法伝の滝/下滝2.33
法伝の滝は、岐阜県郡上市八幡町を流れる長良川左岸に懸かる滝で、上下二つの滝を見ることができる。国道156号線沿いの入り口から幟の立ち並ぶ階段を上って1分程度で小さな滝に辿り着く。下の滝は落差5m程度の水量の少ない小さい滝で、赤茶けた岩肌が印象的な滝である。この滝のすぐ上流には主瀑である法伝の滝が落ちている。
法伝の滝/上滝2.77
法伝の滝は、岐阜県郡上市八幡町を流れる長良川左岸に懸かる滝で、上下二つの滝を見ることができる。国道156号線沿いの入り口から幟の立ち並ぶ階段を上って1分程度で小さな滝に辿り着く。さらに階段を進みこの滝に上に出ると少々広がるスペースの先に垂直に切り立った岩盤の間の細い切れ込みの間を落差15m程度となって落ちている。滝裏の岩盤の中程には、江戸時代前期の修験僧である円空作といわれる不動明王が祀られている。
亀尾島林道/無名瀑2.33
亀尾島林道/無名瀑2.33
亀尾島林道/虹の滝2.33
虹の滝は、岐阜県郡上市八幡町を流れる亀尾島川左岸に懸かる落差20mの分岐瀑である。林道分岐から林道を30分程度(2.2km)進んだ場所、いかにも渓谷沿いの林道といった雰囲気にそぐわない4階建の廃墟が目の前に現れる。その裏には朽ち果てた2階建の日本家屋もある。この建物が滝を観望できる目印だ。滝は林道から木々の隙間を通して亀尾島川の対岸の斜面に懸かっているが、注意しなければ気づかない程度のもの。谷に向って急斜面となっており、この滝の下から眺めるのは難しそうだ。
亀尾島林道/無名瀑2.50
西根の滝2.93
西根の滝は、岐阜県郡上市大和町を流れる長良川の支流である西根谷川に懸かる落差15mの段瀑である。長良川沿いを通る県道61号線を走行中に見ることもできる。夫婦橋の駐車スペースから水路沿いを50m程度進むと滝を間近に見ることができる。滝は上下二段となっていて、下段は中央にそそり立つ岩により分流され滝壺に落ちている。滝壺はコンクリートで固められたもので水深は1m程度ある。
あまが滝3.10
あまが滝は、岐阜県郡上市白鳥町野添地区を流れる牛道川の枝沢に懸かる落差20mの分岐瀑である。民家裏手の山を通る羽土林道のすぐ脇に見ることができるお手軽な滝である。整備が行き届いており開けた滝となっており、ちょっとした憩いの場となっているようだ。
京仏の滝2.00
京仏の滝は、岐阜県郡上市白鳥町の阿多岐ダム上流域のダム建設で残った採石場跡地に作られた落差23mの人工瀑であり、「京仏の滝公園」として整備された敷地の中にある。そそり立つ岩山の上から流れている予定だったが訪れた時は落ちる水もなく、滝壺も完全に干上がっており、草が生い茂っていた。当分の間、滝の水は流れていないと思われる。
日本の滝100選「阿弥陀ヶ滝」は、岐阜県郡上市北部に聳える大日ヶ岳(1709m)に源を発する前谷川支流に懸かる落差60mの直瀑である。正面から見るとこれ程までに垂直に流れ落ちる滝は見たことないほど。しかし滝壺近づくとその様相は大きく変わる。滝口から空中に向かって水が勢いよく飛び出している。滝の脇には小さな洞があって、中に阿弥陀如来(と思われる)が鎮座している。「裏見」することができる滝でもある。
魚返橋の滝2.77
霧ヶ滝2.77
霧ヶ滝は、岐阜県郡上市北部に聳える大日ヶ岳(1709m)に源を発する前谷川の枝沢に懸かる落差70mの直瀑であり、岩肌が剥き出しとなった高崖の上から細かい雫を落としている。県道314号線沿いに懸かる滝だが、水量が少なく案内板が立っている訳でもないため、気づかずに通り過ぎる人も多そうだ。防護壁の脇から進入し軽く斜面を登れば滝のほぼ真下にまで行くことができる。
長走滝3.37
長走滝は、岐阜県郡上市石徹白にある白山中居神社を流れる宮川の上流に懸かる落差15mの斜瀑であり、長さ50m程度を緩やかに流れ落ちる滑滝である。白山中居神社の東側の林道を650m程度進む。標柱には「長走滝 100m」とあったが、実際に歩いてみると300m程度はありそうだ。遊歩道は藪に覆われている場所もあり、野生動物でも出てこないかヒヤヒヤする。3分程度で林を抜けると鉄製の階段を下りて沢に立つ。
大滝3.10
大滝は、岐阜県郡上市北西部の石徹白地区を流れる石徹白川上流域に懸かる落差20mの直瀑である。白山に通じる石徹白登山口の駐車場から登山道とは異なる川沿いの林道を上流に向って進む。1km程度の場所で木々に覆われて入るが正面200m先に大滝を見ることができる。かつて案内板が立っていたと思われるような柱が2本立っている。さらに200m程度林道を進み滝の真横付近まで進むが、滝の姿は全く見ることができない。なお、ここまでの林道はあまり利用されていないのか藪に覆われた箇所やぬかるみなどもあり注意が必要だ。
無名瀑1.90
岐阜県郡上市北西部を流れる石徹白川の右岸を通る林道脇に懸かる落差7mの分岐瀑である。滝の直下は林道のすぐ脇ということでコンクリートで囲いが造られている。また、滝の脇は斜面の崩落があったのか最近法面工事が施されたようで、一部にブルーシートが掛けられていた。
無名瀑1.90