不動滝3.20
不動滝は、兵庫県猪名川町北部を流れる猪名川支流に懸かる落差8mの分岐瀑である。駐車場から参道を50m程度歩くと滝に到着することができる。滝の横には猪名川不動尊が祀られている。滝行にも使われる滝で設備も整っている。そして滝の水は清らかだ。
長寿の滝2.50
長寿の滝は、兵庫県猪名川町北西部に源を発する猪名川上流部に懸かる落差8mの段瀑である。県道507号線の案内板から50m程度進むと駐車スペースがある。その端にある獣害用門扉を開けて50m程度進むとこの滝がある。滝の脇には「志」と書かれた箱が設置されている。滝は基本水量が少ないらしい。ここは幻の滝とも呼ばれる名水であり、その水を汲むために滝の中段ほどにペットボトルに青色のホースがつけられた簡易的取水設備がある。撮影には目障りだが岩陰に隠すことも可能。
尼ん滝3.27
尼ん滝は、兵庫県三田市北部に源を発する青野川(武庫川支流)に懸かる落差8mを二段に落ちる段瀑である。県道308号線のすぐ脇にあり沢に下りることができるが足元は滑りやすので注意が必要だ。滝は幾筋にも別れて落ち変化があって楽しい。この滝の名前は、尼僧がこの滝に打たれて修行したことから名づけられたと云われている。
大川瀬滝2.77
大川瀬滝は、兵庫県三田市西部を流れる東条川に懸かる落差5mの渓流瀑である。大川瀬ダムの下流2km程度の場所に懸かり、川幅一杯に岩がむき出しになった場所に豪快に流れ落ちている。県道沿いの広いスペース(恐らく工場の駐車場)の正面に見ることができるが滝までは50m程度は離れており近づくのは難しそうだ。またダムの下流ということで水質はあまり良くない。
闘龍灘3.20
闘龍灘は、兵庫県加東市を流れる加古川本流に懸かる落差3m程度の渓流瀑である。駐車場から少し歩くと加古川の左岸に出る。その先には奇岩が広がる。その手前に勢い良く流れ落ちるのがこの滝だ。階段を下り橋を渡れば奇岩でできた中洲に渡ることができる。滑りにくい岩なので散策するには楽しい。滝の脇には遡上用の魚道がありよく見ると小魚が上流目指して飛び跳ねていた。
姫滝1.73
姫滝は、兵庫県加東市を流れる加古川に懸かる落差1mに満たない渓流瀑である。闘龍灘の700m程度下流に位置する。岩の間を勢い良く流れる早瀬ではあるが滝とは呼ぶのはかなり無理がある。しかもその場所に近づく事ができず、100m程度離れた場所から遠望するしかない。ただ滝の周辺の岩場にはカワウやサギ等の野鳥が集まるのでバードウォッチングには良さそうだ。
津万滝2.50
津万滝は、兵庫県西脇市を流れる加古川本流に懸かる落差2m程度の渓流瀑である。「日本へそ公園」のすぐ西側の加古川にあり、黄色っぽい岩が特徴的な場所だ。加古川右岸の土手の上を通る道路脇に車を止め土手を下るとすぐに滝の脇に出る。中洲に渡ることが切ると聞いていたが、渡れる場所が見当たらなかった。
笠形山中の谷(4)/蛇腹滝2.93
蛇腹滝は、兵庫県多可町北西部に源を発する中の谷川に懸かる落差2mの斜瀑である。滝の手前の案内板には、「滝全体がヘビの腹の鱗を思わせる岩で出来ていることから、蛇腹瀧という名がつきました。」とある。その裏にあるトイレのすぐ後ろの崖の上から覗き込む。
笠形山中の谷(3)/二重ヶ滝3.27
二重ヶ滝は、兵庫県多可町西部に聳える笠形山(939m)に源を発する中の谷川に懸かる落差25mの段瀑である。笠形山に通じる登山道から分かれて枝沢に入り進むと正面に滝の姿が伺える。下段の滝の直ぐ側まで近づくことができるが、その場合は上段の滝は見ることは出来ない。少し引いた場所から落差2m程度の前衛の斜瀑の手前ぐらいから眺めるのが良さそうだ。
笠形山中の谷(2)/勝負滝2.77
勝負滝は、兵庫県多可町西部に聳える笠形山(939m)に源を発する中の谷川に懸かる落差6mの段瀑である。笠形山に通じる登山道沿いに見ることが出きる滝で、案内板には、「落差は約8メートル。二つの谷が合流したところにあり、流れる水が二つに分かれて滝になっていることから勝負瀧と名付けられました。」とある。
笠形山中の谷(1)/竜ヶ滝3.10
竜ヶ滝は、兵庫県多可町西部に聳える笠形山(939m)に源を発する中の谷川に懸かる落差10mの分岐瀑である。笠形山に通じる登山道沿いのうち、最上流にに見ることが出来る滝で、滑らかな岩盤の上を末広がりに流れ落ちる美しい滝だ。
みそぎ滝3.10
みそぎ滝は、兵庫県多可町北西部に聳える千ヶ峰に源を発する多田川に懸かる落差15mの段瀑である。岩座神(いさりがみ)地区から千ヶ峰に通じる登山道から途中で分岐し沢沿いに進む。沢沿いの道は踏み跡程度のもので、途中目印(赤テープ)も無くなり少々不安になりながらのアプローチだ。その分この滝にたどり着いたときには喜びもひとしお。この滝の上流には、唐滝(落差15m)が懸かる。