勝蓮花の滝3.37
勝蓮花の滝は、福井県越前市西部を流れる丸岡川本流に懸かる落差10m程度の段瀑である。県道19号沿いにあり案内板が立っているが少し分かりづらい。三叉路の先に入り口があり小さな茶屋風の建物の脇の遊歩道を20m程度歩くと小さな観瀑台。その先50m程度にこの滝が懸かる。上流の小さな段瀑を過ぎたあとに末広がりに流れ落ちており、訪問した日は水量が多ったようで中々の迫力だった。観瀑台から滝に近づく道は封鎖されており、観瀑台脇の斜面も急であるため、滝をに近づくのは難しそうだ。滝下から眺めたら見事だろうと想像する。
無名瀑2.40
福井市西部を流れる一光川(いかりがわ)の左岸の枝沢に懸かる無名の滝で県道183号の道路脇に懸かる。滝の前は残念なことにロープが懸けられ、倒木などが折り重なり少々残念な姿で、写真写りは宜しくない。滝下はコンクリートで護岸されたもので、県道下の放水管を伝ってその先の一光川に注いでいる。多少なりとも整備されるともう少し見栄えがするのだが。
ふんどしの滝2.77
ふんどしの滝は、福井県福井市西部を流れる一光川(いかりがわ)左岸に懸かる落差12mの斜瀑である。一光川沿いに通る県道183号の「いたどり橋」の上から眺めることとなる。その名が表すとおりふんどしを垂らしたように細く長く流れ落ちているのが特徴だ。橋から至近距離に懸かる滝であるため、撮影するには超広角レンズが必要となる。今回は、11mm(APS-C)の縦向きで撮影した。
五太子の滝/五太子の滝3.37
五太子の滝は、福井市西部を流れる一光川本流に懸かる落差20mの直瀑である。県道183号脇に案内板が立ち、これに従い坂道を下ると駐車場がある。駐車場から遊歩道を数分歩くと岩陰に小さな観瀑台がある。さらに遊歩道の階段で大岩を越えると滝を間近に見ることのできる広場として整備されている。ここから見る滝は迫力満点だ。広場の橋からは河原に下りることが出き、大小の岩を伝って滝壺に近づけば水飛沫を浴びて気持ちが良い。滝の水音が、鼓を打つ響きに似ているところから別名「鳴滝」とも呼ばれる。また、「五太子」の名前の由来は、第15代天皇である応神天皇の末裔にあるという。
五太子の滝/小滝2.50
福井市西部を流れる一光川本流に懸かる落差20mの名勝・五太子の滝のすぐ下流で遊歩道の脇に懸かる小滝は、落差3m程度の斜瀑である。遊歩道を少し逸れるとこの滝のためと思われる観瀑台があるが、2019年の訪問時には雑草が生い茂り少々荒れていた。この観瀑台の下にも下りることができるが、河原までは下りるには少し危険が伴うので自己責任で。この滝を正面から見るのは難しそうだ。滝は勢いよく流れ落ち、中程で軽くヒョングリしている。遊歩道を進むとこの滝の滝口を上から眺めることができる。
駐車場から五太子の滝に向かう遊歩道の途中にある小さな滝。しかし水の流れは迫力がある。
無名瀑2.50
福井市西部を通る県道3号沿いに見られる落差5m程度の無名の直瀑(多分)である。県道脇に立つ小さな赤い鳥居が目印でその裏に滝が懸かっている。しかし、滝との間に木々が生い茂っており、その姿をはっきりと見ることはできない。県道と谷底の間は急斜面となっており、簡単には下りることが出きなさそうだ。滝から数百m程度下流に谷に下りれそうな場所があり、遡上覚悟で進めば滝の正面に立てるかも知れない。
刀那の滝2.93
刀那の滝は、福井県鯖江市北東部を流れる河和田川上流に懸かる落差7mの直瀑である。県道25号「戸口トンネル」から南に250m程度進んだ場所に「刀那の郷」と書かれた案内板が立つ。これを目印に東に折れて進むと滝を示す案内板が立つ。集落を越えて進みと獣害用ネットに塞がれた林道となる。獣害用ネットを開けて進むと「刀那の滝600m」との標識が立つ。細い林道の中、車を進めると600mの場所のヘアピンカーブに滝への入口がある。遊歩道を5分程度で滝に到着する。途中、渡渉する場所があるので注意が必要。滝にはかなり近くまで近づくことができる。滝壺に鎮座する苔むした岩など雰囲気の良い滝だ。
京堂の滝2.67
京堂の滝は、福井県越前市東部を流れる服部川の支流に懸かる落差100mの段瀑である。越前市中心部から県道2号線を東進し横住町。集落の間を抜けて支流沿いの林道を南下すると前方に大きな堰堤が現れる。堰堤下に向かって分かれた林道が続く。堰堤前を通ってそのまま100m程度進むとカーブの奥に滝の姿が現れる。雑草の生い茂った上を歩いて10m程度、目の前には随分と高い場所から段々と落ちてくる滝がある。水量はそれほど多くはない。訪問した10月は滝の前に木が生い茂っており滝は見えづらい状態だった。葉が落ちる時期に少し離れた場所から眺めると全貌を見ることができるかも知れない。
荒谷の滝3.37
荒谷の滝は、福井県越前市南部を流れる日野川支流の穴田川上流部に懸かる落差15mの段瀑である。北陸自動車道「日野山トンネル」北口付近の荒谷町にある日野神社の前の駐車場(2台)から遊歩道を通って10分程度で滝が現れる。滝の下流から苔むした階段を上がって進む。足元は滑りやすいので注意は必要だが、最上段の滝にたどり着くと均整の取れた分岐瀑を目の前にすることができる。