滝めぐり
 (2018.08.12)

海老名の滝
あびなのたき
静岡県掛川市八坂
段瀑15m
海老名川
逆川
原野谷川
太田川
中部43G6
34.80466/138.09030地図
海老名の滝は、静岡県掛川市八坂の海老名地区を流れる海老名川の奥に懸かる落差15mの斜瀑である。林道の脇に見ることができ、手前の前衛滝の脇に設置された石段を越えれば目の前に滝壺が広がり、その中央にくの字型に折れ曲がって落ちる滝を見ることができる。
雄滝
りゅうせんのたき
おたき
静岡県掛川市上西郷
斜瀑10m
倉真川
中部43E5
34.82704/138.01312地図
龍泉の滝は、静岡県掛川市上西郷にある創建1440年とされる法泉寺境内に懸かる落差10mの滝で、近くに懸かる雌滝(8m)に対して雄滝と呼ばれる。通常は殆ど水は流れておらず、大雨の直後でないと滝らしい姿は見ることが出来ないようだ。訪問した日も暫く降雨がなかったため、案の定、水は枯れていた。
八垂の滝
やだるのたき
静岡県島田市川根町家山
段瀑40m
八垂沢
家山川
大井川
中部43F2
34.95012/138.05464地図
八垂の滝は、静岡県島田市北西部に源を発するの家山川に注ぐ支流に懸かる落差10mを数段となって落ちる段瀑である。県道63号線脇に案内板が立つ。ガードレールの向こう側に落ちる姿を見ることができる。滝の左岸側には踏み跡があって伝って進めば滝の中段に続く。
井台橋の滝
いだいばしのたき
静岡県島田市川根町家山
分岐瀑10m
家山川
大井川
中部43F2
34.94709/138.05865地図
井台橋の滝は、静岡県島田市を流れる家山川の枝沢に懸かる落差10mの分岐瀑である。県道63号線にある小さな井台橋の山側すぐの場所に懸かる。水量が少なく足を止める人も少ないと思われる。「井台」とは、田畑に水を引くために設けられた堰のような構造物という。その「井台」の姿は現在では見当たらない。
経文の滝
きょうぶんのたき
静岡県島田市川根町笹間下
分岐瀑10m
笹間川
大井川
中部43G2
34.97725/138.10339地図
経文の滝は、静岡県島田市を流れる笹間川に懸かる落差10mの分岐瀑である。笹間川ダムのダム湖右岸の無名沢に懸かる滝で県道63号線のすぐ脇に「川根新名瀑」と書かれた写真付きの大きな看板が目印となる。道路から滝までは10m程度だが雑草が生い茂っており整備はされていない様子。看板にある写真では水量豊富な豪瀑の印象だが、訪れた日は水量が少なく残念な姿を見せていた。大雨が続いた後などには写真の姿を見せてくれるかも知れない。
宇嶺の滝
うとうげのたき
静岡県藤枝市瀬戸ノ谷
直瀑70m
瀬戸川
中部44A1
34.98395/138.19338地図
宇嶺の滝は、静岡県藤枝市北部の高根山(871m)東麓を流れる瀬戸川に懸かる落差70mの直瀑である。県道32号線からもその轟音を聞くことができるが、県道脇から遊歩道を数分下ることで滝を間近に見ることができる。本来、遊歩道は下にある東屋に通じているようだが、2018年8月現在、崩落があり遊歩道は東屋までは行くことができない。滝の中腹程度の場所に観瀑台があり、そこからの観望することになる。この滝は、伝説にまつわる「お君の滝」という別名を持つ。「お君」とは女性の名前で、その「お君」まつわる悲しい伝説が残されている。
観音滝
しらふじのななたき
かんのんたき
静岡県藤枝市北方
分岐瀑15m
白藤沢
葉梨川
朝比奈川
中部44B3
34.92564/138.24842地図
白藤の七滝は、静岡県藤枝市中心部から北に7km程度の場所。葉梨川上流部の白藤沢に懸かる七つの滝の総称である。観音滝は、主瀑である白藤の滝の手前50m程度の場所の枝沢に懸かる落差15mの分岐瀑である。雨のない時期での訪問であったため水量は極めて少なく残念な姿となっていた。最下流の行者の滝の手前に駐車場が完備され、そこから遊歩道が伸びており、散策を楽しむ人も多い。
白藤の滝
しらふじのななたき
しらふじのたき
静岡県藤枝市北方
直瀑33m
白藤沢
葉梨川
朝比奈川
中部44B3
34.92574/138.24849地図
白藤の七滝は、静岡県藤枝市中心部から北に7km程度の場所。葉梨川(朝比奈川支流)上流部の白藤沢に懸かる七つの滝の総称である。白藤の滝は、白藤沢を代表する落差33mの直瀑である。遊歩道は下流の観音滝付近まで続いており、その場所からこの滝を観望することができるが、沢を伝って滝に近づくのが良いだろう。(訪問日は突然の雷雨のため遡上は自重)
行者の滝
しらふじのななたき
ぎょうじゃのたき
静岡県藤枝市北方
直瀑3m
白藤沢
葉梨川
朝比奈川
中部44B3
34.92366/138.24935地図
白藤の七滝は、静岡県藤枝市中心部から北に7km程度の場所。葉梨川(朝比奈川支流)上流部の白藤沢に懸かる七つの滝の総称である。行者の滝は、駐車場から続く遊歩道を数分歩くと見ることができる落差3mの小さな滝である。この滝からさらに上流の観音滝白藤の滝に遊歩道が続いている。
不動男女の滝
ふどうだんじょのたき
静岡県藤枝市岡部町新舟
分岐瀑20m
笹川
朝比奈川
中部44B2
34.95990/138.24350地図
不動男女の滝は、静岡県藤枝市を流れる笹川支流(朝比奈川支流)に懸かる落差20mの分岐瀑である。県道210 号線沿いの道の駅「玉露の里」付近から林道に入り滝の上流にある「新舟山岩滝不動尊」に通じる細い道を進むこと1km程度で滝への入り口。沢へと下ればこの滝の正面に立つことができる。何をもって「男女の滝」と呼ぶのかははっきりとしない。この滝の上流にも滝が見られるという。
福養の滝
ふくようのたき
静岡県静岡市葵区大間
段瀑130m
藁科川
安倍川
中部96A5
35.14530/138.22621地図
福養の滝は、静岡県静岡市葵区の七ッ峰(1533m)に源を発する藁科川に懸かる総落差130mの段瀑である。滝は二段に分かれていて、上段を雄滝、下段を雌滝と呼ばれている。駐車場から滝までは遊歩道が整備され、10分とかからず滝に到着することができる。観瀑台に到着すると足元に落差7m程度の小さな雌滝、その背後、木々に隙間に2段60mの主瀑を見ることができる。
大玉橋の滝
おおたまばしのたき
静岡県静岡市葵区大間
斜瀑10m
藁科川
安倍川
中部96A5
35.15330/138.23372地図
大玉橋の滝は、静岡県静岡市葵区にある落差10mの斜瀑である。県道60号線で福養の滝から笠張峠方面へ2km程度進んだ場所に架かる大玉橋の上流側に懸かる。
無名瀑
むめいばく
静岡県静岡市葵区横沢
直瀑5m
横沢
西河内川
中河内川
安倍川
中部96B5
35.13623/138.27261地図
静岡県葵区北西部に源を発する西河内川(安倍川支流)に懸かる「臥龍の滝」の案内板から県道を南に100m程度進んだ道路脇に懸かる名前のない落差5mの直瀑である。チョックストーンにより狭められた滝口から細く一直線に落ちている。
臥龍の滝
がりょうのたき
静岡県静岡市葵区横沢
直瀑5m
横沢
西河内川
中河内川
安倍川
中部96B5
35.13680/138.27237地図
臥龍の滝は、静岡県葵区北西部に源を発する西河内川に懸かる落差5mの直瀑である。県道189号線の臥龍橋の脇には臥龍の滝と案内板が立っているが、橋上から見た西河内川は巨大な岩が積み重なりその間を僅かに水が流れ落ちている状況だ。滝と呼んでいいのかも微妙である。かつて写真で見た滝の姿、岩石の配置と若干異なるのは大雨などの影響と思われる。この滝の場所は地理院の印では権現滝とある。この滝の別称が権現滝なのか、それとも別に権現滝があるのか情報が錯綜している。
無名瀑
むめいばく
静岡県静岡市葵区横沢
直瀑2m
西河内川
中河内川
安倍川
中部96B5
35.13699/138.27422地図
静岡市葵区を流れる西河内川に懸かる落差2mの名前のない直瀑である。県道189号線に架かる石橋の上流側に見ることができる。滝自体は小さなものだが、チョックストーンと緑と水のコントラストが美しい。
牛妻不動滝
うしづまふどうたき
静岡県静岡市葵区牛妻
段瀑15m
安倍川
中部96C6
35.06299/138.38011地図
牛妻不動滝は、静岡市葵区牛妻地区を流れる安倍川の支流に懸かる落差15mの段瀑である。3台程度駐車可能な駐車場から5分程度遊歩道を歩くと滝に到着する。遠目では二段の滝だが、滝壺まで近づくと直瀑にしか見えない。下段の直瀑は非常に整った形の良い直瀑である。なお、この地域ではクマの目撃情報があるため、注意は必要とのこと。
伊佐布北滝
いさぶきただき
静岡県静岡市清水区伊佐布
分岐瀑10m
庵原川
中部96C6
35.07097/138.45244地図
伊佐布北滝は、静岡市清水区西部を流れる庵原川に懸かる落差10mの分岐瀑である。新東名高速道路の側道、イズミプロセス社の前付近に「伊佐布の滝入口」という看板が立っている。遥か上空を通る新東名高速道路の下、看板に従って護岸された沢の左岸にある多少荒れた遊歩道を10分程度歩くと滝に到着する。