妹ヶ谷不動の滝2.93
妹ヶ谷不動の滝は、群馬県藤岡市南部を流れる三波川に懸かる落差10mの斜瀑である。妹ヶ谷不動尊の駐車場の手前の三波川に懸かる橋を渡り遊歩道を5分程度歩くと滝にたどり着く。滝は小さな上段から流れ出た水は向きを変え黒々とした岩肌を勢いよく流れ落ちている。滝は県道からも僅かに見ることができる。近くの桜山公園では冬桜が有名で、群馬県の郷土かるたである上毛かるたでは「三波石と共に名高い冬桜」と読まれている。なお三波石とは庭石として人気のあるこの地域でとれる石のこと。
八木沢(1)/不動の滝2.50
八木沢不動の滝は、群馬県藤岡市南部を流れる神流川の支流である荒沢川に懸かる落差3mの直瀑である。滝までのルートが分かりづらく、車の往来も少ないことから夏場は雑草が道を覆い隠すほどで、落石の危険にも注意が必要だ。林道に入ってから1km程度進んだ先で「三滝山不動尊入口」の立て札、その先の沢に小さな鳥居が現れる。その先に2つの滝を見ることができる。上流側にあるのが不動の滝だ。通常、水量は少ない。
八木沢(2)/無名瀑2.17
八木沢不動の滝は、群馬県藤岡市南部を流れる神流川の支流である荒沢川に懸かる落差3mの直瀑である。滝までのルートが分かりづらく、車の往来も少ないことから夏場は雑草が道を覆い隠すほどで、落石の危険にも注意が必要だ。林道に入ってから1km程度進んだ先で「三滝山不動尊入口」の立て札、その先の沢に小さな鳥居が現れる。その先に2つの滝を見ることができ、その下流側に懸かるのがこの滝で、名称は不明。斜めに走った岩脈が印象的だ。
夫婦滝2.77
夫婦滝は、埼玉県寄居町を流れる荒川の支流である風布川に懸かる直瀑で、落差3m程度を二条になって落ちている。ただし水量が少ない場合には二条のうち手前の滝が枯れてしまうようだ。周辺は「風のみち遊歩道」と銘打った遊歩道が整備されている。その入口にあるのがこの滝。斜面を下れば沢に降り立つことができ、暑い日などには涼を楽しむことができる。
日野沢三滝(3)/秩父華厳の滝3.37
秩父華厳の滝は埼玉県皆野町西部を流れる奈良尾川の上流部に流れる落差12mの直瀑である。滝の入り口は秩父三十四番札所の水潜寺から約600m進んだ場所にある。駐車場から売店の脇に延びる参道を100m程度進んだ場所に滝が懸かり、その滝壺の縁まで通じている。この滝の名は、その美しさが日光にある三名瀑・華厳の滝に似ていることから名付けられたと言われる。規模こそ日光・華厳の滝には及ばないが、均整の取れた姿は見事である。上流にある2つの滝と合わせて日野沢三滝と呼ばれる。その一つ上空滝(段瀑10m)に対して、下空滝とも呼ばれている。
日野沢三滝(1)/不動滝2.33
日野沢三滝は、埼玉県皆野町西部に源を発する日野沢川上流部に懸かる三つの滝の総称であり、その代表格が秩父華厳の滝である。三滝の中で最上流に懸かる不動滝は、日野沢川支流の奈良尾川右岸に懸かる落差21mの段瀑である。奈良尾川沿いの林道には案内表示が立てられてはいるが分かりづらい。滝に通じる橋は落ちてしまっているため近寄れず、林道から眺めるのが一般的のようだ。
日野沢三滝(2)/上空滝3.10
日野沢三滝は、埼玉県皆野町西部に源を発する日野沢川上流部に懸かる三つの滝の総称であり、その代表格が秩父華厳の滝である。最上流の不動滝に通じる林道の途中に案内板。その脇に登山道が延び、約400m程度歩くと落差10mの段瀑である上空滝に到着する。滝の50m程度下流に架かる小橋から眺めるの一般的だが、軽い渡渉の後、河原の石伝いに30m程度遡上を行うと下段の滝壺に辿り着く。
丸神の滝は、埼玉県小鹿野町北西部に聳える日本百名山・両神山(1723m)に源を発する小森川の枝沢に懸かる落差76mの三段の段瀑である。日本の滝100選にも選ばれている。滝の前にはちょっとした広場。滝壺はなく大きく切り込んだ岩の隙間に水が流れ落ちていく様子が見える。最下段の3段目を間近に体感することが出来る反面、76mの全貌を見ることはできない。滝見台から左岸の山に延びる登山道を上って進むと展望台があり、その場所からだと上段の滝(12m)、中段の滝(14m)を見ることができるが、展望台に至るには結構な高低差を上っていくため、それなりの準備が必要だ。