弁天滝は、京都府綾部市東部に聳える頭巾山(871m)に源を発する古和木川の支流・大谷に懸かる落差20mを3段で落ちる段瀑である。残念ながら滝の下流には廊下状の沢となっており滝下から全貌を見るということは難しい。林道から木々の間を通して見下ろすということになる。林道ゲート横の大岩の上には弁財天が祀られている。

京都府綾部市北東部を通る府道1号線から府道771号線に入り1.3km地点の分岐を右にとり大谷沿いの林道を2.5km程度で行き止まり。林道後半の1km程度は悪路となるので注意は必要だ。行き止まり地点から左沢に沿って200m程度歩く。

『日本滝名鑑4000滝』 (No.2261)

『日本の滝②　西日本767滝』 (P.197-1)

草壁川(大岩の滝→無名瀑→槇の滝)→弁天滝→新鞍谷(大滝→夫婦滝)→白滝→奥の谷不動滝→野鹿谷(野鹿の滝→鱒止の滝)