滝の不動滝2.33
滝の不動滝は、三重県伊賀市にあるセントレイクスゴルフ倶楽部の敷地内に懸かる斜瀑で、「滝の不動明王」が祀られている場所である。ゴルフ場のゲートをくぐって200m程度進むと右手に沢に下る林道が現れる。100mも進めば駐車スペースがある。参道を少し歩くとお堂がありその下に滝が落ちる。脇には樋から一条の水も落ちている。お堂の奥にも勢いよく流れ落ちる斜瀑が続いている。上流がゴルフ場であるためか、水が汚れ、長時間は居られないほど臭いが酷く、残念な滝だ。
黒渕の滝2.77
黒渕の滝は、三重県伊賀市南部を流れる前深瀬川に懸かる落差3mの直瀑である。別名「観音滝」とも呼ばれている。高尾地区の県道39号沿いにあり案内板も立てられて分かりやすい。滝口周辺の白っぽい岩場が大きく落ち込み、その下に深そうな淵を形成している。この滝を見ることが出来る場所は滝の右岸の限られたスペースしかない。
八重滝2.23
八重滝は、三重県名張市南部を流れる名張川支流の花瀬川に懸かる落差8m程度の段瀑である。八重の名は小さな段差が幾つも連続していることからだろうが、目立つものは3つ程度。幅狭の県道693号沿いだが、道路から見えるのは1つのみ。急斜面を5mほど下れば沢底に辿り着く。少々荒れてはいたが幾つも小さな滝を越えていくのも楽しい。県道には駐車スペースがないので注意が必要。
日神渓(4)/不動滝2.07
日神渓は三重県名張市南部を流れる名張川支流の大谷の流れる溪谷である。溪谷入口から数分歩くと滝名の書かれた大きな案内板が現れる。枝沢の断崖に懸かるのが日神不動滝のようだが、訪れた時には僅かに湿っている程度。大雨の後でもないと滝らしい姿は見えなさそうだ。この沢が合流する場所から本沢を少し遡ると小滝が懸かる。
日神渓(3)/小滝2.77
日神渓は三重県名張市南部を流れる名張川支流の大谷の流れる溪谷である。溪谷入口から数分歩き日神不動滝と書かれた案内板の少し先。溪谷沿いの遊歩道から見下ろした場所に小滝が懸かっている。滝前に出るには不動滝の下流、本流に合流する場所から入渓し少し遡れば可能。ただし、水量が多い場合には特に注意をした方がよい。
日神渓(2)/大滝2.93
日神渓は三重県名張市南部を流れる名張川支流の大谷の流れる溪谷である。溪谷入口から小滝を経て20分程度歩くと落差7mの大滝が現れる。遊歩道から少し下れば滝壺の縁に立てる。目の前に立ちはだかる断崖。その中央にV 字の切れ込みから流れ落ちる滝も滝壺はもとても清々しいもの。願わくは水量がもう少し欲しいところだ。
日神渓(1)/いもづかの滝2.33
日神渓は三重県名張市南部を流れる名張川支流の大谷の流れる溪谷である。いもづかの滝は、この溪谷の上流にある落差8m、幅6mの分岐瀑であり、その下流には幾つかの釜を従えた美しい滝である。溪谷入口から遊歩道で小滝、大滝を経てを経て30分程度歩くと林道に出る。さらに10分程度歩くと滝への入口。沢沿いに150m程度で滝の前に出る。
小杉谷の滝2.67
小杉谷の滝は、奈良県御杖村南部、高見山北麓を流れる小杉谷に懸かる落差4mの直瀑である。県道31号の終点、西杉自然遊園への林道入口にある。半分整備された斜面を5m程度下れば滝前に辿り着く。水量次第で川幅一杯に流れ落ちそうものだが、あいにくの好天続きで、端に僅かに流れ落ちる程度だった。
足谷の滝2.67
足谷の滝は、奈良県御杖村南部を流れる桃俣川の枝沢である足谷に懸かる落差15m、長さ50m程度の斜瀑である。桃俣集落の細い道路を進むと足谷に架かる小さな橋。橋こすぐ上流に滝の最下部を見ることができる。橋の手前から沢に下り、大きな岩をよじ登ると50m程度先から急斜面を流れ落ちる様子を見ることができる。
香落渓/夫婦滝1.90
夫婦滝は、三重県名張市南部のを青蓮寺ダムの上流部の峡谷である香落渓の左岸に懸かる落差20mの段瀑である。県道81号沿いに案内板が立ち、そのすぐ裏手の沢に滝が懸かっているが水量が極めて少なく、雨後で水量が増した時でないと滝と認識することさえ難しそうだ。
香落渓/羅漢滝2.07
羅漢滝は、三重県名張市南部にある青蓮寺ダムの上流右岸の枝沢に懸かる落差13mの斜瀑である。県道81号の羅漢橋の奥にあるが、訪れた6月は滝の前を木々が覆ってしまい滝の姿はほとんど見ることはできない上に水量も少なくて見映えはしなかった。葉の落ちる季節かつ雨後を狙って訪れた方が良さそうだ。
月ノ瀬滝3.10
月ノ瀬滝は、三重県名張市南部を流れる青蓮寺川支流の布生川に懸かる落差8mの分岐瀑である。滝に近づくことはできず、県道694号からガードレール越しの観望となる。道と滝の間に雑草が生い茂り、僅かな隙間からの撮影となった。