霧が釜2.70
霧が釜は、岐阜県中津川市を流れる和田川に見られる甌穴群の中を流れる小瀑と淵である。最上流部に座する巨大な岩の上に波切不動尊が祀られている。その脇に小瀑が連続しその下に淵が広がる。おそらくこれが釜と呼ばれる場所。その釜から出た水は落差5m程度の落差を持つ滝となって流れ出している。全体通して7m程度の落差がある。
段々滝2.87
段々滝は、岐阜県中津川市を流れる付知川の枝沢に懸かる落差18mの段瀑を主瀑と隣の沢から流れ出た段瀑が一つの滝壺に落ちる複合瀑である。入口から強固な鉄製の通路と観瀑台が設置されているが、滝の規模を考慮すると少々やり過ぎの感がある。観瀑台の脇から渓谷に下りることが可能。
田之尻不動滝2.93
田之尻不動滝は、岐阜県中津川市中央部を流れる付知川支流の田之尻川に懸かる落差8mの直瀑であり、中津川市の指定文化財となっている。不動明王が祀られており、かつては密教行者の修験場となっていた。
藤見滝2.77
藤見滝は、岐阜県中津川市を流れる付知川の右岸の断崖に懸かる落差20mの段瀑である。滝に通じるルートは不明瞭で滑りやすい箇所もあるので注意が必要。野生動物の存在にも注意が必要だ。
乙姫滝3.03
乙姫滝は、岐阜県中津川市の付知川の支流に懸かる落差5mの直瀑である。案内板が立つ駐車場の脇から沢に降り岩盤を伝って滝前に出る。滝の流れる岩盤がオレンジ色に色づく不思議な滝だ。
新寝覚の床(2)/アジメ滝2.17
アジメ滝は、岐阜県中津川市を流れる付知川に左岸に掛かる落差15mの分岐瀑である。付近は「新寝覚の床」と呼ばれる名勝地で、長野県上松町の木曽川にある「寝覚の床」に似ていることから名付けられた場所である。木曽川に架かる樋ノ口橋南詰から籔に覆われた踏み跡を5分程度上流に向かって進むと見ることができる。「アジメ」とは川魚の名前か。
新寝覚の床(1)/上ノ滝1.90
上ノ滝は、岐阜県中津川市を流れる付知川に左岸に掛かる落差10mの分岐瀑である。付近は「新寝覚の床」と呼ばれる名勝地で、長野県上松町の木曽川にある「寝覚の床」に似ていることから名付けられた場所である。木曽川に架かる樋ノ口橋南詰から籔に覆われた踏み跡を10分程度上流に向かって進むと見ることができる。
川上滝2.93
川上滝は、岐阜県中津川市を流れる木曽川支流の川上川の枝沢である猿沢に懸かる落差10mの分岐瀑である。滝は林道から見下ろすことができるが、滝上の橋を渡り対岸の林道を100m程度歩くと急斜面に僅かな踏み跡があり20m程度下ると谷底にたどり着く。沢伝いに上流に進めば滝の直下に到着する。急斜面の降下は危険もあるので注意が必要。
夕森渓谷(10)/竜神の滝4.40
竜神の滝は、岐阜県中津川市北東部の奥三界山(1810)m・夕森山(1521m)に源を発する川上川本流に懸かる落差12mの直瀑である。周囲は夕森公園として整備され、遊歩道を歩いて気軽に滝を巡ることができる。気軽さと別に周囲は切り立った断崖は秘境を味わえる場所で、滝が流れ込む滝壺の水の紺碧色が美しく印象的である。
夕森渓谷(9)/忘鱗の滝2.93
忘鱗の滝は、岐阜県中津川市北東部に聳える奥三界岳(1811m)に源を発する川上川の枝沢である銅穴沢の枝沢に懸かる落差20mの分岐瀑である。林道のすぐ脇に懸かる階段状になった茶色の岩肌が特徴的な滝であり、林道からはその全貌を見ることができない。手前の岩を上ることで僅かに全貌を捉えることができた。
夕森渓谷(8)/銅穴の滝3.97
銅穴の滝は、岐阜県中津川市を流れる川上川上流部の銅穴沢に懸かる落差15mの直瀑である。林道からその姿を見ることができる。林道沿いに休憩所が設けられていてその脇をすり抜けて沢に入る。滝の左岸(右側)を伝って進めば滝壺に到達することが可能。また中央の巨岩を伝って滝壺にも通じるが水量が多い場合には厳しそうだ。