滝めぐり
 (2017.08.13)

胴腹ノ滝
どうばらのたき
山形県飽海郡遊佐町吉出
斜瀑5m
野沢川
高瀬川
月光川
東北64D1
39.03916/139.97125地図
胴腹ノ滝は、山形県遊佐町北部に聳える日本百名山・鳥海山(2236m)に源を発する野沢川に懸かる落差5mの斜瀑である。県道60号線沿いの駐車場から遊歩道を3分程度歩くと祠が現れる。その両側に小さな滝が懸かる。滝の周辺は苔むした岩が見事だ。周辺はクマの出没が確認されているため注意が必要だ。
一ノ滝
みなみのこまい
1のたき
山形県飽海郡遊佐町白井新田
直瀑20m
南ノコマイ
月光川
東北64D1
39.05588/139.99181地図
山形県と秋田県の県境に聳える日本百名山・鳥海山(2236m)は出羽富士とも呼ばれる端正な成層火山である。その南麓に源を発するの南ノコマイ谷には幾つかの滝を見ることができる。一の滝は駐車場から一の滝神社に向かう参道(登山道)を15分ほど下って行くと見ることができる落差20mの直瀑である。深い谷故に滝壺に下りることは出来ず観瀑台からの眺めとなるがその迫力は素晴らしい。上流の二の滝と合わせて「飽海(あくみ)三名瀑」の一つとされている。なお「飽海」とは、遊佐町が属する「飽海郡」のこと。
二ノ滝
みなみのこまい
2のたき
山形県飽海郡遊佐町白井新田
直瀑28m
南ノコマイ
月光川
東北64D1
39.06104/139.98924地図
山形県と秋田県の県境に聳える日本百名山・鳥海山(2236m)は出羽富士とも呼ばれる端正な成層火山である。その南麓に源を発する南ノコマイ谷には幾つかの滝を見ることができる。二の滝は、駐車場から一の滝神社と一の滝(直瀑20m)を経て、40分程度で見ることができる落差28mの直瀑である。滝の下流には巨大な岩がゴロゴロしている。下流に架かる頑丈な橋を渡って登山道は左岸沿いに続く。50m程度まで近づくことはできなかったが、それでも轟音と迫力は凄まじいものだった。遊佐町に見られる「飽海(あくみ)三名瀑」の一つとされている。
間ノ滝
みなみのこまい
あいのたき
山形県飽海郡遊佐町白井新田
直瀑10m
南ノコマイ
月光川
東北64D1
39.06197/139.98835地図
間ノ滝は、山形県遊佐町北西部に聳える日本百名山・鳥海山(2236m)南麓に源を発するの南ノコマイ谷(月光川支流)に懸かる落差10mの直瀑である。二の滝から三の滝に向かう登山道の途中にあるが、断崖の上から見下ろすことになり、しかも木々の間からとなるため全貌があまり良く分からないのが残念だ。
三ノ滝
みなみのこまい
3のたき
山形県飽海郡遊佐町白井新田
分岐瀑18m
南ノコマイ
月光川
東北64D1
39.06520/139.98885地図
三ノ滝は、山形県遊佐町北西部に聳える日本百名山・鳥海山(2236m)南麓に源を発するの南ノコマイ谷(月光川支流)に懸かる落差18mの直分岐瀑である。一の滝二の滝と比較すると形状的にも迫力的にも劣る。登山道から沢に下りることが可能だが、撮影には適さない。少々下流の場所から木々に捕まりながら岩の上に立つとようやく全貌が掴めた。
不動滝
ふどうたき
山形県酒田市下黒川
分岐瀑20m
不動沢川
日向川
東北64D2
38.99837/139.98644地図
山形県酒田市北部に聳える鳥海山(2236m)の南麓を流れる日向川の支流に懸かる落差20mの分岐瀑で、遊佐町との境界付近にある別名「開運出世の滝」とも呼ばれる滝だ。県道366号線から250m程度北上すると御瀧神社がある。路肩に車を止め境内に足を踏み入れ社殿の裏手に進めばすぐ目の前に見ることができる。お手軽な割に見応えのある迫力の滝だ。
玉簾の滝
たますだれのたき
山形県酒田市升田
直瀑63m
滝ノ沢
前ノ沢
日向川
東北64E2
38.99702/140.05357地図
玉簾の滝は、山形県酒田市北部の薬師森(668m)に源を発する滝ノ沢に懸かる落差63mの直瀑である。駐車場からよく整備された遊歩道を500m程度歩くと御嶽神社が祀られており、その背後の切り立った断崖絶壁を垂直に豪快に流れ落ちている。この滝は1200年ほど前に弘法大師によって発見されたと云われている。夏はライトアップされ、厳冬期には氷瀑となり、四季折々楽しむことができる滝である。
奈曽の白滝
なそのしらたき
秋田県にかほ市象潟町小滝
直瀑26m
奈曽川
東北68C3
39.18149/139.94381地図
奈曽の白滝は、日本百名山・鳥海山(2236m)に源を発した奈曽川が秋田県にかほ市を流れ、河口から4km程度の場所で落差26mとなって落ちる直瀑であり、国の指定する名勝とされている。滝の正面には金峰神社が祀られている。金峰神社境内から谷に向かって長い石段が続き意外にきつい。下りきった先の大きな岩の上が最も景観が良い。金峰神社の下流川には吊橋が架けられ周回することも可能だ。
元滝伏流水
もとだきふくりゅうすい
秋田県にかほ市象潟町
伏流瀑5m
元滝川
奈曽川
東北68C4
39.16116/139.95232地図
元滝伏流水は、秋田県にかほ市南東部に聳える鳥海山(2236m)に源を発する元滝川の右岸に懸かる落差5m程度を幅広に流れ落ちる伏流瀑である。元滝は、実際には伏流瀑の落ちる場所から上流に200m程度に懸かる滝のこと言うがこの場所は現在立入禁止となっており見ることはできない。現在ではこの滝を元滝と呼ぶことがある。霧にまかれた伏流瀑が苔むした岩盤の上を流れ落ちる姿は非常に幻想的だ。
三の滝
ほったいのたき
3のたき
秋田県由利本荘市鳥海町
段瀑42m
赤沢川
子吉川
東北68G5
39.10797/140.15926地図
法体の滝は、秋田県由利本荘市南西部に聳える日本百名山・鳥海山(2236m)東麓に源を発する赤沢川に懸かる3段の滝の総称であり、日本の滝100選の一つにも数えられている。上流から一の滝二の滝三の滝と呼ばれ、主瀑である三の滝は落差42m、幅30mになって落ちている。源流が鳥海山にありながら滝の正面にその山を望むことができる珍しい滝である。滝の上流の玉田渓谷には県の天然記念物に指定されている大甌穴群を見ることができる。滝壺の周辺は、法体園地キャンプ場として整備され多くの観光客で賑わう。
二の滝
ほったいのたき
2のたき
秋田県由利本荘市鳥海町
斜瀑2m
上玉田川
鳥海川
子吉川
東北68G5
39.10786/140.15953地図
法体の滝は、秋田県由利本荘市南部に源を発する上玉田川に3つの滝の総称で、二ノ滝は、一ノ滝の下流に懸かる落差2mの斜瀑である。
一の滝
ほったいのたき
1のたき
秋田県由利本荘市鳥海町
直瀑13m
上玉田川
鳥海川
子吉川
東北68G5
39.10780/140.15972地図
法体の滝は、秋田県由利本荘市南部に源を発する上玉田川に3つの滝の総称で、一ノ滝は、最上流に懸かる落差13mの直瀑である。
不動滝
ふどうたき
秋田県雄勝郡羽後町西馬音内堀回
分岐瀑7m
西馬音内川
雄物川
東北69D3
39.18645/140.36603地図
不動滝は、秋田県羽後町中央部を流れる西馬音内川の枝沢に懸かる落差7mの分岐瀑であり、御岳神社の奥に懸かる。御岳神社の門をくぐり境内を進むこと5分程度で滝に到着する。