山雀の滝3.10
山雀の滝は、群馬県東吾妻町南部に聳える榛名山(1449m)山麓に湧き出す日本名水百選の一つ箱島湧水のすぐ下に懸かる落差6mの段瀑である。箱島湧水は、箱島不動尊のお堂脇に立つ樹齢400年といわれる東吾妻町の天然記念物「箱島不動堂の大杉」の根元から湧き出す湧水で一日あたり3万トンの水が湧き出ているという。
吾妻渓谷/不動の滝3.37
吾妻渓谷は群馬県長野原町から東吾妻町にかけて流れる吾妻川の渓谷であり、八丁暗がり付近を特に吾妻峡と呼び、国の名勝に指定されている。不動の滝は渓谷に流れ込む落差90mの段瀑である。吾妻川に架かる不動大橋の上から眺めることができる。
荒澤不動の滝2.77
荒澤不動の滝は、群馬県長野原町の遅沢川に懸かる落差3mの斜瀑である。国道脇に懸かる滝であるため車窓からも見ることができる。滝の秋には荒澤不動が祀られ、その前には鳥居が立っているので、それが目印となる。
澗満滝3.70
澗満滝は、長野県山ノ内町南東に聳える横手山(2305m)に源を発する角間川に懸かる落差107mの直瀑である。山ノ内町の湯田中温泉から国道292号線を渋峠(国道最高地点2172m)に向かって東に進むと右手に案内板と駐車場がある。駐車場から展望台まで遊歩道が続く。3分程度も歩けば展望台に到着する。その先には木々の緑に覆われた谷と剥き出しとなった断崖。その中にこの滝が落ちている。展望台から滝までの距離は700m程度。その間の深い谷は人を阻み、滝壺にたどり着くのは容易ではないという。