滝めぐり
 (2018.05.26)

桜滝3.53
桜滝
さくらたき
三重県津市美杉町八知
段瀑8m
神河谷川
雲出川
中部18C6関西70C6
34.56960/136.22629地図
桜滝は、三重県津市南西部の尼ヶ山(958m)に源を発する神河谷川上流部に懸かる落差8m程度の段瀑である。近くを通る県道39号線からその姿を見ることができるが、滝に近づくには20m程度の斜面を下りる必要がある。斜面は間伐された林となっているためルートさえ選べばそれ程アプローチは難しくない。数分で2段に流れ落ちる滝にたどり着く。その滝壺には清冽な水が広がる。
奥出不動滝
おくでふどうたき
三重県津市美杉町奥出
段瀑6m
神河谷川
雲出川
中部18C6関西70C6
34.57118/136.25270地図
奥出不動滝は、三重県津市南西部を流れる神河谷川本流に懸かる落差6mの段瀑である。川幅が一気に狭まる場所に掛かる滝で、両側はゴルジュ地形となっている。滝から50m程度の場所に急斜面ではあるが降下可能なポイントがある。沢に下りた後は大小の岩を伝って遡上する。前衛の小滝を超えると深い淵が現れ、その先にこの滝が懸かる。沢を遡上する際には長靴があったほうが良い。
無名瀑
むめいばく
三重県津市美杉町奥出
斜瀑5m
神河谷川
雲出川
中部18C6関西70C6
34.57229/136.24470地図
三重県津市南西部を流れる神河谷川本流に懸かる落差5m程度の斜瀑である。訪れた5月では周囲の木々の緑に遮られて見える姿は僅かである。葉が落ちる季節であれば滝は見やすいかも知れない。県道脇のガードレールと沢の間に降下ポイントがなく、ロープでも掛けなければ滝前に辿り着くことは難しい。
無名瀑
かくしたき
むめいばく
三重県津市美杉町八知
斜瀑3m
比河川
老ヶ野谷川
雲出川
中部14C1関西83C1
34.54842/136.25178地図
三重県津市南西部を流れる老ヶ野谷川支流の比河川本流に懸かる落差3mの斜瀑である。林道脇の祠付近から沢に降下し、100m程度下流にあるかくし滝を目指して岩場を下っていく途中に見ることができる。綺麗な水を湛えた広い滝壺が印象的な名称不明の滝である。そのすぐ下流にも名称不明の滝がある。かくし滝をこの3つの滝を合わせた段瀑として捉えているのか不明だが、それぞれが少し離れているため、別の滝としてカウントした。
無名瀑
かくしたき
むめいばく
三重県津市美杉町八知
段瀑4m
比河川
老ヶ野谷川
雲出川
中部14C1関西83C1
34.54826/136.25206地図
三重県津市南西部を流れる老ヶ野谷川支流の比河川本流に懸かる落差4mの名称不明の小さな段瀑である。林道脇の祠付近から沢に降下し、100m程度下流にあるかくし滝を目指して岩場を下っていく途中に見ることができる。この滝の少し下流にかくし滝が懸かる。これも上流の小滝と同様、単独の滝としてカウントした。
本滝
かくしたき
ほんたき
三重県津市美杉町八知
斜瀑4m
比河川
老ヶ野谷川
雲出川
中部14C1関西83C1
34.54799/136.25251地図
かくし滝は、三重県津市南西部を流れる老ヶ野谷川支流の比河川本流に懸かる落差4mの斜瀑である。林道脇の祠付近から沢に降下し、2つの小滝と清冽な滝壺を経由して100m程度岩場を進むとこの滝の滝口にたどり着く。一旦川の左岸の斜面を登って進むと滝壺に下りることが可能だ。滝壺の下流側には三脚を立たせることができる程の平らな大きな岩があり、安心して撮影や観望が可能だ。
広瀬不動滝
ひろせふどうたき
三重県津市美杉町八知
段瀑13m
比河川
老ヶ野谷川
雲出川
中部14C1関西83C1
34.54614/136.23234地図
広瀬不動滝は、三重県津市南西部を流れる老ヶ野谷川支流の比河川本流に懸かる落差13mの段瀑である。下流のかくし滝から林道をさらに1.5km程度西に進んだ場所だが、滝の姿は林道から見ることができず轟音だけが聞こえている。沢は県道から20m程度下を流れている。沢との間は急斜面となっている。斜面に踏み跡を探しながら滝の下流50m程度下流に下りる。その途中で初めて滝を見ることができる。滝に向かって50m程度、大小の岩や石を伝って遡上すると滝壺越しにこの滝を見ることができる。
無名瀑
無名瀑
三重県津市美杉町八知
直瀑4m
小田川
老ケ野野川
雲出川
中部14C1関西83C1
34.54191/136.25476地図
三重県津市美杉町八知の小田地区を流れる小田川が老ケ野野川に合流する場所から30m程度上流部に懸かる落差4m程度の直瀑で、大きく二条となって流れ落ちている。県道から滝の右岸に通じる踏み跡があり滝を横から滝を見下ろすのが一般的なようだ。5m程下の滝壺は急斜面に阻まれ降下は困難であり少々危険だ。県道の反対側から川への降下が可能で、県道下を通って滝壺へのアプローチを試みたが水深に阻まれ道路下を通過することはできなかった。
小黒田不動滝
おぐろだふどうたき
三重県津市美杉町川上
段瀑10m
小黒田谷
坂本川
雲出川
中部14C3関西83C3
34.47640/136.24554地図
小黒田不動滝は、三重県津市南西部に聳える三峰山(1235m)の北西麓を流れる坂本川の枝沢に懸かる落差10mの段瀑である。坂本川沿いの道を2.3km程度進んだ場所に不動尊が祀られている。滝は50m程度奥にあり遊歩道が通じている。滝に近づいて初めて二段の滝であることが分かる。
緑谷の滝
ろくだにのたき
三重県津市美杉町川上
段瀑13m
緑谷
坂本川
雲出川
中部14C3関西83C3
34.47290/136.22850地図
三重県津市南西部に聳える三峰山(1235m)に源を発する坂本川の枝沢である緑谷に懸かる落差13mの段瀑であり、名称は仮に「緑谷の滝」と呼ぶ。滝は橋から50m程度奥に懸かっているがその途中の谷の荒廃が酷く、谷に横たわる倒木を潜って滝に近づくも、倒木が重なり、なおかつ藪が茂って、その姿を覆い隠している。
みそぎ滝
わかみやはちまんぐう
みそぎたき
三重県津市美杉町川上
斜瀑6m
梯子谷
雲出川
中部14C3関西83C3
34.46217/136.26606地図
みそぎ滝は、三重県津市南西部に聳える三峰山(1235m)北東麓に源を発する梯子谷に懸かる落差6mの斜瀑である。若宮八幡宮の社務所から左手に架かる橋を渡って遊歩道を進む。5~6分(250m)程度歩くと谷が大きく曲がった先に滝が懸かる。滝壺の手前に注連縄が掛けられている。滝壺に湛えられた水が非常に美しい。訪れた5月には小さなオタマジャクシが無数にいた。この滝は雌滝と呼び、この滝のはるか上流には雄滝が懸かっているらしい。
夫婦滝
わかみやはちまんぐう
めおとたき
三重県津市美杉町川上
段瀑3m
白山谷
雲出川
中部14C3関西83C3
34.46209/136.26300地図
夫婦滝は、三重県津市南西部に聳える三峰山(1235m)東麓に源を発する白山谷に懸かる落差3mの段瀑である。若宮八幡宮の社務所の脇をすり抜け白山谷沿いに歩くこと10分程度のはらい滝のすぐ下流に二段になって落ちている。5~6年前に崩落(2018年現在)してしまった橋の土台の上流の滝を雄滝、下流の滝を雌滝と呼ぶという。
はらい滝
わかみやはちまんぐう
はらいたき
三重県津市美杉町川上
分岐瀑13m
白山谷
雲出川
中部14C3関西83C3
34.46192/136.26298地図
はらい滝は、三重県津市南西部に聳える三峰山(1235m)東麓に源を発する白山谷に懸かる落差13mの分岐瀑である。若宮八幡宮の社務所の脇をすり抜け白山谷沿いに歩くこと10分程度でこの滝に到着する。この滝の前には橋が架けられていたが、5~6年前に崩落してしまったようで橋の土台だけが残っている(2018年現在)。橋の土台まで斜面を下り川が狭まった場所に顔を出している岩を伝って対岸に渡れば、滝壺に近づくことができる。この滝のすぐ下流には夫婦滝が懸かっている。
瑞雲滝
わかみやはちまんぐう
ずいうんたき
三重県津市美杉町川上
段瀑20m
修験業谷
白山谷
雲出川
中部14C3関西83C3
34.46172/136.26291地図
瑞雲滝は、三重県津市南西部に聳える三峰山(1235m)東麓に源を発する修験業谷に懸かる落差20mの段瀑である。若宮八幡宮の社務所の脇をすり抜け白山谷沿いに歩くこと10分程度のはらい滝を過ぎた辺りから道は登山道らしくなる。5分程度歩くと分岐の案内板に従い白山谷を渡渉して分かりづらい登山道をさらに10分程度進むと滝の姿が見える。滝の下流150m程度場所に沢に下りる踏み跡程度の道を進み岩場を伝って滝に近づく。滝は三段滝のようだが、滝壺から見える姿は二段である。
藤の滝
ふじのたき
三重県津市白山町藤
段瀑4m
藤川
雲出川
中部18D5関西70D5
34.63040/136.30291地図
藤の滝は、三重県津市西部を流れる藤川に懸かる落差4mの段瀑であり、県道29号線沿いに見ることができる。しかし、訪れた5月は滝周辺は木々の緑に遮られて滝の姿を満足に見ることはできない。県道脇から鉄の階段が掛けられているが、滝の観望目的ではなく堰堤と水利用の施設に繋がるもので騙された感がある。結局、県道脇のガードレール越しに見ることになるが、路肩も狭いので通行する自動車には注意が必要だ。
滝坂大滝
たきさかおおたき
三重県津市白山町福田山
段瀑13m
藤川
雲出川
中部18C5関西70C5
34.61730/136.27720地図
滝坂大滝は、三重県津市西部を流れる藤川本流に懸かる落差13mの段瀑である。県道29号線沿いに懸かるが滝の脇は急斜面となっており滝下に下りるには少々危険が伴う。滝の脇からだと二条となって落ちる斜瀑の部分しか見ることができない。下流側から滝の全貌を見たいところだが、県道脇には木々が生い茂っており、それが叶わない。少しでも木々の緑が少ない季節に訪れる方が良さそうだ。
おたね淵の滝
おたねぶちのたき
三重県津市白山町福田山
斜瀑4m
藤川
雲出川
中部18C5関西70C5
34.61348/136.27315地図
おたね淵の滝は、三重県津市西部を流れる藤川本流に懸かる落差4mの斜瀑である。県道29号線のすぐ脇にあるため、県道を南下(上流方面)に進むと突然この滝の姿が飛び込んでくる。周囲は護岸されているが、複雑に流れ落ちた滝の形状は悪くない。