便田の滝2.77
便田の滝は、和歌山県串本町西部を流れる田子川に懸かる落差15mの滝である。林道が二又に分岐する場所に駐車スペース。沢沿いの林道を5分程度歩くと滝の入口がある。かつての遊歩道も荒廃している。滝壺前には巨大な岩が横たわる。民家からそれ程離れていないものの秘境感がたまらない。滝壺前の大岩には簡単によじ登ることができ、その場で浴びる水しぶきも気持ちが良い。
才助の滝/雄滝2.33
才助の滝は、和歌山県串本町を流れる田並川の支流である才助谷に祠を挟んで並んで懸かる滝の総称であり、雄滝は右岸に懸かる落差30mの直瀑である。滝まで林道が続いているものの瓦礫や倒木があり道幅も狭いため車両の通行はできない。下流の民家から3.5km程度歩く必要がある。田並川は石積みにより護岸されているものの今は全般荒廃している。
才助の滝/雌滝2.33
才助の滝は、和歌山県串本町を流れる田並川の支流である才助谷に並んで懸かる滝の総称であり、雌滝は左岸に懸かる落差25mの分岐瀑である。滝壺は瓦礫で埋まっている。滝まで林道が続いているものの瓦礫や倒木があり道幅も狭いため車両の通行はできない。下流の民家から3.5km程度歩く必要がある。田並川は石積みにより護岸されているものの今は全般荒廃している。
神水瀑2.93
神水瀑は、和歌山県古座川町の柳小谷に懸かる落差15mの滝である。林道から谷底への遊歩道はないが踏み跡をたどれば下りることができる。切り立った岩の間を流れ落ちる。滝壺も広く水もきれいだ。林道から見ることもできるが木々が邪魔をする。
中津谷の滝3.80
中津谷の滝は、和歌山県古座川町を流れる小川支流の中津谷に懸かる落差20mを3段で流れ落ちる段瀑である。駐車スペースから中津谷に入渓し水無川の河原を500m程度歩く。水の音が聞こえ始めた頃、沢が右に曲がった場所に滝が掛かる。別名、中崎の滝とも呼ばれる。
滝の拝3.13
滝の拝は、和歌山県古座川町を流れる古座川支流の小川本流に懸かる落差8mの渓流瀑である。周囲は甌穴(ポットホール)が発達した景勝地であり、和歌山県の名勝・天然記念物に指定されている。
カラ滝1.73
カラ滝は、和歌山県古座川町を流れる小川上流の大桑谷支流で林道の脇のカラ谷に懸かる落差20mの分岐瀑である。滝の周囲は藪に覆われており、水量も少なく存在感に乏しい。
大桑大滝3.97
大桑大滝は、和歌山県古座川町北部を流れる宇筒井川支流の大桑谷に懸かる落差18mの直瀑である。県道43号線にある道の駅「瀧之拝太郎」付近から宇筒井川沿いに林道を5km程度進むと左手に「大桑」の案内板。その先の左手に滝口が見える。しかし沢に下りる道はない。急斜面に残る僅かな踏み跡と先人が残した樹木に巻かれたカラーテープを頼りに20m程度下の沢に向かう。沢には水は流れていない水無川だ。大小入り交じる岩を伝って沢の上流に進むと目の前に迫力のある滝が現れる。
不動の滝2.17
不動の滝は、和歌山県古座川町を流れる宇筒井川上流部の大桑谷の枝沢に懸かる落差10mの直瀑である。滝まで沢沿いに崩落著しいかつての登山道を進む。登山道が通行不能になった場所でなんとか滝を見ることができる。
鳴釣の滝2.17
鳴釣の滝は、和歌山県古座川町北部に源を発する古座川支流の高吊川に懸かる落差6mの直瀑である。県道229号線の「高吊橋」の上から上流に見ることができるが、籔に覆われて滝の全貌を見ることができない。すぐ脇には「松根の名水」という湧き水が流れており、この水を求めて訪れる人も多い。
張尾の滝3.80
張尾の滝は、和歌山県古座川町北部に聳える大塔山(1122m)南麓に源を発する張尾谷に懸かる落差20mの分岐瀑である。
植魚の滝3.80
植魚の滝は、和歌山県古座川町北部に聳える大塔山(1122m)南麓に源を発する弓矢谷に懸かる落差24mの段瀑である。滝壺は洞窟に覆われる。