瓜割の滝3.37
瓜割の滝は、福井県若狭町南部の天徳寺の奥に懸かる名水で有名な渓流瀑である。その水は、瓜が割れるほど冷たい水が湧き出ることから「瓜割」の名が付けられている。ここに湧き出る水は、環境省が選定した日本の名水百選にも選ばれていることで、多くの人たちが水をタンクに入れて持ち帰っていた。滝は小規模。滝を期待して見に行くと少しガッカリするが庭園としてみると見事。
宝鏡神社(2)/無名瀑2.33
福井県若狭町南部にある宝鏡神社の境内で、北川の枝沢に懸かる落差10mの無名の段瀑である。国道27号線を瓜割の滝の案内板から西に1kmの場所で左に折れ民家の間を通って進むと宝鏡神社の鳥居が出迎えてくれる。その先の獣害対策フェンスを開けて進むと登山道が沢沿いに続いている。数分と掛からずにこの滝を見ることができる。この滝の上流には落差50m程の権現の滝が懸かっている。
武生不動の滝3.20
武生不動の滝は、福井県若狭町西部を流れる北川支流に懸かる落差10m程度の分岐瀑である。国道24号線で武生(むしゅう)地区から北上した先の金釼神社を横目に林道を進むこと500m。沢沿いの参道を進むと正面にアルミの足に支えられた樋があり一本の細い水を落としている。打たせの水だ。その裏手の石垣の先に不動明王が祀られた祠と分岐瀑がある。
滝山不動の滝(2)/雌滝2.33
滝山不動の滝は福井県若狭町を流れる北川の支流に懸かる雄滝と雌滝の2つの滝で構成される。雌滝は、この沢の本流に奥に懸かる雄滝(分岐瀑12m)の手前の枝沢に懸かる落差15mの分岐瀑である。奥の雄滝と一緒に1フレームに収めることもできる。
滝山不動の滝(1)/雄滝2.77
滝山不動の滝は福井県若狭町を流れる北川の支流に懸かる雄滝と雌滝の2つの滝で構成される。雄滝は、この枝沢の本流に奥に懸かる落差12mの分岐瀑である。手前で合流する雌滝のすぐ目と鼻の先であり、1フレームに収めることもできる。少々、沢の中を歩くので長靴などがあると便利だ。
弘法の滝3.10
弘法の滝は、福井県若狭町を流れる鳥羽川(北川支流)の枝沢に懸かる落差7mの直瀑である。舞鶴若狭自動車道「若狭上中IC」の西側の側道を進むと獣害対策フェンスが現れる。開けて車をさらに進めると2台程度の駐車スペースがある。ここから滝は目と鼻の先だ。岩壁がV字に切れ込んだ場所から勢いよく流れ落ちている。滝の右岸の中ほどに祠がある。約1200年前に弘法大師がこの場所に訪れたことが滝の名前になっているという。