草壁川/大岩の滝2.93
大岩の滝は、京都府綾部市を流れる草壁川左岸に懸かる落差60mほどの段瀑である。案内板が立つ場所から対岸を見ると5~6段となって落ちる白い筋が見える。木々の緑に覆われて少々見づらく、全貌を見るなら木の葉が落ちる時期を選んだほうが良さそうだ。分岐した道を下側に進むと沢に通じる遊歩道で河原に降り立つ。滝の正面に立つと下段部の姿を間近に見ることができる。軽く渡渉すれば滝をより近くに感じることができる。
草壁川/無名瀑2.67
京都府綾部市を流れる草壁川右岸の枝沢に懸かる落差30mほどの無名の段瀑である。府道51号線の槇の滝入口から通じる遊歩道を250m程度歩くと左手に何段かになって落ちる姿を見ることができる。水量は少なめではあったが、規模といい形といい名称があっても不思議ではないように思うが、時期によっては完全に水が枯れてしまうのだろうか。
草壁川/槇の滝2.67
槇の滝は、京都府綾部市北東部にある草壁地区を流れる草壁川の枝沢に懸かる落差20mの段瀑である。府道51号線に立つ「槇の滝0.4km」との案内板から林道を歩くと10分もかからずに滝に到着する。滝前で横切るコンクリート舗装の路面は滝壺から溢れた出た水が覆っていた。林道から見える滝は少なくとも三段で思いの外規模感があって美瀑だ。滝右岸の岩を伝えば難なく滝の中段を間近に見ることができる。見事な滝壺も見ものだ。
弁天滝3.10
弁天滝は、京都府綾部市東部に聳える頭巾山(871m)に源を発する古和木川の支流・大谷に懸かる落差20mを3段で落ちる段瀑である。残念ながら滝の下流には廊下状の沢となっており滝下から全貌を見るということは難しい。林道から木々の間を通して見下ろすということになる。林道ゲート横の大岩の上には弁財天が祀られている。
新鞍谷/大滝3.70
新鞍谷大滝は、福井県おおい町西部に源を発する佐分利川の枝沢である新鞍谷を代表する落差37mの段瀑である。県道1号線から新鞍谷林道に入り100m程度の場所にある獣害防止ゲートを開けて林道に入る。1.3km地点のカーブの先に滝の全貌が見えている。案内板から沢沿いに踏み跡を辿れば滝を間近に見上げることができる。滝の右手に不動明王が祀られていることから、不動滝とも呼ばれている。
新鞍谷/夫婦滝2.50
新鞍谷夫婦滝は、福井県おおい町西部に源を発する佐分利川である新鞍谷の大滝の上流に懸かる滝で、左沢に落差30mの雄滝、右沢に落差10mの雌滝を見ることができる。いずれの滝も水量が少なく、雌滝に至ってはどの部分が滝なのか撮影に悩む程度のものである。
白滝3.37
白滝は、福井県おおい町西部を流れる坂本川の枝沢に懸かる落差15mの段瀑である。県道16号線からも僅かに見ることができるが走行中の車窓から気づくのは難しそうだ。道路脇の駐車スペース前の堰堤の下流の浅瀬を選んで対岸に渡り杉林の中の踏み跡を辿って100m程度枝沢に沿って歩くと滝を間近に見ることができる。滝は落差の小さな上段と落差10m程度の下段の滝とに分かれる。近づきすぎると上段は見えない。
奥の谷不動滝3.37
奥の谷不動滝は、福井県おおい町南部を流れる坂本川の枝沢である奥の谷に懸かる落差38mの分岐瀑である。奥の谷沿いの林道を入口の獣害防止ゲートから450m程度にある巨大な砂防ダムを越えた場所から急斜面のがれ場を注意しながら約20m下降。河原に下りて150m程度上流に遡上すると迫力のある滝は目の前だ。なお林道を進むと滝口のすぐ上流を横切るが分かるのは滝の存在のみ。
野鹿谷(1)/野鹿の滝3.37
野鹿の滝は、福井県おおい町南部を流れる南川上流部の野鹿谷に懸かる落差25mの段瀑である。車道から20m程度下りると沢に辿り着く。上流に足を進め、岩を回り込むと、野鹿の滝が正面に現れる。足下に注意しながら、小さな岩を伝って対岸に渡るのが絶景ポイント。
野鹿谷(2)/鱒止の滝2.33
野鹿の滝から渓流沿いに遊歩道を少し下りていく。50m程度もするとそこは行き止まり。丁度、鱒止めの滝の真上のよう。その先に進む術はなく、一度車道まで引き返し、車道を100m程度下った所に遊歩道入り口から滝に向かう。急な斜面を沢におり、沢に下りて少し遡っていけば鱒止めの滝に辿り着く。滝壺には魚の姿もあった。