清滝2.93
駐車場から参道を通って5分程度。高さ30mの黒い岩盤に滝が流れる。季節によるとは思うが水量は少ない。滝下は滝行のためかブロックが敷き詰められていて残念。滝の前には橋が架かっていて遊歩道を通って尾根を越えれば隣の沢の新滝に通じる。滝の下に行くには傘があると便利かと思う。
新滝3.53
新滝は、長野県王滝村の大又川に懸かる落差30mの直瀑である。入口から参道を通って数分。途中の渓谷にも小滝があり美しく楽しめる。参道の先には滝行のための着替え小屋があり脇をすり抜けて滝を見上げる。滝の奥の岩盤は大きくオーバーハングしており、足元は良くないが裏見を楽しむことが出来る。その先は足元が不安定なので注意。滝の左岸は富士山麓の「白糸の滝」のように岩の間から水が染み出して美しい。
憾まん滝2.77
憾まん滝は、長野県木曽町三岳村の白川の支流に懸かる落差6mの滝で「黒沢口第六番」の巡礼場所である。行場としての人工滝を横目に本滝へと進むが道の先からは滝は少々見づらい。膝まで水に浸かりながら渡渉して対岸に渡り岩の上に立てば滝を正面から見ればその迫力を肌で感じることが出来る。
日の出滝1.73
長野県木曽町の県道473号線の脇、墓地を抜けた先に5m程度の場所の崖に懸かる小さな滝で水量は少ない。江戸時代末期に造られた人工瀑。
大祓滝2.33
長野県木曽町の県道473号線の脇、日の出滝のさらに先で石段を登った先にある。明治時代から大正時代にかけて造られた人工瀑。
松尾滝1.73
長野県木曽町。黒沢口第八番の巡礼場所であり、周囲は石仏が立ち並び、信仰の深さを感じられる。水量の少ない人工瀑である。
こもれびの滝4.07
こもれびの滝は、長野県木曽町の白川に懸かる落差15mの段瀑で複数の直瀑、斜瀑が段になって構成されていて楽しい。東屋から渓谷に下りて滝を目指すことも出来る。滝の中段は意外に広々としていて勢いよく落ちる滝を間近で眺めることも出来る。周囲は緑に覆われていて、時間と天候次第では木漏れ日を楽しむことが出来る。
不易の滝3.53
不易の滝は、長野県木曽町の白川に懸かる落差40mの直瀑だが、高さ40mの滝口から水はなく、断崖の途中から染み出すように無数の筋となって流れ出している。