補陀落の滝2.60
補陀落の滝は、三重県伊賀市北西部を通る伊賀コリドールロードに架かる不動橋の上流側にある落差10mの3段の段瀑である。見栄えがするのは最上段の滝でその他は1m前後だ。不動橋の下流側に階段があり不動橋を潜って上流の滝に続く。附近は廃補陀落寺町石(道標)が道端に点在している場所だ。
夢弦峡(1)/石菖の滝2.17
石菖の滝は、京都府南山城村を流れる木津川左岸に懸かる落差8mの斜瀑である。木津川沿いの道沿いに懸かり、滝の水は道路の下の水路を通って木津川に注いでいる。滝の脇にこの道路に関する注意看板が2枚掲げられており目障りな存在。かつては滝の脇の木に滝名の書かれたプレートがあったが無くなっていた。
無名瀑2.50
京都府南山城村にある高山ダム(月ヶ瀬湖)の西側を通る府道82号線沿いに見られる名張川に落差5mの直瀑である。滝の流れる赤茶けた岩盤が特徴的な小さな滝である。滝口の上方に取水目的と思われる人工物が存在し滝の両側にはパイプが張り出している。道路から滝下に下りることも可能(長靴必須)。
日乃出の滝2.60
日乃出の滝は、京都府南山城村にある高山ダム(月ヶ瀬湖)の西側を通る府道82号線沿いに懸かる落差8mの分岐瀑である。滝の東側が開けていることで、朝日を十分に浴びそうな環境にあることから付けられた名称かと思われる。開けた東側には月ヶ瀬湖も見ることが出来る。
仏谷不動滝2.60
仏谷不動滝は、京都府南山城村を流れる名張川左岸にある枝沢である仏谷に懸かる分岐瀑である。林道終着点に付けられた赤い布切れからダム湖に通じる登山道を進む。ダム湖水面近くで沢沿いに進むが倒木や落石などで沢はそこそこ荒れているので足元には注意が必要。滝の前には巨大な球体の岩石が転がっている。滝に向かって左手には小さな磨崖仏が彫られている。
しょうめんの滝2.93
しょうめんの滝は、奈良市東部にある松原市少年自然の家「クリエート月ヶ瀬」の敷地内を流れる二又川に懸かる落差5mの段瀑である。滝周辺には遊歩道が通り、滝正面には観瀑台も設置されている。子供が多く活動する施設であるため、滝壺への立ち入りは残念ながら制限されている。
遅瀬不動滝2.77
遅瀬不動滝は、奈良県山添村北部を流れる名張川の枝沢である八丈嶽川に懸かる落差30mを大きく4段となって落ちる段瀑である。県道4号線「八丈嶽橋」の上から山側に見ることが出来る。橋の北詰山側に入渓できそうな場所があるが、足元の狭い場所があるので注意が必要だ。橋の上から眺めるのが一般的と思われる。走行車には注意したい。
大塩不動滝2.50
大塩不動滝は、奈良県山添村大塩地区にある八柱神社の奥を流れる二又川に懸かる落差15mの斜瀑である。県道245号線から八柱神社に通じる石段を上り境内に入る。社務所脇の通路を通り神社を抜けると二又川に出る。川沿いの踏み跡を通り上流を目指し3分程度で斜瀑の前に到着する。
細滝2.50
細滝は、奈良市南東部を流れる深川の支流である細滝川に懸かる落差8mの斜瀑である。深川沿いの県道127号線を進むと「細滝川不動参道」の標柱が目に入る。その前の深川に架かる木製の橋で対岸に渡り参道を5分程度進むと細かい段となって流れ落ちる滝が現れる。
不動の滝2.77
笠置町の不動の滝は、京都府笠置町南部を流れる打滝川に懸かる落差3m程度の滝である。木津川沿いの国道163号から府道4号に入り笠置大橋を渡って南下し2.6km地点。笠置大橋から滝まで細い道が続くため走行には注意したい。橋の上から上流すぐの場所に見ることができる。橋を挟んで連瀑となっており、その最上段にある最も規模の大きいのがこの滝だ。
掛谷出合滝2.50
掛谷出合滝は、京都府宇治田原町南部の和束町との境界付近の府道62号沿いの掛谷に懸かる落差8mの段瀑である。道路から谷に下りることが出来るが、足場は決して良くなく滑りやすいので注意が必要。撮影ポイントが狭いのが難点。滝周辺は道が広くなっているので路肩に駐車してもあまり迷惑にはならない。しかしこの滝の前後の県道には所々狭い場所があるため運転には注意したい。