瀧不動院の滝2.67
瀧不動院の滝は、奈良県香芝市尼寺地区にある瀧不動院の境内に懸かる滝行の滝である。細い車道終点に小さな駐車スペース。石段を上がって60m程度で本堂にたどり着く。本堂の左側から参道を100m程度進む滝音が響いている。滝周囲は板塀に囲まれた滝行の場だ。滝の中程から樋が延び一条の水を落とす姿が印象的だが、滝の本体はその背後の高さ10m程度の断崖の上を階段状に落ちている。訪問するなら水量が多めの時期を選んだほうが良さそうだ。
不動の滝2.50
不動の滝は、奈良県天理市南東部にある宝輝院の境内に懸かる落差4mの直瀑である。国道169号線のすぐ脇にある崇神天皇陵(第10代天皇と云われる)の脇の細い道を進んで1km程度に宝輝院の小さな門がある。門をくぐって50m程度進むと沢に下りることができる。滝口から太い樋が飛び出しているが水は落ちていない。水量が少ないと樋を流れない仕組みのようだ。
小鹿野不動滝3.03
小鹿野不動滝は、奈良県宇陀市北西部の榛原区に懸かる落差3mの直瀑である。滝の横に不動明王を祀る堂が建ち、地元では「お不動さん」と呼ばれている。滝の周囲は塀で囲まれているが、門戸は開かれていた。民家の脇から車幅ギリギリの林道に入りコンクリート舗装された林道を進む。滝から120mの場所まで車両乗入れが可能のようだが、500m程度手前から徒歩でアプローチするのが無難。下の集落内に案内板は一切見当たらなかったが、滝から300m程度の林道で初めて「不動の滝」と標識が現れ、どれだけ歩けば滝に到着するのかという不安を払拭してくれた。なお、ここに到着するには地域の方の協力があってこそだった。
無名瀑2.93
奈良県宇陀市北部を流れる宇陀川支流の荷阪川本流に懸かる落差8mの斜瀑である。「平成榛原子供のもり公園」から荷坂川上流に続く林道を1.8km程度東進した場所の橋のすぐ下流に見ることができるが一般的には林道から木々の間に見下ろすのみである。下流に沢に下りる降下地点というが、安全に下りられる確証が得られなかったことと水量が少なく見栄えもしない様子だったため、今回は見送った。
無名瀑3.03
奈良県宇陀市北部の室生湖(室生ダム)右岸の沢に懸かる落差4m程度の名のない斜瀑である。室生湖右岸を通る車道のすぐ脇に懸かる滝で、車道から見下ろして眺める。滝から流れた水は車道をくぐって室生湖に流れ込んでいる。滝を示す案内板はなく、ここで足を止める観光客もほとんどいないと思われる。
黒滝3.03
黒滝は、奈良県宇陀市北部を流れる宇陀川を堰き止めて出来た室生湖右岸の大谷に懸かる落差6mの直瀑である。谷に架かる大谷橋の下は大小の瓦礫に埋め尽くされたような谷で流れる水は全くと行っていいほど見当たらないような谷である。大谷橋の西詰めから大谷左岸に踏み跡程度の道があり、1分程度で杉林の奥に黒い岩盤に水が流れる姿が見える。水量が少ない時期だったようでほとんど水は流れていないようだ。
龍鎮渓谷(3)/龍鎮滝2.87
龍鎮渓谷は、奈良県宇陀市北部にある室生湖(室生ダム)に流れ込む深谷川により創られた渓谷である。
龍鎮滝は、龍鎮渓谷の下流域に懸かる落差3mの斜瀑である。渓谷入口から遊歩道を250m進むと龍鎮神社と書かれた標柱と鳥居がある。鳥居をくぐり石畳のスロープを下るとすぐ滝にたどり着く。水の力により滑らかに削られた岩盤と深いエメラルドグリーンの滝壺が特徴的な滝である。沢を挟んで対岸の斜面に鳥居が立てられその先に祠が祀られている。なお遊歩道からは滝の姿は見えていない。
龍鎮滝は、龍鎮渓谷の下流域に懸かる落差3mの斜瀑である。渓谷入口から遊歩道を250m進むと龍鎮神社と書かれた標柱と鳥居がある。鳥居をくぐり石畳のスロープを下るとすぐ滝にたどり着く。水の力により滑らかに削られた岩盤と深いエメラルドグリーンの滝壺が特徴的な滝である。沢を挟んで対岸の斜面に鳥居が立てられその先に祠が祀られている。なお遊歩道からは滝の姿は見えていない。
龍鎮渓谷(2)/比布滝3.20
龍鎮渓谷は、奈良県宇陀市北部にある室生湖(室生ダム)に流れ込む深谷川により創られた渓谷である。
比布滝は、龍鎮渓谷の上流域に懸かる落差5mの渓流瀑であり、上龍鎮滝にすぐ下流に懸かる。渓谷入口から約30分。登山道は比布滝と上龍鎮滝を高巻くために深谷川から一旦離れる。その場所から大小の岩が転がる沢に入り200m程度遡上するとこの滝があるが、実際に訪れた際は、すぐ上流に懸かる上龍鎮滝の一部と勘違いし、独立した滝とは思わなかった。
比布滝は、龍鎮渓谷の上流域に懸かる落差5mの渓流瀑であり、上龍鎮滝にすぐ下流に懸かる。渓谷入口から約30分。登山道は比布滝と上龍鎮滝を高巻くために深谷川から一旦離れる。その場所から大小の岩が転がる沢に入り200m程度遡上するとこの滝があるが、実際に訪れた際は、すぐ上流に懸かる上龍鎮滝の一部と勘違いし、独立した滝とは思わなかった。
龍鎮渓谷(1)/上龍鎮滝2.93
龍鎮渓谷は、奈良県宇陀市北部にある室生湖(室生ダム)に流れ込む深谷川により創られた渓谷である。
上龍鎮滝は、龍鎮渓谷の上流域に懸かる落差5mの斜瀑であり、比布滝にすぐ上流に懸かる。渓谷入口から約30分。登山道は比布滝と上龍鎮滝を高巻くために深谷川から一旦離れる。その場所から大小の岩が転がる沢に入り200m程度遡上すると渓流瀑比布滝の奥に見ることができる。なお、高巻く登山道を外れて沢に近づくとこの滝を崖の上から見下ろすことができるが、危険の割に見栄えはしない。
上龍鎮滝は、龍鎮渓谷の上流域に懸かる落差5mの斜瀑であり、比布滝にすぐ上流に懸かる。渓谷入口から約30分。登山道は比布滝と上龍鎮滝を高巻くために深谷川から一旦離れる。その場所から大小の岩が転がる沢に入り200m程度遡上すると渓流瀑比布滝の奥に見ることができる。なお、高巻く登山道を外れて沢に近づくとこの滝を崖の上から見下ろすことができるが、危険の割に見栄えはしない。
音羽滝2.93
音羽滝は、奈良県宇陀市南部を流れる石割川が西の川に合流する場所に懸かる落差5mの直瀑である。民家の前に懸かり車道からも見ることができる。西の川右岸の斜面を下れば滝前の河原に下りることができる。滝には水利用の黒いチューブが掛けられており少々残念だ。
奥の谷川の滝2.87
奥の谷川の滝は、奈良県宇陀市を流れる奥の谷川に懸かる落差6mの段瀑である。奥谷川沿いの林道から沢を見下ろすと杉林を通してその先に滝の姿が見える。滝は上下2段となっており形は非常に良い。しかし岩盤の色が赤茶けた不気味な色をしている。それは岩盤本来の色ではない。岩盤の中でも水が通った部分、さらに倒木にも同様に色づいているところから察すると上流から流れてきた水に何らかの成分が混ざっているものと思われる。