八壺渓谷/みそぎ滝3.10
みそぎ滝は、三重県桑名市北部の多度町の八壺渓谷を流れる多度川右岸の枝沢に懸かる落差18mの分岐瀑である。滝の前は「多度峡天然プール」として整備されており夏には多くの行楽客で賑わうという。滝の前まで道路が通じているが、100m程度手前の場所が広めの駐車スペースとなっているため、そこに駐車して滝前まで歩くのが良さそうだ。歩いて数分もかからない場所に見上げるほどの落差の滝が現れることに驚く。
山崎の滝2.33
山崎の滝は、岐阜県海津市南濃町山崎の民家の奥に懸かる落差7mの滝で、人工に作られた滝である。滝前は整備されていることから、近隣の住民から親しまれていることが感じられる。斜面を登って滝口に川はない。地中に埋められた水路から水が流れ出ているようだ。滝が落ちる場所には違和感があるが、滝自体は人工で作られたような姿ではなく自然の滝に近い。
奥条の滝2.33
奥条の滝は、岐阜県海津市南濃町奥条の羽根谷にある「さぼう遊学館」の外れに造られた落差5mの人工の滝である。積み上げられた石垣の上から均整の取れた水が一直線に落ちている。滝の右岸には「金水不動尊」が祀られている。施設内に滝について余り情報がないため、分かりづらい。
三が滝2.77
三が滝は、岐阜県大垣市上石津町を流れる牧田川の枝沢である南谷に懸かる落差12mの段瀑である。国道365号線から両側をフェンスに囲まれた農道を500m程度進んだ場所で滝の姿が僅かに望める。畑の脇に車を止め、水路沿いに100m程度歩くと熊捕獲用の罠が仕掛けられており、熊の出没の可能性があることが伺える。その裏すぐの場所が滝である。