三郎のすべり滝は、広島県府中市南西部を流れる矢谷川に懸かる滝の総称である。二郎の滝は、その最上流に懸かる落差7mを三段になって落ちる段瀑である。「次郎の滝」と表記される場合もある。滝口には鉄製の柵が掛けられているいるが、その上流で遊ぶ子供が過って落下しないようにするための安全柵である。その上流が三郎の滝から始まる「すべり滝」となっている。

広島県府中市中心部から国道486号線を西進し三郎丸町で案内板が現れ、それに従って右折し細い路地に入る。1km程度北上すると行き止まりに駐車場がある。駐車場からは整備された遊歩道が通じる。

『日本滝名鑑4000滝』 (No.3198)

『日本の滝②　西日本767滝』 (P.301-3)

龍頭峡(龍頭の滝→四段の滝)→魚切渓谷(魚切の滝)→川井谷渓谷(魚切の滝)→三郎のすべり滝(一郎の滝→二郎の滝→すべり滝→三郎の滝)