大見の滝2.50
大見の滝は、愛知県豊田市の矢作川に懸かる落差4mの段瀑であり、滝口からは滝行用の樋が伸びている。水量の殆どは樋に流れているようで本来の段瀑にはほとんど水は流れていない。滝の直ぐ側には風変わりな木が生えている。幹から分かれた枝が再び幹に結合している珍木で一見の価値あり。
夫婦滝2.17
夫婦滝は、愛知県豊田市を流れる巴川支流の滝川の本流に懸かる落差12mの斜瀑である。滝川に懸かる国道301号線の橋の袂に滝川に下りる踏み跡が存在するが、その先は藪に覆われており進んで滝を見ることはできない。国道301号線に架かる橋の上から僅かに見ることができる。
女夫滝2.43
女夫滝は、愛知県豊田市豊松町を流れる太田川に懸かる落差5mの段瀑である。大きく2段となって落ちる滝だが、『めおとだき』と呼ばれる所以は不明。上段と下段の2つの滝を夫婦に見立てているのだろうか。上段は3m程度で黒光りした岩に懸かっている。上段から下段の滝下に下りるのは安全ではない。下段の滝を見るには下流からアプローチした方が良い。
二畳ヶ滝3.20
二畳ヶ滝は、に愛知県豊田市南部の岡崎市との境界線を流れる郡界川本流に懸かる落差30mの斜瀑である。豊田市最大の規模を誇る。二段になって流れることからこの名前がついたという。
大沼八滝/百々平の滝2.00
百々平の滝は、愛知県豊田市を流れる郡界川に懸かる落差3mの渓流瀑である。国道301号線のすぐ脇に存在するが、木々に覆われてよく見ることはできない。郡界川を挟んで反対側の林道から急斜面を下りると渓谷の底に到達することが可能。渓流を遡上すると幾つかの早瀬を見ることができるがいずれも滝と呼ぶには苦しいところ。
大沼八滝/滝坂の滝1.73
滝坂の滝は、愛知県豊田市大沼町の県道77号線脇に懸かる落差3mの斜瀑である。水量が少ないため見栄えはしない上、周囲は荒廃しており残念な感じだ。大沼町にある「大沼八滝」の一つに数えられている。
大沼八滝/名牛の滝1.73
名牛の滝は、愛知県豊田市大沼町にある落差5mの斜瀑であり、大沼町にある「大沼八滝」の一つに数えられている。ロイヤルCC下山コースの北側を通る道路脇に僅かな入口がある。軽トラなら辛うじて進めそうな道を5分程度歩くと石段の延びる神社が祀られている。さらに倒木に覆われた踏み跡を進むと僅かな水が流れる小さな沢がある。高さ3m程度の岩に挟まれた小さな滝だ。
大沼八滝/右衛門殿の滝2.43
右衛門殿の滝は、愛知県豊田市を流れる巴川支流の右衛門殿川に懸かる幅1m程度に広がって落ちる落差4mの斜瀑である。大沼町にある「大沼八滝」の一つに数えられている。滝の下流側の林道から斜面に僅かに見られる踏み跡から谷に下り滝の下流に立つことができる。下流から見る滝の姿は見ごたえがあるが、上流にはゴルフ場や集落が存在するためか水質は良くない。またゴミが散乱しているのも残念だ。
上冷田不動滝1.73
上冷田不動滝は、愛知県豊田市冷田町にある落差10mの直瀑である。住宅と鶏舎の間に参道入口があり、石段を上ると目の前には祠が建っている。その右脇の岩盤の滑るように僅かに流れ落ちている。
鳴岩の滝1.90
鳴岩の滝は、愛知県豊田市国谷町の鏡川の枝沢に懸かる落差2mの渓流瀑である。県道359号線沿いに見ることができる。手作りの案内板がガードレールに括られているがその先に滝らしきものを見ることができない。苔むした丸い岩が覆いかぶさるその間を流れ落ちている姿があるが、これがこの滝なのかは確証が持てない。この上流に本瀑があるのかも知れないが確認はできず。
矢元の滝2.17
矢元の滝は、愛知県豊田市国谷町を流れる鏡川の枝沢に長さ100m程の間に見られる総落差20mの滝である。県道脇に立つ案内板のすぐ上流側には小滝が懸かる。川は橋の下を潜った後、さらに幾つかの小瀧となって総落差20mを形成しているとのことだ。
山ノ上戸の滝2.33
山ノ上戸の滝は、愛知県豊田市の鏡川に懸かる落差5mの直瀑である。県道359号線脇に立つ案内板の右脇に見られる踏み跡から谷に入る。藪が生い茂るため、少しの間藪漕ぎが必要だ。滝の20m程度下流の場所から川に下り滝に向かって進むと落差5m弱の直瀑が目の前に現れる。
滑岩渓谷/三途の滝2.33
滑岩渓谷(なめらけいこく)は、愛知県豊田市沢ノ堂町を流れる野林川が創った渓谷で名前のとおりツルツルとした岩を多く見ることができる。その最上流に懸かる三途の滝は、渓谷最大で滑らかな一枚岩の上を滑るように流れ落ちる落差5mの斜瀑である。渓谷には遊歩道が設置されているが、この滝の上に設置された橋は朽ちていて無残な姿を見せている。この斜瀑の上は滑りやすく、不覚にも転倒してしまった。
滑岩渓谷/うたせの滝1.73
滑岩渓谷(なめらけいこく)は、愛知県豊田市沢ノ堂町を流れる野林川が創った渓谷で名前のとおりツルツルとした岩を多く見ることができる。最上流の三途の滝のすぐ下にうたせの滝というネームプレートが立っている。そのすぐ下に懸かる極小さな滝がうたせの滝と思われるが、落差1m程度のもので、どのように『うたせ』るのかは不明。
滑岩渓谷/無名瀑2.43
滑岩渓谷(なめらけいこく)は、愛知県豊田市沢ノ堂町を流れる野林川が創った渓谷で名前のとおりツルツルとした岩を多く見ることができる。最上流の三途の滝から50m程度下流に名前の不明な落差2m程度の滝が懸かる。滑りやすい岩の上を伝って下りていく必要があるが是非見ておきたい滝だ。
こもでしの滝3.37
こもでしの滝は、愛知県豊田市を流れる巴川の支流に懸かる落差8mの直瀑である。林道から100m程度歩くとまず小滝に出合い、さらに50m程度進むと落差2m程度ではあるが綺麗な滝を見ることができる。この滝の脇を進み岩を下りると広めの滝壺が広がる気持ちのよい空間が現れる。その中央に流れ落ちる滝の姿は見事だ。
和合不動滝2.77
和合不動滝は、愛知県豊田市和合町を流れる杣沢川に懸かる落差9mの段瀑である。滝口からは樋が真っ直ぐに伸びており水を垂らしている滝行を行う滝でもあるようだ。また、滝前の広場にはお不動様がいくつも鎮座している。
三河湖/不動の滝2.93
不動の滝は、愛知県豊田市羽布町の羽布ダム上流の三河湖の左岸に懸かる大沢に懸かる落差5mの斜瀑である。
三河湖/二すじの滝2.33
二すじの滝は、愛知県豊田市羽布町の羽布ダム上流の三河湖の左岸に懸かる落差4mの分岐瀑である。道路脇にひっそりと懸かるため、油断をすると見逃してしまいそうだ。
お不動様の滝2.93
お不動様の滝は、愛知県豊田市野原町を流れる吉平川に懸かる上下二段となって落ちる落差7mの段瀑である。上段の滝の脇にお不動様が祀られており、訪れた日は花が供えられており住民に愛されていることが伺える。ゴロゴロとした岩場を下っていくと下段の滝の下に下りることができるがこちらもなかなか見事な滝でその滝壺の水も清らかだ。
保殿の七滝(5)/一の滝3.10
保殿の七滝は、愛知県豊田市東部を流れる野原川の枝沢に懸かる連瀑である。最下流にある一の滝はこの滝群の中で最大規模の落差4mの幅広の滝で、国道473号線脇に祀られる瀧見不動明王の脇から遊歩道が通じる。途中では間近で俯瞰するように滝を見ることも可能。さらに遊歩道を下れば河原まで下りることができる。川の中洲から真正面に見る姿も圧巻だ。この滝を一の滝と呼ぶかどうかは諸説あるようだ。
保殿の七滝(4)/二の滝2.33
保殿の七滝は、愛知県豊田市東部を流れる野原川の枝沢に懸かる連瀑である。二の滝は、最下流の一の滝から100m程度上流に懸かる落差2m程度の段瀑である。野原川と農地の間にあるあぜ道から見るのが一般的のようだ。この滝を二の滝と呼ぶかどうかは諸説あるようだ。
保殿の七滝(3)/三の滝2.60
保殿の七滝は、愛知県豊田市東部を流れる野原川の枝沢に懸かる連瀑である。三の滝は、最下流の一の滝から300m程度上流に懸かる落差4m程度の斜瀑である。ガードレールの間に降り口がある。その先で滝を横から見るのが一般的なようだが、さらに下流から遡上すると正面から見ることも可能という。
保殿の七滝(2)/山田滝2.33
保殿の七滝を構成する要素である山田滝は、愛知県豊田市の保殿地区を流れる野原川の支流に懸かる落差7mを三段となって落ちる段瀑であり、下流から四の滝、五の滝、六の滝と呼ばれている。さらに別名として下流から不動滝、琵琶滝、栃の木滝という名前も持つ。滝前に「山田滝」と書かれた社殿がある。
保殿の七滝(1)/七の滝2.33
保殿の七滝は、愛知県豊田市東部を流れる野原川の枝沢に懸かる連瀑である。七の滝は、山田滝の上流200m程度の場所に懸かる落差2m程度の小滝であるが、この滝が七の滝であるかどうかは諸説ある。林道から竹藪の中を強行突破するとこの小滝の前に出ることができる。
南無不動明王の滝2.60
南無不動明王の滝は、愛知県豊田市東部を流れる大見川の枝沢に懸かる落差3mの直瀑である。国道脇に揺れる「南無不動明王」と書かれた幟が目印となり、そのすぐ奥に懸かるためお気軽に見ることができる滝である。滝自体は非常に趣のあるものである。