湧玉の滝3.20
湧玉の滝は、群馬県渋川市北橘町下箱田にある木曽三社神社境内に懸かる落差2mの伏流瀑である。この地の北東に聳える日本百名山・赤城山から流れ出た湧き水の一つで、水は浅い川となって境内を横切り鯉の泳ぐ小さな池に流れ込んでいる。
強清水の滝3.10
強清水の滝は、群馬県沼田市北部に聳える武尊山(2158m)南西麓に源を発する発知川の枝沢に懸かる落差10mを小さな段となって流れ落ちる滝だが、その上流は武尊山を構成する山の地中から湧き出した水が滝となった伏流瀑である。湿原で知られる玉原高原に続く県道266号線脇に見ることができる。
寺間善の滝2.33
寺間善の滝は、群馬県みなかみ町を流れる利根川右岸の枝沢である寺間沢に懸かる落差50mの段瀑である。木々に覆われてその殆どの姿を見ることができない。利根川に流れ落ちる直前の10m程度の姿のみ眺めることができる。旅館かじか荘あるいはその前の河原から見る。
珠簾の滝2.93
珠簾の滝は、群馬県みなかみ町を流れる利根川左岸に懸かる落差30mの斜瀑である。道の駅「みなかみ水紀行館」から遊歩道を20分程度歩く。利根川左岸に渡って鉄製の遊歩道を進むと諏訪峡大橋の手前で左手にこの滝を見ることができるが、遊歩道体と全貌を見ることができない。この付近の利根川ではアクティビティが豊富で、バンジージャンプする人の奇声やラフティングを楽しむ歓声が響き渡る。諏訪峡大橋上あるいは川からであれば全貌を見ることができる。
綱子の滝3.63
綱子の滝は、群馬県みなかみ町を流れる利根川の枝沢である奈女沢に懸かる落差10mの分岐瀑である。JR上越線「上牧駅」前の県道61号線を700m程度北上した場所で奈女沢温泉方面に向かって東進し300m程度の場所で沢に架かる橋の上から南側に見えている。滝前には広々と平らに広がった岩盤の上を浅く流れ出ている。その上を歩けば滝を間近に感じることができる。足元は滑るので注意が必要だ。