滝めぐり
 (2017.10.08)

千尋の滝
おおすぎだに
せんぴろのたき
三重県多気郡大台町大杉
分岐瀑135m
千尋谷
大杉谷
宮川
中部12B4
34.21217/136.17519地図
三重県と奈良県の県境に広がる大台ヶ原山(日出ヶ岳1695m)東麓に源を発する大杉谷は、日本三大峡谷と呼ばれる谷の一つである。
千尋の滝は、大杉谷の枝沢である千尋谷に懸かる落差135mの分岐瀑である。大杉谷登山口に入って渓谷を遡ること3.3km地点。登山道の対岸に大杉谷に合流する沢が現れる。この沢の遥か上方を見るとこの滝の姿がある。まるで天から降り注いでくるような印象の滝だ。
二本滝
おおすぎだに
にほんたき
三重県多気郡大台町大杉
分岐瀑50m
嘉茂助谷
大杉谷
宮川
中部12A4関西105A2
34.21402/136.16577地図
三重県と奈良県の県境に広がる大台ヶ原山(日出ヶ岳1695m)東麓に源を発する大杉谷は、日本三大峡谷と呼ばれる谷の一つである。
二本滝は、大杉谷を代表する景勝地であるシシ淵のすぐ脇に懸かる落差50mの分岐瀑である。シシ淵から登山道の岩場を登ってすぐ見ることができる。
ニコニコ滝
おおすぎだに
にこにこだき
三重県多気郡大台町大杉
段瀑150m
嘉茂助谷
宮川
中部12A4関西105A2
34.21066/136.16239地図
三重県と奈良県の県境に広がる大台ヶ原山(日出ヶ岳1695m)東麓に源を発する大杉谷は、日本三大峡谷と呼ばれる谷の一つである。
登山口から4.5km程度でこの谷を代表する景勝地シシ淵に到着する。そこは両岸に聳える巨大な岩で狭まった沢にエメラルドグリーンの水が映えるポイントだ。その淵の奥に見える白い一本の筋がニコニコ滝だ。淵からさらに400m程度登山道を上流に進むと脇に東屋が建つ。すぐ目の前に落差150mの滝が轟音を響かせて落ちている。変わった名前だが由来ははっきりしない。写真の滝は最下流の滝で、さらに上流の嘉茂助谷にある幾つもの滝を合わせてニコニコ滝と呼ぶのが正しいようだ。
七ッ釜滝
おおすぎだに
ななつかまたき
三重県多気郡大台町大杉
段瀑150m
大杉谷
宮川
中部12A4関西105A2
34.20916/136.15278地図
三重県と奈良県の県境に広がる大台ヶ原山(日出ヶ岳1695m)東麓に源を発する大杉谷は、日本三大峡谷と呼ばれる谷の一つである。
七ッ釜滝は、大杉谷を代表する名瀑であり、日本の滝100選にも選ばれている落差150mもの段瀑だ。峡谷の懐は非常に深く、この滝を見るためには大台町の宮川貯水池の奥にある登山口から渓谷沿いに起伏の多い登山道を7km程度、5時間程度の歩きが必要となる。今回は日帰りでの訪問だったが、途中の桃の木山の家を利用して余裕のあるスケジュールを組むのがオススメだ。大杉谷全体で140を超える滝が存在するが、平成16年9月28日の台風21号ので大きな被害を受け立ち入り禁止と成っている箇所が多いので事前確認が必要だ。
六十尋の滝
おおすぎだに
ろくじゅっぴろのたき
三重県多気郡大台町大杉
直瀑35m
美濃谷
宮川
中部12B3
34.24734/136.18424地図
三重県と奈良県の県境に広がる大台ヶ原山(日出ヶ岳1695m)東麓に源を発する大杉谷は、日本三大峡谷と呼ばれる谷の一つである。
六十尋の滝は、三重県大台町を流れる宮川上流部の宮川ダムによりできた宮川貯水池に流れる美濃谷に懸かる落差35mの直瀑である。県道53号沿いに東屋が立ちその脇の石段を上がっていくと2分程度で滝に到着する。滝の前には巨大な岩がゴロゴロとしている。気を付けて岩場を下りれば滝の直下に近づくことができるが、水量が多いため、滝からの水しぶきが強く吹き付けてくる。観瀑台付近から見る滝は35m程度の直瀑だが、実際には段瀑で、高さも名前の通り、六十尋≒90m(60尋×1.5m)の高さがあり、観瀑台からさらに上に続く階段を上って滝を見ると、直瀑の上に小さな段瀑を見ることができる。