滝めぐり
 (2016.04.16)

権現滝
ごんげんたき
岐阜県美濃市乙狩
直瀑10m
乙狩川
板取川
長良川
中部71G2
35.62711/136.86020地図
権現滝は、岐阜県美濃市北部の今淵ヶ岳(1048m)西麓に源を発する乙狩川に懸かる落差10mの直瀑である。駐車場から滝は目と鼻の先。苔むした岩盤の中央に勢いよく流れ落ちる滝の姿を見ることが出来る。滝の右手の山の上には「滝神社」が祀られている。滝の脇から登山道(参道)が通じるが、道の途中の分岐から神社まで舗装道が伸びている。本殿は閉鎖されていた。
岩門の滝
いわもんのたき
岐阜県関市洞戸大野
直瀑10m
板取川
長良川
中部71F3
35.60913/136.83688地図
岩門の滝は、関市北西部を流れる長良川支流の板取川に洞戸地区で合流する枝沢の上流部に懸かる落差10mの直瀑である。滝は浅めの滝壺に注がれ、その滝壺から流れ出る水を跨ぐように鳥居が立っている。駐車場から石段で始まる遊歩道を10分弱歩くと到着する。「岩門(いわもん)」の名は、この滝に向かって右脇にある高さ3m、幅10m、奥行7mと大きくくり抜かれたような岩の門が由来である。現在、崩落で遊歩道は閉鎖されこの門をくぐることはできない。
紅葉ヶ滝
もみじがたき
岐阜県関市武芸川町寺尾
直瀑8m
寺尾谷川
板取川
長良川
中部71F4
35.57303/136.82186地図
紅葉ヶ滝は、岐阜県関市を流れる板取川支流の寺尾谷川に懸かる落差8mの直瀑である。県道59号線沿いに立つ案内板に従い関市立寺尾小学校北側の道に入り暫くすると地道に変わり1km程度進むと行き止まりとなり駐車。脇には「これより800m 徒歩約15分」との案内標識が立っている。細い橋を渡ると突然の急登となるが、大きな堰堤を越えると道は比較的緩やかである。15分程度で滝が現れる。滝を目の前にして沢に架かる丸太橋は落ちている。沢は浅く渡渉して対岸へ、そして滝の前に立つ。周辺の岩盤が見事に苔むして秘境感を感じさせる。
白水の滝
はくすいのたき
岐阜県関市板取老洞
分岐瀑15m
板取川
長良川
中部71F1
35.66706/136.82225地図
白水の滝は、岐阜県関市北部を流れる板取川の枝沢に懸かる落差15mの分岐瀑である。国道256号線沿いに滝壺脇に祀られている「白水龍神」の幟が目印だ。滝へと導く小さな案内板の先には板取川に架かる吊り橋。見下ろすと清らかな流れに目を奪われる。参道は急な石段から始まり、その後緩やかな山道に変わる。15分程度歩くと目の前にこの滝が現れる。滝壺はそれ程深くはなさそうだが、その透明度が素晴らしい。
乙姫の滝
おとひめのたき
岐阜県郡上市美並町白山
段瀑20m
羽佐古谷
長良川
中部72A1
35.66957/136.96359地図
乙姫の滝は、岐阜県郡上市を南北に貫く国道156号線と県道323号線との交差点南側に架かる橋の直下の羽佐古谷に懸かる落差20mの段瀑である。橋脇から鉄の階段で降りることができるが、この階段は滝の中段付近に設置された取水施設への通路が主目的だと思われる。その施設のため中断はコンクリートにより景観が損ねられている。踏み跡を辿れば、さらに下段近くまで続き段瀑の姿を確認することが出来る。
不動滝
はちたきうっでぃらんど
ふどうたき
岐阜県関市富之保
直瀑14m
祖父川
中之保川
津保川
長良川
中部72B3
35.59102/136.99076地図
不動滝は、岐阜県関市武儀町にある公共施設「八滝ウッディランド」の施設内に懸かる落差14mの直瀑である。施設のゲートをくぐり駐車場前に管理棟があり入園の許可を得なければならない。駐車場から続く舗装道路を100m程度進めば、滝の案内が立つ。滝までは緩やかなスロープを50m程度降りていけば滝の前である。
権現滝
ごんげんたき
岐阜県関市下之保
段瀑14m
轡野川左沢
津保川
長良川
中部72B4
35.55353/137.03140地図
権現滝は、岐阜県関市東部を流れる津保川支流の轡野川上流部に懸かる落差14mの二段の段瀑である。上段を男滝、下段を女滝と呼ばれている。県道80号線の轡野(くつわの)地区から林道を進むと1件の住宅。その手前のゲートをすり抜け登山道に入る。林の中を10分程度歩くと「←権現滝」と「乙女滝→」と案内標識が立つ。左に進路をとるとまず下段の女滝が現れる。さらに急斜面を上っていく上段の男滝が現れる。滝に通じる道は急斜面と狭い足場のため注意が必要だ。
乙女滝
おとめだき
岐阜県関市下之保
斜瀑14m
轡野川左沢
津保川
長良川
中部72B4
35.55315/137.03303地図
乙女滝は、岐阜県関市東部を流れる津保川支流の轡野川上流部に懸かる落差14mの斜瀑である。県道80号線の轡野(くつわの)地区から林道を進むと1件の住宅。その手前のゲートをすり抜け登山道に入る。林の中を10分程度歩くと「←権現滝」と「乙女滝→」と案内標識が立つ。右に進路をとり5分程度、両側にそそり立った岩盤の中央に流れ落ちている。滝に通じる道は狭い箇所や崩落もあり注意が必要だ。