大滝2.27
大滝は、滋賀県大津市南部を流れる信楽川本流に懸かる落差4mの滝である。周囲に滝を示す標識などは一切ない。車を道路脇に止めて藪の中に分け入るとすぐに滝らしき姿が多少は見えるのだが撮影には適さない。本気で撮影を行うのであれば川の中に入らなければ無理だと思う。かなり無理して撮影することになった。
樋ノ谷の滝2.50
樋ノ谷の滝は、滋賀県大津市大石富川町を流れる信楽川の枝沢である樋ノ谷に懸かる落差3m程度の直瀑である。大津市南部の国道422号「富川トンネル」北側付近の旧道脇に沢に祠が祀られている。沢沿いの踏み跡伝いに150m程度進むと落差1m程度の前衛の滝が現れる。その滝を右岸から越えればこの滝が姿を現す。小さな滝壺をもった小さな滝だ。滝壺には一本の丸太が突き刺さっていた。
岩谷観音の滝2.33
岩谷観音の滝は、滋賀県甲賀市南部にある岩谷山仙禅寺(岩谷観音)の前を流れる岩谷川に懸かる落差2mの直瀑で、岩谷川に架かる岩谷橋のすぐ上流に見ることができる。この川に横たわる巨大な岩の脇から水が勢いよく流れ落ちている。滝の下流は護岸されているため趣はなく、道路から3m程度低い場所を流れているため川に下りることもできないため、ガードレール越しに見下ろす以外にない。
岩壺2.77
岩壺は、京都府井手町西部にある大正池の南西1km程度の玉川本流に懸かる落差1~2m程度の小さな二段の滝である。下段の滝のすぐ左岸の岩にポッカリと空いた甌穴が「岩壺」と呼ばれる奇岩で穴は思いの外大きい。玉川に沿って通る府道321号線沿いで案内板も立っている。案内板の脇から階段で滝に近づくことができる。
天上滝2.23
天上滝は、京都府井手町を流れる木津川支流の玉川に懸かる落差5mの直瀑である。道路脇の玉川に懸かっているのだが、冬季の緑少ない時期に訪れても草やススキに覆われて滝の全貌を見ることはできない。滝の存在を確認するだけにとどまった。