滝めぐり
 (2019.04.27)

小松の滝
こまつのたき
愛知県新城市布里小松
渓流瀑2m
豊川
中部41G2
34.99071/137.53343地図
小松の滝は、愛知県新城市を流れる豊川本流に懸かる落差2m程度の渓流瀑である。豊川に架かる国道257号線・小松橋のすぐ上流にあり、小松橋のトラス構造の隙間から見下ろすことになる。小松橋には歩道のスペースはないため、背後を通る車両には特に注意が必要。豊川左岸からであれば河原に下りられそうだが、採石場の私有地となっているため関係者以外は立入禁止。採石場入り口付近から対岸を見ると小松橋にほど近い右岸に分岐瀑が懸かっているがこれは右岸に作られた用水路の放水と思われる。
源氏向不動滝
げんじむかいふどうたき
愛知県新城市只持源氏向
直瀑12m
豊川
中部41G1
35.00387/137.52504地図
源氏向不動滝は、愛知県新城市北部の只持地区を流れる豊川左岸の枝沢に懸かる落差12mの直瀑である。国道257号線に懸かる只持不動滝(分岐瀑10m)を横目に800m程度進むと「広見ヤナ」の施設がある。その養殖場(訪問時空)の奥の杉林を流れる沢の左岸沿いに踏み跡程度の遊歩道を200m程度歩くと現れる。あまり人が訪れることもないのか少々荒れているので足元には注意が必要。滝は水量次第では迫力の姿を見ることができるという。
愛郷不動滝
あいごうふどうたき
愛知県新城市愛郷
斜瀑10m
豊川
中部56D6
35.03076/137.51303地図
愛郷不動滝は、愛知県新城市を流れる豊川の支流に懸かる落差10mの斜瀑である。平成20年頃に廃校された「明泉愛郷スクール」の敷地内から滝を目指す。滝の下流は護岸工事された面白みのないコンクリート造の沢となっており、その縁を歩けば難なく滝にたどり着く。ただし滝に前に立つには流れる水の中1m程度の堰堤をよじ登る必要がある。林の中を通る場合は2m程度の高さから木伝いに滝の直下に下りる。末広がりの滝は是非沢に降りて見上げたい。
川向不動滝
かわむきふどうたき
愛知県北設楽郡設楽町川向
段瀑9m
戸神川
豊川
中部56D4
35.12147/137.55372地図
川向不動滝は、愛知県設楽町を流れる豊川支流の戸神川の枝沢に懸かる落差9mの段瀑で、大きく二段となって落ちている。滝に向かうには設楽大橋から北に1.8km程度進んだ場所で沢沿いの道に入り道なりに700m程度進んだ場所の遊歩道入口から300m程度で脇に白い鳥居の立つ段瀑が現れる。上段は直瀑、その水が下段で末広に広がる形の良い滝だ。上段と下段の間に遊歩道が横切るガードレールで作られた橋が架けられ、渡るのが少々不安に感じる。
延坂不動滝
のべざかふどうたき
愛知県北設楽郡設楽町川向滝壺
斜瀑11m
境川
豊川
中部56E4
35.11530/137.57012地図
延坂不動滝は、愛知県設楽町を流れる境川の枝沢に懸かる落差11mの斜瀑である。国道257号線に架かる設楽大橋から北に500m程度の場所で、県道10号線から見て境川の対岸を通る林道からも姿を見ることができる。林道から枝沢右岸の踏み跡を辿って50m程度歩けば滝だが、滝前は倒木が覆いかぶさり少々荒れている。
無名瀑
むめいばく
愛知県北設楽郡設楽町八橋
分岐瀑6m
境川
豊川
中部56E4
35.12632/137.58407地図
愛知県設楽町を流れる境川右岸の枝沢で県道10号線の道路脇に見られる小さな無名の分岐瀑である。当初、この滝を八橋不動滝と思っていたが、後日、確認してみるとこの滝とは形状が異なることが判明し、別の滝として記録した。
無名瀑
むめいばく
愛知県北設楽郡設楽町八橋
斜瀑6m
境川
豊川
中部56E3
35.14614/137.60314地図
愛知県設楽町北東部を流れる境川左岸の枝沢に懸かる落差6m程度の無名の斜瀑で、県道10号線の道路脇に見ることができるお手軽な滝である。県道沿いに広めの路肩があり、その目と鼻の先に滝がある。特に案内板があるわけではないので、足を止める人も少なさそうだ。
油戸川不動滝
ゆどがわふどうたき
愛知県北設楽郡設楽町油戸
本流瀑2m
油戸川
津具川
大入川
大千瀬川
天竜川
中部56F2
35.17296/137.62226地図
油戸川不動滝は、愛知県設楽町北東部を流れる油戸川本流に懸かる落差2mの本流瀑である。水量が少ない時期は水流が大きく2つに分かれ流れ落ちるが、水量が豊富な時期は15mもの川幅一杯に広がって落ちるという。滝の右岸には不動明王が祀られた祠が建っている。愛知県指定の天然記念物を擁する津具八幡宮から南に350m程度の場所に位置する。
猪古里不動滝
いのしごおりふどうたき
愛知県北設楽郡豊根村板宇場
斜瀑12m
猪古里川
板宇場川
大入川
大千瀬川
天竜川
中部56G2
35.18639/137.67826地図
猪古里不動滝は、愛知県豊根村を流れる猪古里川に懸かる落差12mの斜瀑である。県道426号線の道路脇に見ることのできるお気軽な滝である。滝前には、注連縄が掛けられ、滝の左側には不動明王が祀られており、信仰の深さをうかがい知ることができる。滝前のガードレールに「不動橋」というプレートが掲げられているのも目印。県道は細いので車両の往来には注意したい。
鼓ヶ滝
つづみがたき
愛知県北設楽郡豊根村板宇場
斜瀑15m
板宇場川
大入川
大千瀬川
天竜川
中部56G1
35.21417/137.68039地図
鼓ヶ滝は、愛知県豊根村北部を流れる板宇場川の枝沢に懸かる落差15mの斜瀑である。旅館「御宿 清水館」のすぐ裏手に懸かる滝で、滝へはこの旅館の敷地を通った先に遊歩道が滝まで通じている。少々荒れた遊歩道を進む。30m程度下ると河原に着く。河原を50m程度上流に向かえばV字に切れ込んだ谷の中央に勢いよく流れ落ちる滝を見ることができる。旅館の100m先の道路沿いに「鼓ヶ滝」という案内標識が立っており遊歩道が続いているが、ここから滝には行くことは出来ないので注意が必要。かつて通じていた遊歩道を旅館が分断してしまったという。案内標識の移動が待たれる。
不動滝
ふどうたき
愛知県北設楽郡豊根村上黒川
分岐瀑8m
瀬難沢
坂宇場川
大入川
大千瀬川
天竜川
中部56G3
35.15413/137.69048地図
不動滝は、愛知県豊根村南部を流れる坂宇場川の枝沢である瀬難沢に懸かる落差8mの分岐瀑である。国道151号線から坂宇場川に架かる塩瀬橋を渡った先の左側の林道を50mの場所に入渓地点があり数分で沢に着く。沢に架かる丸太橋を渡って斜面を上ると祠が建っているが、不動様は留守だったか。滝に近づくには先程の丸太橋の手前から藪掻き、浅めの沢を軽く遡上すれば滝は目の前だ。
新井滝
あらいたき
愛知県北設楽郡豊根村三沢新井
段瀑20m
新井沢
間黒川
古真立川
大入川
大千瀬川
天竜川
中部56G2
35.18367/137.72856地図
新井滝は、愛知県豊根村を流れる間黒川の枝沢である新井沢に懸かる落差20m程度の段瀑である。県道14号線と県道426号線が合流する地点から50m程度西に進んだ場所で県道14号線のすぐ脇に懸かる。滝は一見すると落差12m程度の分岐瀑のように見えるが、上方をよく見ると水が流れ落ちる上段の姿を確認できる。滝に近づこうとするも下段の滝の最下部の周囲は急斜面であり無理すれば下りれそうだが自重した。
茶尾不動の滝
ちゃおふどうのたき
愛知県北設楽郡豊根村三沢茶尾
斜瀑10m
古真立川
大入川
天竜川
中部56H2
35.17636/137.75074地図
茶尾不動の滝は、愛知県豊根村北部を流れる古真立川の枝沢に懸かる落差10mの斜瀑である。県道426号線沿いに見ることができ、道路と滝の間には紙垂の付けられた注連縄が掛けられた信仰の滝である。滝の右岸側、道路脇に取り付けられたコンクリート製のU字溝を頼りに斜面を下れば滝のすぐ下まで近づくことができる。
大立不動滝
おおだてふどうたき
愛知県北設楽郡豊根村古真立
段瀑25m
古真立川
大入川
大千瀬川
天竜川
中部56H3
35.16207/137.75041地図
不動滝は、愛知県豊根村を流れる古真立川の枝沢に懸かる落差25mの段瀑であり、下段は県道429号線のすぐ脇に見られるお気軽な滝である。滝の左手(右岸)に祠が立っており、中には不動明王が祀られている。その祠の脇を通り、急な斜面を下っていけば滝壺の縁に立つことができる。滝の西側が開けているため西日に照らされて虹が架かる瞬間もあった。滝のすぐ下流にも小滝が懸かり、県道から見ると段瀑のように見ることもできる。
魚留滝
うおどめたき
愛知県北設楽郡東栄町振草
斜瀑11m
下粟代川
大千瀬川
天竜川
中部56F5
35.08773/137.63663地図
魚留滝は、愛知県東栄町西部を流れる下粟代川に懸かる落差11mの斜瀑である。県道424号線沿いにあるが県道から見ることは出来ない。さらに滝の位置する場所のすぐ脇に「釜の上公園」という公園があるが、そこからも滝の姿を見ることは出来ない。滝を見るには100m程度下った場所の斜面によく見ると丸太の階段が設置されており、平坦な場所に出たら上流に向かって比較的平坦な遊歩道を100m程度折り返すとこの滝に到着する。滝近くには急斜面があるので注意が必要だ。
月不動滝
つきふどうたき
愛知県北設楽郡東栄町月東
段瀑7m
御殿川
大千瀬川
天竜川
中部56F5
35.07887/137.66683地図
月不動滝は、愛知県東栄町月地区にある落差7mの段瀑である。国道473号線から集落裏手を通る林道に入り500m程度進んだ場所の右手に祠が建っている。扉が閉ざされていたため中は確認できないがおそらく不動明王が祀られていると思われる。その横が小さな沢となっており10m程度奥まった場所の岩肌に僅かに水が滴っているのが確認できる。沢の左岸から踏み跡を辿って進めば滝に近づくことができる。