水木谷/水木谷の滝3.37
水木谷の滝は、滋賀県甲賀市東部に聳える御在所山(1210m)に源を発する野洲川支流の水木谷に懸かる落差10mの直瀑である。国道477号(鈴鹿スカイライン)で県境から2km程度西側の場所で道路脇に小さな駐車スペースがある。その傍らに「水木谷の滝5分」の案内板が立つ。目の前の沢は稲ヶ谷で、水木谷は橋の手前で分岐している小さな沢だ。その沢には明瞭な道はなく、ガレ場と岩場の連続、そして数回の渡渉が必要となる。案内板が示す「5分」とはいかず約15分程度で滝に到着した。
西多古知谷大滝2.93
西多古知谷大滝は、三重県菰野町を流れる三滝川に懸かる落差50mの直瀑である。滋賀県と三重県の県境となる「武平峠」から国道477号を1km程度、三重県側に東進すると目の前の高崖のに水が落ちるのを見ることができる。水量は少な目のようだ。滝の水は道路の下を潜って三滝川に合流している。滝の近くは路肩も少なく、車の往来を考えると滝を眺めるには少し危険。観瀑台かどうかは分からないが、国道脇に高台があるので、そこから滝を見上げるのが無難だ。
西山不動滝2.33
西山不動滝は、三重県四日市市西山町にある不動尊の脇に懸かる直瀑。住宅街にいくつかの道標があり滝まで導いてくれるが、道路は舗装されているものの細いため大型車での通行は不可。駐車スペースからお堂の前を過ぎて谷に向かうとすぐに水が落ちる音が聞こえる。正面に落差5m程度で水を落とす滝が見える。また足元すぐ右側の場所にも滝が落ちている。途中に沢に降りることができそうな崩れかかった斜面があった。そこから下りれば沢に降り立ってこの2つの滝を同時に眺める事ができそうだったが、足場が悪そうだったので自重した。