湯舟川/女郎ヶ滝3.90
女郎ヶ滝は、兵庫県香美町村岡地区にある落差15m程度の直瀑である。「女郎」とは、遊女とか花魁などのこと。その名前のとおり、直瀑でありながら優雅に流れ落ちる姿は非常に艶かしく魅力的な滝だ。県道259号線のすぐ脇に懸かるお手軽の滝でありながら、これだけの滝を見ることができるのは貴重。にもかかわらず、近くの日本の滝100選・猿尾滝の存在が強すぎるのか知名度も低いようだ。この滝を示す案内板もない。
湯舟川/耀山・庭園の滝2.33
耀山・庭園の滝は、兵庫県香美町村岡地区ににある落差5m程度の分岐瀑で、耀山道端エコクラブにより整備されている庭園の裏手に懸かっている。滝についての案内は特になく、県道を通るときも庭園があることが認識できる程度で、その奥に滝があることなど中々気付きづらい。水量は少なめであるため、大雨の後に訪れるのが良いかも知れない。
作山川/作山川の滝3.10
作山川の滝は、兵庫県香美町村岡区南部を流れる作山川本流に懸かる落差7mの直瀑である。名称については正式な名称かどうかは分からない。滝は、日本の滝100選・猿尾滝の懸かる沢が作山川に合流する地点から400m程度の場所で案内板はないので存在を知らなければ足を止めることもなさそうだ。県道267号線を歩いていればその轟音で滝の存在に気づくことはできるだろう。
猿尾滝は、兵庫県香美町南東部を流れる作山川支流に懸かる落差60m(上段39m+下段21m)の段瀑であり、日本の滝100選の一つに選ばれている。滑らかな岩肌を滑り落ちていく様子は非常に優雅だ。滑り台の様な姿に興味をそそられるが無論滑ることは…。整備されているので見るのは非常に楽である。
作山川/ウナガ滝3.10
ウナガ滝は、兵庫県香美町村岡区南部を流れる作山川の枝沢であるウナガ滝川に懸かる落差10m程度の分岐瀑である。作山川上流にある日本の滝100選・猿尾滝に向かう途中の県道267号線から50m程度北側に見ることができる。この滝の上流にも3~4つの滝が連なっているという。
湯舟川/宿の滝2.93
宿の滝は、兵庫県香美町村岡区の宿地区に見られる落差15mの分岐瀑で、この地区を流れる湯舟川左岸に懸かっており、川沿いを通る国道9号の車窓からも見ることができる。国道9号から側道に入り湯舟川に架かる橋の手前から川の右岸を通る小道を上流に向かって50m、さらに河原に下りて50m程度進むと対岸に流れ落ちる滝の正面に立つことができる。
湯舟川/兎和野高原口の滝2.77
兎和野高原口の滝は、兵庫県香美町村岡区森脇を流れる湯舟川の左岸の枝沢に懸かる落差8mの直瀑である。この名称は正式名称かどうかは分からない。森脇の小滝とも呼ばれているようだ。国道9号線「兎和野高原口」の三叉路から県道89号線に入り、300m程度の場所で道路脇だが、ちょっと奥まった場所にあるため、存在を知らなければ見過ごしてしまいそうだ。滝の上流には畑が広がっているため水源は農業用水かも知れない。ただ滝の形は均整の取れた綺麗な姿だ。
大谷川/安養寺不動滝2.77
「安養寺」は、兵庫県香美町村岡区和池にある寺院で、枝垂れ桜の名所として知られている。その境内の奥に落差5mの直瀑が懸かっているのが不動滝である。この滝は人工的に造られた滝だが、水量豊富に落ちており、見応えのある滝である
湯舟川/池ヶ平の小滝2.50
池ヶ平の小滝は、兵庫県香美町村岡区池ヶ平を通る一般道沿いに懸かる落差3mの直瀑である。集落の裏手の林の中にある日吉神社に通じる坂道の途中に見ることができる。滝の脇にはプラスチック製のパイプが取り付けられているがおそらく坂道の融雪用に水を流すためのものと予想。滝の場所を教わった地元の方が撮影ならばとそのパイプを取り外してくれた。
久須部渓谷(1)/荒滝4.07
久須部渓谷は、兵庫県香美町西部の扇ノ山(1310m)に源を発する久須部川が創る渓谷である。この渓谷の上流部には落差30mの荒滝、渓谷の入り口にある食事処「滝見亭」の先に要の滝と三段の滝などを見ることができる。
荒滝は、兵庫県香美町南西部を流れる久須部川の上流域に懸かる落差30mの直瀑である。久須部渓谷入り口を横目にさらに林道を進み4.5km地点。林道脇に「荒滝」の標識が立つ。滝は林道の遥か下方。滝の落ちる音だけが聞こえる。林道からは斜面に遊歩道が続き下りること5分程度。しかし滝壺に下りるにはここからが少々難関。ロープに括り付けたアルミ梯子とガレ場の急斜面を降りなければならない。その分、滝壺の縁から見上げるこの荒滝は迫力満点だ。
荒滝は、兵庫県香美町南西部を流れる久須部川の上流域に懸かる落差30mの直瀑である。久須部渓谷入り口を横目にさらに林道を進み4.5km地点。林道脇に「荒滝」の標識が立つ。滝は林道の遥か下方。滝の落ちる音だけが聞こえる。林道からは斜面に遊歩道が続き下りること5分程度。しかし滝壺に下りるにはここからが少々難関。ロープに括り付けたアルミ梯子とガレ場の急斜面を降りなければならない。その分、滝壺の縁から見上げるこの荒滝は迫力満点だ。
久須部渓谷(5)/鈴音の滝2.07
久須部渓谷は、兵庫県香美町西部の扇ノ山(1310m)に源を発する久須部川が創る渓谷である。この渓谷の上流部には落差30mの荒滝、渓谷の入り口にある食事処「滝見亭」の先に要の滝と三段の滝などを見ることができる。
鈴音の滝は、兵庫県香美町南西部を流れる久須部川の右岸に静かに流れ落ちる落差20mの分岐瀑である。雨の後にしかその姿を見ることができない「幻の滝」とも呼ばれている。滝は、久須部渓谷入り口の駐車場のすぐ目の前に懸かり、水が流れていればすぐに気づく。かつては「鈴滝」と呼ばれていたはずだが、滝の前には「鈴音の滝」と案内板が立っている。
鈴音の滝は、兵庫県香美町南西部を流れる久須部川の右岸に静かに流れ落ちる落差20mの分岐瀑である。雨の後にしかその姿を見ることができない「幻の滝」とも呼ばれている。滝は、久須部渓谷入り口の駐車場のすぐ目の前に懸かり、水が流れていればすぐに気づく。かつては「鈴滝」と呼ばれていたはずだが、滝の前には「鈴音の滝」と案内板が立っている。
久須部渓谷(4)/要の滝2.93
久須部渓谷は、兵庫県香美町西部の扇ノ山(1310m)に源を発する久須部川が創る渓谷である。この渓谷の上流部には落差30mの荒滝、渓谷の入り口にある食事処「滝見亭」の先に要の滝と三段の滝などを見ることができる。
要の滝は、兵庫県香美町南西部を流れる久須部川の二つの沢が合流する場所で、久須部川本流である右沢に懸かる落差10mの分岐瀑であり、大きく2つに分かれて流れ落ちて分流瀑でもある。滝のすぐ近くまで近づくことができるが水量が豊富なときはその水しぶきが襲いかかってくる。広場から階段を上がって滝の上流にでるとその先にも見事な渓流が続く。東屋の立つ広場を挟んだ隣の左沢には三段滝が懸かる。
要の滝は、兵庫県香美町南西部を流れる久須部川の二つの沢が合流する場所で、久須部川本流である右沢に懸かる落差10mの分岐瀑であり、大きく2つに分かれて流れ落ちて分流瀑でもある。滝のすぐ近くまで近づくことができるが水量が豊富なときはその水しぶきが襲いかかってくる。広場から階段を上がって滝の上流にでるとその先にも見事な渓流が続く。東屋の立つ広場を挟んだ隣の左沢には三段滝が懸かる。
久須部渓谷(3)/三段滝2.77
久須部渓谷は、兵庫県香美町西部の扇ノ山(1310m)に源を発する久須部川が創る渓谷である。この渓谷の上流部には落差30mの荒滝、渓谷の入り口にある食事処「滝見亭」の先に要の滝と三段の滝などを見ることができる。
三段滝は、兵庫県香美町南西部を流れる久須部川の二つの沢が合流する場所で、向かって右側の左沢(大沢?)に懸かる落差10mの段瀑である。「三段滝」という名称ではあるが、この滝自体は直瀑である。この滝の上流にかかる「深山の滝」と小滝を合わせて三段滝と呼ぶという。東屋の立つ広場を挟んで隣の沢には要の滝が懸かる。その間の階段を上り、遊歩道を進み釣り堀の脇を通ってこの滝の上流に進むと深山の滝が懸かっている。
三段滝は、兵庫県香美町南西部を流れる久須部川の二つの沢が合流する場所で、向かって右側の左沢(大沢?)に懸かる落差10mの段瀑である。「三段滝」という名称ではあるが、この滝自体は直瀑である。この滝の上流にかかる「深山の滝」と小滝を合わせて三段滝と呼ぶという。東屋の立つ広場を挟んで隣の沢には要の滝が懸かる。その間の階段を上り、遊歩道を進み釣り堀の脇を通ってこの滝の上流に進むと深山の滝が懸かっている。
久須部渓谷(2)/深山の滝2.77
久須部渓谷は、兵庫県香美町西部の扇ノ山(1310m)に源を発する久須部川が創る渓谷である。この渓谷の上流部には落差30mの荒滝、渓谷の入り口にある食事処「滝見亭」の先に要の滝と三段の滝などを見ることができる。
深山の滝は、兵庫県香美町南西部を流れる久須部川の二つの沢が合流する場所に懸かる三段滝の上流に懸かる落差15mの段瀑で、もともと、下流の滝と合わせて三段滝を構成する滝という扱いともされるようだが、この滝だけでも非常に存在感のある見応えのある滝である。東屋の立つ広場を挟んで隣の沢には要の滝が懸かる。その間の階段を上り、遊歩道を進むと釣り堀のある広場。その脇を通ってこの滝の上流に進むとこの滝を見下ろすことができる。
深山の滝は、兵庫県香美町南西部を流れる久須部川の二つの沢が合流する場所に懸かる三段滝の上流に懸かる落差15mの段瀑で、もともと、下流の滝と合わせて三段滝を構成する滝という扱いともされるようだが、この滝だけでも非常に存在感のある見応えのある滝である。東屋の立つ広場を挟んで隣の沢には要の滝が懸かる。その間の階段を上り、遊歩道を進むと釣り堀のある広場。その脇を通ってこの滝の上流に進むとこの滝を見下ろすことができる。
湯舟川/雨乞いの滝2.17
雨乞いの滝は、兵庫県香美町南部を流れる矢田川支流の谷入川に懸かる落差8mの分岐瀑である。県道135号線脇に見ることが出来る。傍らに不動明王が祀られ、地元では「お滝さん」と呼ばれて親しまれている滝だ。
無名瀑2.67
兵庫県養父市大谷にある末広滝の上流に懸かる落差10m程度の滝で名称は不明。末広滝を探して林道を進めている際に偶然見つけた滝。林道から30m程度下に水が落ちる音がしたため、末広滝ではという期待を込め、危険覚悟で急斜面を下って沢に降りた。実際にはこの滝の100m程度下流に滝口が存在した。
末広滝3.63
末広滝は、兵庫県養父市を流れる八木川の枝沢に懸かる落差25mの斜瀑で、その名のとおり末広がりの姿が非常に印象的である。大谷地区の曹源寺の脇を通り北上。二岐の道を右に入り沢沿いの林道に入って300m程度進むとはじめてのU字カーブ。その先には堰堤が造られている。林道の脇、堰堤に向かって右手に登山道が続いている。堰堤を越えてすぐの場所が入渓地点。沢の右岸に石垣で整備された場所があるためそれを伝ってアプローチする方が危険が少ない。