兵庫県宍粟市西部にある日本の滝100選の一つ原不動滝は、落差88mの段瀑である。二つの沢から落ちる滝水が一つの滝壺に吸い込まれる。周囲は良く整備されているためか、滝を観望するには入園料200円が必要。駐車場に車を止めて、吊り橋を二つ渡れば滝まではすぐ。二つの異なる滝が一つの滝壺に流れ落ちる姿は実に見事だが、撮影するには吊り橋のワイヤーが邪魔して少々難しい。また、遊歩道入口の受付から分岐する不動尊の石段を登り、その先を目指せば原不動滝の左沢の中段にたどり着くことが出来ると言うが、崩落のため道は閉ざされている。
万ヶ谷渓谷(3)/そうめん滝2.77
そうめん滝は、兵庫県宍粟市北部に聳える阿舎利山(1087m)に源を発する引原川支流の万ヶ谷川に懸かる落差20mの分岐瀑である。名の通り、そうめんを垂らしたような流身が美しい。橋の上から眺めるのも良いが、橋のたもとから沢の右岸を進み、滝の下に広がる岩場の上に立てば、より迫力を感じることが出来る。
音水渓谷/無名瀑2.50
兵庫県宍粟市北部に源を発する音水川が創る音水渓谷を代表する明神滝のすぐ下流に懸かる落差3m程度の2段の滝である。
音水渓谷/明神滝3.80
明神滝は、兵庫県宍粟市北部に源を発する音水川が創る音水渓谷随一の落差10mを2条に分かれて落ちる滝である。
権現滝3.80
権現滝は、鳥取県若桜町東部に聳える氷ノ山(1510m)に源を発する舂米(つくよね)川上流部に懸かる落差30mの段瀑である。舂米神社の裏手に流れる舂米川により大きく刻まれた谷に懸かる。
八反滝3.63
八反滝は、鳥取県若桜町東部に聳える氷ノ山(1510m)に源を発する舂米(つくよね)川支流の宮の谷川に懸かる落差15mの直瀑である。