御滝2.23
御滝は、愛知県豊田市野入町を流れる野入川本流に懸かる落差2mの渓流瀑である。国道153号沿いにあるケーキ屋「ブルーベリーこみち」の駐車場のすぐ裏手にある。滝の真横では滝の落ちる音が聞こえるものの木々と藪に遮られて見ることはできない。50m程度下流から踏み跡を下ると護岸された川縁を歩いて滝に近づこうと試みたものの、訪問したのが夏だったためか、生い茂った雑草に阻まれて進めず、敢え無く少し離れた場所からの撮影となった。
須田滝2.50
須田滝は、愛知県豊田市大野瀬町を流れる野入川に本流に懸かる落差5mの斜瀑である。国道153号から旧道に入って50m程度の場所で、道路から見下ろすことになるが、訪問した日はあいにく川との間に背丈以上の雑草に遮られ滝の流れる音しか感じることができなかった。そのため今回はドローンにより5m程度の場所からの空撮のみとなった。
梨野不動滝3.80
梨野不動滝は、愛知県豊田市北東部を流れる矢作川の支流である大桑谷川に懸かる落差22mの斜瀑である。駐車場には最近設置されたと思われる案内板が立つ。その脇に渓谷への入口がある。急な斜面に設置された階段を下りること10分程度、約80m程度降下した場所に滝が懸かる。遊歩道途中の少し高い場所から見下ろすも、浅めの沢に下りて正面から滝を見るのもよし。豪快に水を落とす姿は見事の一言だ。
ます止めの滝(1)/上滝2.50
ます止めの滝は、長野県根羽村小戸名地区を流れる矢作川本流に懸かる2つの滝の総称であり、それぞれの滝との間は200m程度離れている。落差3m程度の上滝は、県道46号沿いの流れにあり、道路脇が広めの路肩となっている場所から50m程度東に進んだガードレールの隙間に入渓ポイントがある。踏み跡程度のある斜面を下り雑木林を潜って岩場に出ると滝を正面に見ることができる。
ます止めの滝(2)/下滝2.77
ます止めの滝は、長野県根羽村小戸名地区を流れる矢作川本流に懸かる2つの滝の総称であり、それぞれの滝との間は200m程度離れている。落差3m程度を滑るように落ちる下滝は、県道46号「ぐみのトンネル」東出口前で分かれる旧道を100m程度進むと広い駐車スペースがある。その脇から斜面を下ると滝の正面に出る。滝までは30m程度離れている。
芝の沢の滝2.93
芝の沢の滝は、長野県平谷村を流れる平谷川の枝沢である芝の沢に懸かる落差20mの滝である。国道418号のすぐ脇に懸かる滝で国道の下を潜ったあとさらに滝となって平谷川に落ちている。道路脇の滝は通常は分岐瀑だが、訪問した時は大雨の後だったため水量が多くヒョングリした直瀑となっていた。滝の前を鉄のワイヤーが数本通っているのは景観的に残念なところだ。この滝は『日本滝名鑑4000』では、「黒岩の滝」と紹介されている。
浅間洞の滝2.67
浅間洞の滝は、長野県平谷村平松地区の国道153号沿いに祀られている浅間神社の脇に懸かる落差6mの斜瀑である。道の駅「信州平谷村」から1km程度北東に進んだ集落の端にある。石段を10段程度上り鳥居を潜る。滝の落ちる沢は向かって右手にあり、滝の前にはしめ縄が掛けられている。沢との間にはフェンスが設置されているが端の部分が空けられており滝に下りることができるかと期待したがそれはなく、コンクリートで護岸された高さ2m程度の場所で眺めるのみだ。
無名瀑2.93
岐阜県恵那市東部で長野県平谷村との境界を流れる上村川の枝沢に懸かる落差6m程度の無名の直瀑である。上村川沿いの国道418号を走行中に藪と雑草に覆われた沢の先10m程度の場所に白く流れ落ちる姿を僅かに確認することができた。沢の右岸に入渓ポイントがある。入り口の藪をかき分け進むとすぐに滝前だ。滝は均整の取れた滝で林に囲まれた分、秘境感もあり雰囲気のよい滝だ。
無名瀑2.93
岐阜県恵那市上矢作町と長野県平谷村との境界線を流れる上村川の枝沢に懸かる落差6mの無名の滝である。上村川沿いに通る国道418号のすぐ脇に懸かっており車中からもはっきりと見ることができる。この滝の上段にも幾つかの小滝が続いているのが見える。
大平不動滝3.37
大平不動滝は、岐阜県恵那市南東部を流れる上村川左岸に懸かる落差40mの直瀑である。国道418号線に立つ案内板の立つ場所から対岸を望むと木々の間に白く流れ落ちる大きな滝を見ることができる。滝の流れる沢が大平谷という沢で、その名前から「大平」不動滝と呼ばれている。ただし、案内板には「不動の滝」としか書いてはいない。かつては滝の周囲は木々に覆われて見づらかったようだが、観光資源として10年ほど前に滝の周囲の木々を伐採して、滝を見やすくしたようだ。
寿老滝3.47
寿老滝は、岐阜県恵那市南部の屏風山(794m)南麓を流れる大滝川に懸かる落差14mの直瀑であり、大きく二条となっているが向かって右側の滝は水量が多く迫力がある。この滝への経路は国道418号や途中の一般道にも案内標識が立っているのでたどり着くのは容易い。滝の周辺も公園のように整備されており家族連れで涼を求めて訪れる人も多そうだ。道路からも見ることができ左岸右岸どちらからも近づくこともでき深い滝壺ではないので安全な水浴びにはもってこいだ。
小滝3.53
小滝は、岐阜県恵那市三郷町を流れる椋実川の上流に懸かる落差8mの段瀑であるが、その下流にも幾つかの段瀑が連なっているため、すべてを合わせると20~30mの落差は優にあり、林道入り口から小滝までの500m程度の遊歩道を歩く間も目を楽しませてくれる。国道418号から寿老滝を目指す途中にある「小滝へ1000m」との案内板に導かれて入り口にたどり着く。