不破の滝3.37
不破の滝は、岐阜県垂井町北部に聳える池田山(924m)に源を発する大滝川に懸かる落差15mの分岐瀑である。岐阜県南西部にある日本の滝100選の一つ、養老の滝を女滝と呼ぶのに対して、この滝は男滝と呼ばれている。かつて、この滝の前には天に向かってまっすぐに伸びていた一本杉が印象的だったが、気象災害のためか、今その姿がなくなっている。林道すぐに立つお堂から滝へと続く道も途中の沢で寸断され易々とは滝に近づくことはできない。早い復旧を願うばかりだ。(2021年春)
無名瀑2.07
岐阜県垂井町北部の大滝川右岸の枝沢に懸かる落差10m程度の滝。大滝川上流の不破の滝に通じる林道の途中にあり、水量が多い場合にはその水は林道を横切ることもある。
小滝2.07
小滝は、岐阜県垂井町北部を流れる大滝川の枝沢に懸かる落差5mの分岐瀑である。大滝川上流の不破の滝に通じる林道の途中、手前1km程度の場所に小さな案内板が立っている。登山道を5分程度進めば滝の近くに着く。滝から10m程度の場所で登山道は途切れる。そこは三脚さえ満足に立てられない狭い場所だったが、そもそも撮影にこだわりたいとはとても言えないもの。
与九郎滝2.93
与九郎滝は、滋賀県米原市北部を流れる姉川上流部の黒谷に懸かる落差10m程度の段瀑である。県道40号沿いに立つ案内板に従って県道を折れて進むとかなり広い駐車場が広がっている。その北端に説明板があり、滝へと導いている。人ひとり通れる程度の橋を渡り斜面を下っていくと右手に滝が現れる。さらに梯子を下りて沢に到着。振り返れば、この滝の下段部分を見ることができる。合わせて10m程度はあろうかの大きさではあるが、上段は規模は小さく、下段に比べて見劣りする。